梅雨はきっと神様の涙

わたしの人生って歴史にも残らないし、本にも載らないし、きっと消えてなくなっちゃう。
息苦しい世の中で消えちゃう人生を歩む。
梅雨って好きなんですよね。部屋で聞く雨の音が心地よくて、私の心みたいで。
そんな人生の中でもわたしは綺麗に生きて消えたい。
名を残すことができなくても、いつか忘れられちゃっても、「あの子は綺麗に生きて綺麗に消えちゃったね」って言われたい。
この絶望的な感情を理解できるの人は少なくて、君にはわからないみたいだね。
君はずっと私を見てないよ、未来ばっかり見てる。
でもそこにわたしがいるかなんてわからないんだから、今のわたしをみてほしいな。
そんな季節、6月。

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