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はてなブログからの移動→note第一印象

実はnoteの前に、はてなブログで書いてました。
始めたのはたぶん2018年くらい。
新しい職場で、ライティングがやりたいのに広告運用ばかりやらされて、書きたい欲がたまったからですね。

当時は40歳目前だったので、半生を振り返りたかったのもある。なので、だいぶ内省的なアプローチで書いてました。髪を掻きむしりたい失敗談や、恋愛、必要があれば性的なことも。
それから数年。仕事が忙しくてあまりに更新をサボりすぎたのと、赤裸々に書きすぎた反省もあって、リアルの知人にも見せられるようなものを書き直したいと思った。それがnote開設を思い立ったきっかけです。

ただ、タイトルに「移動」と書いたものの実は雲行きが怪しくて。
というのも、移動を記念して最後に書いた記事(『27年ぶりのYUKIライブ』)がはてなブログのトップに載ったんです。


そりゃ一度くらい載ってみたかったけど、僕のふざけた文体は明らかハマってない自覚があったんです。はてなさん、毒気のない素人のナチュラルな才能を好むイメージがあったから。半ば諦めていて、いつしかXの投稿に「#はてなブログ」とタグ付けして媚びることも忘れてしまったこのタイミングでピックアップもらえるくれるなんて。

Xもフォロバしていただいたし、せっかく読者登録も増えたし、なんだか去るに去れなくなっております。片想いが終わって次の子見つけたら「LINE交換しよ?」と言われた気分。
もちろん、素直にとても嬉しかったんですけどね。

というわけで現状、はてなとnoteを二股運用中。
はてな→過去~現在思考、noteは現在~未来志向で棲み分けていくつもりです。


***
引っ越したての印象は、やっぱりnoteのほうが”個が目立つ”印象ですね。「創作」「クリエイター」といった言葉を打ち出すだけあります。ただ、私を見ろ!俺だぞ?という人が多いかと思いきや、意外にみなさん論調が穏やかでした。

あとは、文章のクオリティやデザインセンスも良い――と最初思ったんですが、それは雰囲気かもしれない笑。はてなと違って背景を好きな色柄にしたり、文字サイズ変えたりとかできず、強制ミニマル仕様になるのは大きいです。余計なことができない分、どぎつく見えないというか。

人間、センスが失われる瞬間って余計なことしたときじゃないですか。
料理をレシピ無視で「あえてこの具を入れるのがオレ流」とかやると大体まずいし、服も余計なポケットとかつけるとダサくなる。
ヨーロッパの街並みみたいに、主張できる範囲(看板とか)を狭めといたら、センス悪いもなにもないですから。

ぱっとみの印象って重要。文字以外は不純物だったりします。しっかり占いの仕組みを理解したいのに、強烈な紫バックにキラキラの装飾でnoteの母!とかやられたら僕は一生読む気になりません。占いって奥深そうなのに。
そういう意味で紙面にキャラを出しづらいのは、先入観持たず新しいテーマを知るいいきっかけになるのかもしれないですね。


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