CSM研修を終えて
2022/11/28から2022/12/02の5日間午後からCSM研修という研修を受けてきました
講師は日本人唯一の認定スクラムトレーナーのebackyさん
本研修は、今まで受けてきた受け身研修とは異なり、
「スクラムマスターとしてどう見て、どう考え、どう行動するか」
というトレーニングをする研修でした
研修での「ふるまい」に応じてスクラムマスターとしての適性が認められた場合のみ、CSM認定試験の受験案内メールが来て、合格すると認定スクラムマスター (Certified ScrumMaster) となります
なんとかメールは来たので、今年中に受験しようと思います
5日間を通りしての気づき
関連性はあくまで関連性である
すべての活動において頑張って関連性をつけないといけないというわけではないという張り詰めたところが安心した点はあります
そもそも、現在地から目標(ゴール)からは直線に行けない
いろんな側面を持った矢印となるので、関連性を見つけるのを諦めることも大切だということは気づきでした
大味で課題を捉えすぎているという黄色信号であるということに気づきました
その場合は、課題について詳細化して、別の矢印を見つけて関連性が別にある意識をもつことを学びました
フィードバックの有意義さ
Netflix で利用されているフィードバックのガイドライン「4A」はご存知でしょうか
私自身、これは社内勉強かコーチングの資格かどこかで学んだと思います
ただ、この研修を通して大切さに改めて気づきを得ました
自分と課題を分けて捉えフィードバック、
チーム力自己力の向上へ、
自己管理型のスクラムチームへと成長する要素になるので、
意識して取り組みたいです
タイムラインでのふりかえり
あなたは5日前から今まで何をしてたか正確に順序正しく言えますか?
多くの人は難しいですよね今日の朝の出来事さえ順序正しく憶えているかも怪しい
忘却曲線でもどんどん記憶は忘れていきます
我々が行った研修5日のタイムラインですらうる覚えでした
つまり、イベントの不足、順序性の誤認は絶対です
スクラムチームが作るタイムラインはインパクトの順番に
操作されたモノへと変化していってしまうということは
念頭においておかないといけないということを身をもって知りました
情報の欠損により、本当にそれは正しいカイゼンとなるのか?
とせっかくのふりかえりが不完全な活動となるということですね
人間の行動は習慣の集まり
人間の行動は習慣の積み重ね
これはわかってることなのに言語化で納得した点でした
スラムマスターはプレイヤーであってプレイヤーではないのです
習慣の行動を変えることに気づきを与え、
その気づきや変化スピードを上げることに力を注いでいくことが
大切となります
悪習慣を料理するためにもスクラムの3本柱である透明性・検査・適応がかかってきますよね
Doneの捉え方
これです、これ
スクラムのDevsを2年強、スクラムマスターを10ヶ月強やって今に至りますなのに、Done が正しく認識できていなかったと感じました
これがスクラムで良く言われる
理解することは簡単だが実践には困難が伴う
ということです
Done と Acceptance Criteria の順序性は聞いていると当たり前じゃんと思いますが、
これまた実践するのは難しく研修ではとても私が悩んで、
参加者とディスカッションして、
そしてまた悩んだところでした
研修を通して、活動変容を起こしきれなかった、分析がしきれなかったのはこの順序として正しく腹落ちができなかったから、望まれていない順序で考えてしまっていたからだと思っておりますむずかしさを味わうことも研修の意義だったとは思いますが…
さて現場に戻ってどうでしょうか、ここが今私ができることですので改めて
Done と Acceptance Criteria の関係性を考えてみます
感想
案外、CSM研修に来る人はスクラムマスターではない人が大半で驚きました
私自身は1年弱スクラムマスターとして仕事をし、かつスクラムコーチに認められて研修を受講しました
人、会社それぞれなんですね
学問的な話としては、スクラムの背景知識(集団心理学、組織学)を改めて学ぶべきだと感じました
スクラムコーチからのフィードバックで、集団心理学を学ぶことで Working Agreement の重要性を考えてたこともありますが、もっと学ばなくてはと意欲がでました
ぜひ、良い本・セミナーがあればおしえてください
加えて、私自身行動原理そのものが変化したと思います
CSM研修が終わった今でも頭の中で考え続けて、今できる小さなことからカイゼンのループをさせて、ワクワクし続けてます(疲れます)
あんなに考え抜いて辛かったのに、またebackyさんの研修がうけたいと思ってしまいますただのどMかもしれません
それでは最後にジャンケンで。
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