「セシルの女王」と「ガラスの仮面」
昨日「めちゃくちゃ面白い!」と書いた「セシルの女王」。
7巻では「王子と乞食」の話が。
王子エドワードと、乞食のトム・キャンティが入れ替わってしまうという。
「おお、マーク・トウェインの創作まで織り込まれてる!」とちょっとテンション高くなってしまった。
後から「王子と乞食ってマーク・トウェインの全くの創作よね?
元になった史実なんてないよね?」と確認してしまったw
(そんな史実はありません)
そして「王子と乞食」と言えば思い出すのは「ガラスの仮面」。
高校生のヒロイン・北島マヤが、映画でたったワンシーンのチョイ役のために必死で役作りをしたり、やっとのことで手に入れた大衆演劇のチョイ役で先輩俳優に意地悪されながら泥まんじゅうを食べたりという武者修行をしている中で、ライバル姫川亜弓様は「王子と乞食」でひとり二役に挑む。
子供向け演劇だからと決して手を抜いたりせずに真剣に役作りをする、努力の天才・姫川亜弓様。
劇中劇「王子と乞食」が出てくるのはコミックス6巻。
1977年発行とのこと。
この時期の「ガラかめ」はもう~本当に巻を措く能わず。
もう少し巻が進んだ時点で学校でお友だちから借りて読んでたのですが、「続き!早く!」て感じで借りたらもうイッキに読み終わって、次の巻の発売が待ち遠しかった。
いつの間にか「次の巻」が出なくなってしまって。
雑誌掲載のエピソードをコミックスに入れる時に全面描き直ししたことで美内先生の中でも迷いが出来てしまったのかなぁ。
「ガラかめ」は姫川亜弓様が事故で大怪我をしてしまった世界線と、事故の起こってない世界線、ふたつに分かれてしまってると理解してますが。
(きちんと追っかけてないので違ってるかも)
もう諦めてしまった人もたくさんいると思うけど私も半分以上は諦めているけれど、それでも完結を待ってます。