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オルセー美術館は完全なるダークホース、モネに心酔、神々しいクリスマスツリー〜旅の小噺⑧〜

過去の記事はこちら。

さて、前回はヴェルサイユ宮殿から、6区を散策。
ユニクロやサン=シュルピス教会をめぐり、
夕方に、オルセー美術館にやってまいりました。

6区からオルセー美術館まで歩いて向かいます。
小雨が降るパリ。
肌寒くて、コートとマフラーをカチッと着込んで、
カツカツ歩くのが気持ち良いです。

途中、家族からのリクエストで、伝統あるチョコレートさんへ。

こちらは、かの王妃マリーアントワネットが愛したと言われているチョコレート屋さんで、板チョコがなんと10€超え。
日本円に換算すると、1400円ほど・・・。
物価高もさることながら、円安が財布を苦しめてくる。
自分の分も含めて、3枚購入。
ちなみに、このお店は板チョコよりもコイン型のチョコレートが人気で、
いろんなフレーバーがあり、ディスプレイに綺麗に並んでいるので、
みているだけで楽しいです。

お使いを終えて、オルセー美術館へ到着。
古い駅をリノベーションして作られたこの美術館。
入り口を入ると、開けた空間があり、
開放的でとても気持ちが良く、「ここの美術館はなぜかすきかもしれない」と直感で思い、しっかりと鑑賞するためにオーディオガイドを借りる。
お目当ては、こちらの美術館のメインでもあるゴッホとゴーギャン。

自画像。精神状態がこの1枚から感じ取れる気がしました。
かの有名な一枚。この絵の周辺にはお客さんがたくさんいて、なかなかゆっくり鑑賞しづらい。
ゴーギャン。言っちゃあなんだが、上手いのか下手なのかよくわからない下手うまな感じ。

私は、普段から絵画をよく鑑賞しているわけではないし、
なんなら、知識も乏しいのだが、
オルセー美術館に収蔵されている絵画は個人的に好みな作風が多くて、
食いいる用に鑑賞していた。
(ざんねんながら、撮った写真が非常にブレていて、
このnoteではお見せできないのだが)

特に、モネが素晴らしく、
近くで見た時の絵の具の重ね方、タッチ、パールのような艶感があり、
惚れ惚れと、まじまじと、見ていた。
ちょうど今日通ったサンラザール駅が描かれた絵があって、
帰りにポストカードを購入。今現在も大事に飾っている。

今日は午前中にヴェルサイユ宮殿、昼にギャラリーをアートを購入、午後はオルセー美術館と、
やたらとアートづいている1日だった。

外に出たらすっかり暗くて、時計をみてみると、まだ18時頃。
帰宅するには惜しいので、セーヌ川沿いを散歩してみたり、
辿り着いたチュイルリー公園のクリスマスマーケットに行ってみたり。

クリスマスマーケットは、日本にもあるような感じで、
(というか日本がパクったのだと思うが)
アトラクションが多かったのがパリらしい?
人がとても多くてスリが怖かったので、そそくさと退散。

途中で本屋さんを見つけたので、
これまた友人からお使いを頼まれていたので、入店。
フランス語の本、ジャパニーズMANGAが並ぶ中、
どどんと大きくスペースをとっていたのがこちらのKPOPコーナー。

BTS、BLACKPINKが目立つが、このあと知ることになるとあるグループのメンバーの顔もちらほら

KPOPが世界で人気があることは知っていたのだが、
よもやここまでスペースを取れる人気っぷりとは。

本屋を出て、ヴァンドーム広場へ。
ここはRITS PARISがあり、クリスマスの大きなツリーがあり、
きらきらとゴージャスでデラックスな広場


もはや神々しさすらあるクリスマスツリー。実物はもっとキラキラして、美麗でした
リッツパリ。いつかここに泊まってみたいな・・。

夜も深くなってきて、帰る前にワインを一杯やって、
テイクアウトのフィッシュアンドチップスを買って、帰宅。
ワインをお供に、2日目が終了。
とても寒くて身体中ガチガチなので、ゆっくり暖かいシャワーを浴びて。
丸一日パリを散策して、こんなに美しい街なのか、と改めて思った。
聞いていたよりも人々は優しいし、テラスで飲むお酒は美味しいし、
スンと冷えた冬の空気もそれはそれで楽しい。

しかしまだ2日目!
旅はまだまだ続くのだ。
明日からを楽しみに、おやすみなさい。

〜つづく〜

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