ねんごろり

大学生してます / 勉強や趣味のことを書いていきたい / マンガ・アニメ・映画・小説 …

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大学生してます / 勉強や趣味のことを書いていきたい / マンガ・アニメ・映画・小説 /イラスト

記事一覧

星の子どもたち 三星たま短編集 ~感想~

「青春フィート」、「星の影」が特に好きだった。 一番好きなのは、星の影。 絵がとてもかわいくてセリフもとても心地よくて、全体的にふんわりとした雰囲気でありながら…

ねんごろり
10か月前
9

呪いと性春 文野紋短編集 ~感想~

かなり前に購入してからずっと本棚の奥に眠っていたマンガ。 最近文野紋先生の、ミューズの真髄って漫画を読んでひどく感銘を受けたものだから、この漫画の存在思い出して…

ねんごろり
10か月前
5

さよならの生涯(内田実)を読んだので感想書きます

おもしろかったです。 後半に置いてあるお話が特に私は好きでした。 『ループ▶』という作品を堺に、独創的な世界観のストーリになったように思う。 なにか章構成?とい…

22

アカイリンゴ6(ムラタコウジ)を読んだので感想

お母さんそうだったのか…… これはかなり衝撃的だったな.ご家庭の影響を強く受けて自分の気持ちに重い蓋を被せていたんだな. お母さん(月子さん)の幼少期の追憶の描…

21

こういうのがいい6(双龍)を読んだので感想

双龍さんのマンガ.6月も新刊出してたのに,今月も読めるなんて幸せすぎる.ありがとう双龍先生. つい最近,集英社の半額セールがあったので電子でも全巻購入してる.や…

15

懐かないかのじょ。(いくたはな)を読んだので感想

いくたはな先生の作品は「懐かないかのじょ。」が初めてになります。 めっちゃ良かった…… 朝からとても満たされた気持ちになったので、溜まってる課題頑張ろうと思いま…

12

日なたとたんぽぽ(柴田文)を読んだので感想

こんなにこころがほんわかするマンガがあっていいのか!!!!!!!! こんなにキャラクターに寄り添いたくなるマンガがあっていいのか!!!! ベットに飛び込んでウツ…

8

君のくれるまずい飴(冬虫カイコ)を読んだので感想

冬虫カイコさんの作品は「君のくれるまずい飴」が初めてになります。 シリアスなお話の間に挟んである、あまりにも短く、くすっと笑ってしまうようなお話。これが私は好き…

7

橙は、半透明に二度寝する(阿部洋一)を読んだので感想

久しぶりに阿部洋一さんの漫画を読んだ。 メロンブックスかジュンク堂においてあった、羊の女の子が先輩のこと大好きすぎて、世界滅んじゃった的な、そんなお話が初めての…

8

ソラニン新装版(浅野いにお)を読んだので感想

今まで浅野いにおさんの漫画は読むのに時間がかかるし、内容を理解するのに時間もかかるしで、少しだけ距離をおいていたところがあった。 毎日のなかで読むには重すぎる。…

19

OLと人魚(司馬 舞)を読んだので感想

司馬舞さんの作品は『OLと人魚』が初めてになる。とてもおもしろかったです!感情の描写がとてもいいなって思いました。 とても柔らかいタッチで繊細な感情を表現する作家…

5

苦楽外(宮澤ひしを)を読んだので感想

宮澤ひしを先生の作品は今回が初めてになる。 表紙が本当に目を引く。美しい。絵が本当にうまい。私はもともと「青」が好きだから、それも目を引いた理由になっているとは…

4

メランコリア 上下(道満晴明)を読んだので感想

道満晴明さんの作品は初めて読んだ。 短いストーリーの断片が継ぎはぎになって全体の作品を紡いでいくといった感じ。とても読んでいてエネルギーのいる漫画だなと感じた。…

11

赤坂アカ先生について知るだけのnote①

赤坂アカ先生のオススメ漫画 Youtube① 2023年4月26日に放送されたYotubeがソースの情報になります。 34:35あたりから赤坂アカ先生のお話。 01:09:03あたりから再び…

9

「推しの子」はめっちゃおもしろい。めっちゃおもしろいから深く理解したいっていう決意表明

久しぶりの没頭 最近「推しの子」というアニメにドはまりしてしまった。もう頭から離れない。これはもう完全に推しの子の世界に住みかけているな……  こういった経験は…

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星の子どもたち 三星たま短編集 ~感想~

星の子どもたち 三星たま短編集 ~感想~

「青春フィート」、「星の影」が特に好きだった。

一番好きなのは、星の影。

絵がとてもかわいくてセリフもとても心地よくて、全体的にふんわりとした雰囲気でありながら、あるべきところではしっかりと感情をフラッシュさせるので、とても満足感の高いマンガだった。

星の影の最後のオチ。あれは最高だったなぁ。声を出して悶絶……するくらいに最高だった。

影になってまうんです。それで二人にしかわからない告白を

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呪いと性春 文野紋短編集 ~感想~

呪いと性春 文野紋短編集 ~感想~

かなり前に購入してからずっと本棚の奥に眠っていたマンガ。

最近文野紋先生の、ミューズの真髄って漫画を読んでひどく感銘を受けたものだから、この漫画の存在思い出して引きずり出してきた。

短編集って結構尖ってるからどうだろうなって思いながら読んだけど、やっぱり文野先生の短編も「おしっこしながら舐める」とか、結構といろいろ性癖が全開だった。

でも私は別にそういう表現は苦手じゃないし、うわーって声出し

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さよならの生涯(内田実)を読んだので感想書きます

さよならの生涯(内田実)を読んだので感想書きます

おもしろかったです。

後半に置いてあるお話が特に私は好きでした。

『ループ▶』という作品を堺に、独創的な世界観のストーリになったように思う。

なにか章構成?というか、ストーリーの置き方にこだわりがあるのだろうか。そんなことを考えているが、どうなんだろう。

『甘露の残光』が一番好きかな。

世界観が本当に独創的で、いままでに出会ったことのない感じのお話だったように思う。

絶対に失敗できない

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アカイリンゴ6(ムラタコウジ)を読んだので感想

アカイリンゴ6(ムラタコウジ)を読んだので感想

お母さんそうだったのか……

これはかなり衝撃的だったな.ご家庭の影響を強く受けて自分の気持ちに重い蓋を被せていたんだな.

お母さん(月子さん)の幼少期の追憶の描写がとてもとても,それはもうとても……

noteにどれだけ直接的な言葉を使って書いてもいいのかわからないから,あまりそういうことが書かないでおこう.保険としてね.

それにしても,光のあの変わりようはなんだ.あの一瞬でなにがあった?

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こういうのがいい6(双龍)を読んだので感想

こういうのがいい6(双龍)を読んだので感想

双龍さんのマンガ.6月も新刊出してたのに,今月も読めるなんて幸せすぎる.ありがとう双龍先生.

つい最近,集英社の半額セールがあったので電子でも全巻購入してる.やっぱり電子でも持っておきたくなるんだよな,好きな漫画って.

特に最近は部屋がぐちゃぐちゃになってきてるので,紙媒体で持っていたくない気持ちが高まりつつある.もっと広い部屋に住んでてお金もあればいいんだけどね.あいにく上京してきた大学生の

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懐かないかのじょ。(いくたはな)を読んだので感想

懐かないかのじょ。(いくたはな)を読んだので感想

いくたはな先生の作品は「懐かないかのじょ。」が初めてになります。

めっちゃ良かった……

朝からとても満たされた気持ちになったので、溜まってる課題頑張ろうと思います。

以下、ちょっとした感想。

都さんはマンガのなかでは冴えない地味系(素朴系)ということなのだけれど、私の好み的に一番この作品ではかわいい魅力的な女の人に映りました。ストーリーを読み進めていくなかで、かわいいと思えたのではなくて(

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日なたとたんぽぽ(柴田文)を読んだので感想

日なたとたんぽぽ(柴田文)を読んだので感想

こんなにこころがほんわかするマンガがあっていいのか!!!!!!!!

こんなにキャラクターに寄り添いたくなるマンガがあっていいのか!!!!

ベットに飛び込んでウツボのデスロールしたくなるくらい作品が尊い!!!

尊すぎる!!!!!!!!

二人は過去にも知らないうちにある形で出会っていたみたいだけど。大きくなってから二人が『見知らぬ人』として出会って、そうして二人で暮らしていくことになって……

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君のくれるまずい飴(冬虫カイコ)を読んだので感想

君のくれるまずい飴(冬虫カイコ)を読んだので感想

冬虫カイコさんの作品は「君のくれるまずい飴」が初めてになります。

シリアスなお話の間に挟んである、あまりにも短く、くすっと笑ってしまうようなお話。これが私は好きだなと思った。

ここに、なにか冬虫カイコさんらしさを感じた。いままで読んできて、初めての笑いだったような気がしたので。

個人的には「さよなら」で一番笑ってしまった。

えっ!?

なにこれっ!?

本当にそれだけの感想してもてないのだ

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橙は、半透明に二度寝する(阿部洋一)を読んだので感想

橙は、半透明に二度寝する(阿部洋一)を読んだので感想

久しぶりに阿部洋一さんの漫画を読んだ。

メロンブックスかジュンク堂においてあった、羊の女の子が先輩のこと大好きすぎて、世界滅んじゃった的な、そんなお話が初めての出会いだったかな。ディストピアを先輩とどうやって生きていくのかみたいな、でもその世界は実は……。てな感じのお話だったかな。とにかく世界観が今まで読んできたマンガのなかでは比較できないほどに、ぶっ飛んでいて個人的に衝撃を受けたのを覚えていて

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ソラニン新装版(浅野いにお)を読んだので感想

ソラニン新装版(浅野いにお)を読んだので感想

今まで浅野いにおさんの漫画は読むのに時間がかかるし、内容を理解するのに時間もかかるしで、少しだけ距離をおいていたところがあった。

毎日のなかで読むには重すぎる。それがわたしの、浅野いにおさんの漫画全般に言える感想だ。

とにかくストーリーが濃厚で、書き込みも緻密。絵もうまい。最近の漫画って暇つぶしに流れるように読まれるよう設計されているものも多いけど、この浅野いにおさんの漫画に至っては決してその

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OLと人魚(司馬 舞)を読んだので感想

OLと人魚(司馬 舞)を読んだので感想

司馬舞さんの作品は『OLと人魚』が初めてになる。とてもおもしろかったです!感情の描写がとてもいいなって思いました。

とても柔らかいタッチで繊細な感情を表現する作家さんだなって思った。ストーリーも分かりやすく、あまり読者が迷走することのないようなそんな感じ。(短編集って作家さんの尖った部分を強調してる面もあるじゃないですか。何言ってるんだ、この作家さんは? とか……)

昔話がベースになっている話

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苦楽外(宮澤ひしを)を読んだので感想

苦楽外(宮澤ひしを)を読んだので感想

宮澤ひしを先生の作品は今回が初めてになる。

表紙が本当に目を引く。美しい。絵が本当にうまい。私はもともと「青」が好きだから、それも目を引いた理由になっているとは思うが。やはり「青」は無条件で芸術になるなぁ…。そう思わされるくらいに青い表紙。マンガ表紙コンテストに出したら、まちがいなく上位にランクインするんじゃないかな……知らんけど。

一応は一読したので、感想を書いていく。まだあまり理解できてい

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メランコリア 上下(道満晴明)を読んだので感想

メランコリア 上下(道満晴明)を読んだので感想

道満晴明さんの作品は初めて読んだ。

短いストーリーの断片が継ぎはぎになって全体の作品を紡いでいくといった感じ。とても読んでいてエネルギーのいる漫画だなと感じた。

それくらいストーリーが緻密に設計されており、一つの短編(話)を見ても満足、それを繋ぎ合わせて壮大な世界観として読んでも大満足といったような、とても罪深い漫画だと思う。

もう少し読者を休ませておくれ。こんな漫画を読んでしまっては、Tw

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赤坂アカ先生について知るだけのnote①

赤坂アカ先生について知るだけのnote①


赤坂アカ先生のオススメ漫画

Youtube①

2023年4月26日に放送されたYotubeがソースの情報になります。
34:35あたりから赤坂アカ先生のお話。
01:09:03あたりから再び赤坂アカ先生のお話。

◆ハチワンダイバー

◆GANTZ

Youtube②

◆君のことが大大大大大好きな100人の彼女

Web記事①

◆School Rumble

◆「ちはやふる」の末次由紀先

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「推しの子」はめっちゃおもしろい。めっちゃおもしろいから深く理解したいっていう決意表明

「推しの子」はめっちゃおもしろい。めっちゃおもしろいから深く理解したいっていう決意表明

久しぶりの没頭 最近「推しの子」というアニメにドはまりしてしまった。もう頭から離れない。これはもう完全に推しの子の世界に住みかけているな……

 こういった経験は何度かある。わたしが初めてオタク文化にジャブったときは大学生になりたてのとき。ちょうど親元を離れて自由になったときだった。そのときにまず、虜にされたのが「ドメスティックな彼女」だったな。

 いままでの私の凝り固まった「マンガとは子供が見

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