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麗しのヴェルサイユ・ギャラリーで絵を購入〜旅の小噺⑧〜
前回までの記事はこちら
昨日パリに到着。パリのアパルトマンの洗礼を受け、映画館で現地の方に混じって映画を観て、夜のセーヌ川沿いを散歩、モノプリで夕飯を確保し、まったり過ごしました。
時差ぼけも全くせずに、次の朝スッキリと眼を覚ます。
時差はマイナス7時間ほどだったかと思いますが、
現地時間の早朝にオンラインで一つ会議に出て、いざ出発!
この日は、ヴェルサイユを目指します。
エアビの最寄駅から電車に乗り、
Gare de Versailles Rive Droite駅を目指します。
(ヴェルサイユ宮殿周辺には3つの最寄駅があり、上記の駅は一番宮殿から遠いですが、バスを使って宮殿近くまで行けますし、なんなら帰りは歩いて駅まで戻れました。駅までの道のりも楽しかったです)
ヴェルサイユ宮殿の9時入場のチケットを事前にネットで購入しておいたので、間に合うように行きたかったのですが、結局少し遅刻し9時半ごろに宮殿に到着。「入場できなかったらどうしよう・・・」と思いましたが、
なぜか「海外はアバウトだから大丈夫!」という謎の自信があり、実際大丈夫でした。
(どこでもこうは行かないと思いますが・・・)
![](https://assets.st-note.com/img/1728442943-fSNMiZBgJGoCXx8FdU9W4PkK.jpg?width=1200)
こんなところに人が住んでいたなんて・・・。
ヴェルサイユ宮殿に特段の思い入れがあったわけではないのですが、
旅の最初のほうはいつもザ・観光地!という場所に行って、テンションを上げたいので、行っておくことにしました。
ヴェルサイユ宮殿は本当に大きくて、ちゃんと見ようと思うと3時間ほどかかると思います。最初はしっかり一つ一つ鑑賞しても、たぶん途中で飽きるので、2時間観ておけば大丈夫かと思います。
こちらが宮殿内のマップ。
![](https://assets.st-note.com/img/1728443042-YNP3MFbGc8XdR5kr7l1EKwza.jpg?width=1200)
ちなみに、ヴェルサイユ宮殿のアプリもありまして、
オーディオガイド(日本語もあり)やマップはアプリからチェックするのが良いと思います。
それにしても、内装の豪華なこと・・・・。
絢爛で煌びやかなインテリア、うっとりするほど色が美しい絵画、
ただぼーっと歩いているだけで、めまいがするような豪華な空間です。
![](https://assets.st-note.com/img/1728443252-ZHgqCL9DGfOR1YxEebih6BNQ.jpg?width=1200)
使用人たちが出入りしていつもお世話ができるようになっていたよう。
完全にプライバシーのない環境で生活するなんて・・考えられません。
![](https://assets.st-note.com/img/1728443265-xCvidrWD2kXo7UOTAsewa1jq.jpg?width=1200)
この旅で観たどんな絵画よりも、美しい色彩と繊細なタッチで、
今の時代まで輝きを放っていました。発光するような美しさ。
![](https://assets.st-note.com/img/1728443432-vpPdYTjrUGfxEzHVDhKRylZO.jpg?width=1200)
広々とした作りで、自然光がたくさん入り込み、その光が鏡に反射して、
豪華絢爛たるフランスの王朝を象徴する廊下に。
この日は平日の朝だったので、そこまで混雑はしていませんでした。
2時間ほどで宮殿を後にして、Gare de Versailles Rive Droite周辺に戻ることに。私は歩くことが苦ではないので、駅までは散歩しました。
ヴェルサイユの街は、もちろんそのメインである宮殿がメインの観光スポットだが、街そのものもパリとは違う静けさ、というか荘厳さがあり、見どころが多いと思いました。
宮殿の前後で、ぶらぶら街歩きをするのも良いと思います。
私は、今回の旅のどこかで、絵を買いたいと思っていたのですが、
そうそうにその目標が叶うことに。
こちらです。
とても綺麗でフランスに何店舗かあるみたいですが、
若手の現代アーティストを中心に比較的手に取りやすい価格で販売していました。ぜひ訪れてほしいと思います。
![](https://assets.st-note.com/img/1728444695-HA7qPUsdkzg5fCMpERVXQ1xw.jpg?width=1200)
(おそらく先方も英語はネイティブではない)
![](https://assets.st-note.com/img/1728444746-oZvPAilI1Ypd7JrLUOxXsBum.jpg?width=1200)
大きなサイズから小さいサイズまであり、価格は日本円で3万円くらいから。
大満足の買い物をして、電車に乗ってパリ市内へ戻りました。
帰りの車内で、ここまでの出来事を軽く日記にまとめます。
私は旅に出る時、必ず小さなノートを持っていきます。
買ったモノや食べたモノ、その時々の行動や気持ちなどを簡単にまとめておきます。どうしても、忘れてしまうのでね・・・。
書き留めておくと、後から読んだ時にとても楽しいですし、こうやってnoteにまとめたりする時も楽です。むしろ、この書き留める作業がしたくて1人で旅に出ているところもあります。
パリ市内に戻ってきたのがちょうどお昼頃。
お目当てのレストランがあったのだけれど、ランチ営業は終了してそうだったので、たまたま辿り着いたパリ6区にあるイタリアンへ。
可愛い猫ちゃんでいるレストランで、近くにあるオデオン座の名をとり、猫ちゃんはオデオンと呼ばれていました。
![](https://assets.st-note.com/img/1728445088-aB9SNj30LCIDgkzsW6pM7thi.jpg?width=1200)
でもお味は大変おいしかったです。
ランチをとり、一休みしたあとは、6区を散策。
このあたりはパリ左岸に該当し、シックで洗練された地区として認識されていますが、実際に右岸のガヤガヤした雰囲気はなく、落ち着いていたように感じました。
このあたりで楽しかったのは、ユニクロのサンジェルマンデプレ店、サン=シュルピス教会です。
ユニクロは日本と比べたらかなり高価で、ヒートテックレギンスなどがなんと3倍ほどの値段で売られていました。
サン=シュルピス教会は有名な「ダヴィンチコード」で登場する教会でもあり、一歩中に入るとその厳かで圧倒的な静けさを感じる空間に驚きました。
いくつか教会を訪ねた中で、ここが一番好きでした。
教会内は写真撮影が禁止のところも多かったり、大きな声でおしゃべりすると白い眼で見られたりしますので、とにかく静かに音を立てないように気をつけていました。
教会は、日本ではほとんど訪れる機会はありませんが、
高校がプロテスタント系だったこともあり、馴染みが全くないこともありません。だからといって、教会の見どころなどがわかるわけではありませんが、とにかくその空間や静けさ、暗さ、その重みを感じることができたら、教会に行くことはすごく楽しい観光になると思います!
さて、パリ2日目も早々に夕方となり、
11月のパリはもう暗くなり始めてきます。
とはいえ!まだまだ歩き足りない!
散歩がてら、となりの7区にあるオルセー美術館を目指して歩き出しました。
今回はここまで!
次回、完全に今回の旅のダークホース、オルセー美術館へ向かいます!
そして、カフェのテラスでお酒を飲みまくります!
〜つづく〜