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幸せになるのが怖い。

「幸せ恐怖症」という言葉がある。自分は幸せになったらいけないのではないか・今の幸せは続かないであろう等、幸せが怖くなる症状だ。わたしは幸せになるのが怖い、というよりは、幸せになる自分が想像できない。

多分わたしは来年大きな幸せを手に入れるんだけど、この一年何か大きな災難とか病気が自分に襲いかかるのではないかという妄想に取り憑かれている。

それか幸せを手に入れたとしても、そのあと同じくらい大きな不幸が訪れるのではないかという不安。

だから楽しいはずの1年後の自分の姿が想像できなくて、モヤモヤしている。

幸せが怖い具体的な原因はおそらく家庭環境だ。

わたしは母子家庭で育ったので、母親の苦労をたくさん見てきた。だから母親を差し置いて自分が幸せになって良いのかとか、小さい時から母親を見て育ったからか、幸せになった自分の大人の姿を想像することができなかった。

今の人生はありがたいことに、優しい友達に恵まれて、大好きな東京で働き、大切にしてくれる彼氏もいる。だけど家庭環境や精神面で苦労も多かった人生だ。

一個の苦労があると、何個幸せがあっても不幸に飲み込まれてしまう気がして、幸せな人生か?と聞かれてもやはり苦労の方が多い人生に感じる。

でもそろそろ本当に幸せになりたい。たくさんの苦労を背負ってきたのだからわたしは幸せなるはずだ。

というような気の持ちようが大切なのかな。わたしは幸せだ、幸せになるという考えをして強制的に不安を消していくしかないのかもしれない。


あなたは幸せになって良いのだよ、と言われたい。

まずは「わたしは幸せになって良いんだよ」って毎日自分に優しく話しかけてみようかな。

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