6:30にアラームをかけても、アラームより少し早く起きるのが習慣化されている。アラームが鳴らないように先に消して、私が目を覚ますと、彼くんもそれに気づいて目を覚ます。 「おはよう」と言いながら、優しくハグして、おでこにキスをしてくれる。私はギュッと抱き返し、ほっぺにキスをする。さらに抱き返され、「苦しいよ」なんていいながら、恒例のイチャイチャ駄々こねタイムが始まる。 いつも気づけば、7:30過ぎになっている。イチャイチャ駄々こねタイムが長いといつも反省しつつ、私は急いで用
「最低なことをしたって気づいたときには、もう遅かった。」 私は嘘をついた。 「彼氏いるの?」って聞かれて、なぜか彼には「いない」って答えた。 違う。 「いなかったらいいのに。」って心のどこかで思ってたのかもしれないし、ただ寂しさを埋めてくれる人がほしかっただけなのかもしれない。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 遠距離恋愛していた彼氏をいないことにした罪悪感は一切なかった。 それより、彼に、私に彼氏がいることで離れられる方が嫌
あっという間の2年5ヶ月。 終わりはあまりにも儚くて。苦しくて。 本当にこれでよかったのかな、って思うのはきっと今だけ。 新たな人生を歩んでいく中で、あの時、手放して正解だったなって思える人生を歩むのみ。頑張れ、私。負けるな。 #忘れないための記録
答えのある人生と答えのない人生。私は迷わず後者を選ぶ。 人生の選択肢にはいつも答えがない。AorBorCどれを選んでも、正解に持っていけるかは自分の能力次第なのだ。つまり、どの選択肢も正解にできるし、どの選択肢も間違いにできるのが人生なのだ。先がわからないからこそ、人生は楽しい。答えのある人生には、いつか退屈してしまう時が来る。 3月11日、今後の人生の決断をした。仕事を一年間休職する選択を。 私たち社員に与えられた選択は、在籍出向か特別休職かの二択だった。現在、在籍出向
「恋人がいて幸せそうでいいね」 じゃあ、恋人がいない人は幸せじゃないの?そんなことない。それなのに、勝手に幸せかどうかを他人が評価する時代。なんて生きにくいんだろう。 そもそも、なんで恋人がいる人は幸せって考えに繋がってしまうんだろう。自分を好きでいてくれる人がいるから?毎日充実してそうだから?いっぱい考えてみたけど、私にはわからない。だって、自分を好きでいてくれる人なんて、彼氏じゃなくてもいっぱいいるし、毎日充実させるのなんか自分の行動次第だし、結局、他人が充実している
私の大事な親友が二月いっぱいで寮を出ることになった。 その知らせを書いたお手紙をもらったのが1月半ば。やっと気持ちの整理ができたから、ここに私の気持ちを残そうと思う。 私は、もらった小さな手紙を読んで泣いた。彼女が私から離れる選択を選んだことが、ひたすら寂しかった。以前から、寮出ようか考えてるって話を聞いていたけど、まだ先の話だろうなあって勝手に安心してた。別れの時が静かに近づいてきているとも知らずに。 私は、ほぼ毎日彼女の部屋に遊びに行っていた。一緒にご飯を食べたり、
恋愛相談を受けたときに「言わんくても普通わかるやろ」とか「まじで察し悪いんよな」っていう人がいるんだけど。 私、不思議なんだよね。自分の意見言わないのに、なんでわかってもらえると思ってるのか。むしろ、ちゃんと言葉にして伝えないから、悪い方向に考えちゃうってことわからないのかな。 例えば、付き合い長くなってきたら「好きだよ」って付き合い始めは言ってくれてたのに、今は言ってくれないって思ったときに、不安にならない?「もう好きじゃないのかな」「別に好きな人ができたのかな」とかど
「会えない時間こそが、人を無関心にさせているのだと感じた。」 地元にいた頃は、昔からの友人とは、毎日連絡を取っていた。連絡してない日は違和感を覚えるほどに。 私は社会人になり、地元から離れた。毎日連絡を取っていたのが嘘みたいに昔の友人とは連絡を取らなくなった。 でも、特に何も思わなかった。 これが”無関心”って感情なのか。
ここまで長々と書いたんだけど、自分でもびっくりするぐらいまとまらなかったから、結論を言うと、私は、今、すごく大事な同期がいるの。 同期ってか、もう親友みたいな感じ。 社会人になって親友ができるって、少し前の私だったら考えられなかった。でも、すごく幸せなことなんだなって実感してる。 同期の大切さがわからなかったからこそ、気づけたことがたくさんあった。その気づきがあったからこそ、同期を好きになることができたんだと思う。全員を好きになれって話じゃなくて、自分が一人でも信用でき
自ら孤独を選んで過ごしていた私にとって、同期を少し好きになれたのが嬉しかった。 私は、大人数で過ごすより少人数で過ごすのが好きだから、今の職場環境が合ってて、同期を好きになるきっかけを得ることができた。 徐々に仲良くなってきた同期と過ごす時間はとても暖かくて、この気持ちを大切にしていきたいと思った。 頑なに、同期を嫌がってた私ってバカだなあって思った。 まさにブーメラン状態。さすがに一匹狼気取ってた自分と反省会開いたよ。と、同時に自分の友達のつくり方を理解することがで
意外と慣れてしまえば、寮は住みやすい場所だった。 一人部屋だから、同期と会うこともないし、群れたくなければ、部屋から出なかったらいいだけの話だった。 ただ、二か月間の休業期間を経たせいか、はたまた、休業期間で実家に帰った人が多かったせいか、頑張って仲良くしようみたいなのがなくなってた。 嬉しかった。やっと、表面上の付き合いから解放された。群れてた同期グループも個々で行動するようになった。 私は、少し安心した。 上京してから職場がばらばらになったせいか、同期との関わり
私は、地元の友達と学生時代の友達がいればそれでよかった。同期なんて仕事上だけの付き合いだけでよかった。 だから、休みの日を同期と過ごすなんて考えられないし、入社後、同期同士が頑張って仲良くしようとしてるのがめんどくさかった。嫌だった。 同期サイコー!とか言いながら群れて生活してる同期の姿を、私は馬鹿みたいって思ってた。そう思いながら、表面上の付き合いを続けていた。表面上の付き合いは得意だった。 寮生活をしないためにも地方配属希望を出した。希望通り、私は地方配属になった。