StableDiffusionの冒険3 ステップ数
StableDiffusionで遊んでいて、わりと悩むのがSTEP数の設定。
STEP数はぶっちゃけ演算時間と完全に比例しているので、ようするにSTPE数=精度、という感じのイメージで捉えていました。
じゃあ、どれぐらい画質や正確さ(蕩け)が変わるんだ? というのを実際に比べてみると……あれ? という場合もやっぱりあったのでした。
というわけで、実験結果。例によって呪文は拾いものをいじってあります。
Prompt
renaissance ln illustration character promotional art lotr anime key visual portrait|very beautiful teens medieval girl,long hair,perfect pupil,symmetrical perfect face fine detail delicate features quiet gaze|standing in a meadow with a nice view|bust shot,shot size mls,eye level|Sony α7,15mm Lens,f1.8|studio photo,cinematic lighting|trending pixiv fanbox|by greg rutkowski makoto shinkai takashi takeuchi
Cfg Scale(guidance_scale)
15
画像サイズ
448x576
では、出力結果をどうぞ。
STEP数75以下の別人っぽさがけっこうあります。そして、STEP数30がドストライク。100以上はもう間違い探しレベルですね、これ。
こちらは比較的順当に精度が上がっていった変化という感じした。やっぱりSTEP数150以上は間違い探しレベルで差がありません。
これならSTEP数75で回してSeed値探すのがいいかな。
こちらも同じ傾向。
比較的順当に精度が上がっていった感じです。100が微妙だけど。
150以上はやっぱり間違い探しですね。
こちらもほぼ期待通りに精度が上がっている感じです。ただ、30のまま進化してくれた方が良かったのが残念。
ここまでは、ほぼ予想の範囲内だったのでした……
え? なぜ?
ステップ数100以下とSTEP数150以上、別人ですよね!?
ていうか、性別まで変わってません?
そして、STEP数200。君だけ、コレジャナイです。
結論
STEP数は上げれば良い、というものではなく2次元系では出力画像そのものがガラッと変わる性質を持つことがあるみたいです。
呪文によってこの傾向はガラッと変わったりするかもしれませんが。二次元テイストなので、こうなった可能性は結構高い気がします。
そして、ほぼ共通して言えるのは例外はあるけどSTEP数150以上はほとんど意味が無いですね。
同様に30未満は画像として成立していない作業中状態になるのもほぼほぼ確定。これより低いと下絵探しとしてもちょっと機能しない感じです。
ですので、好みを探るのは30~100の間の数値でいくつか出してみると面白いかも知れません。
それにしても、最後は本当にちゃんとした結果なんだろうか。時間をおいて、やりなおしてみよう……
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