見出し画像

育成就労について 2

おはようございます。
前回も書いた「育成就労について」、今回は、短く、分かりやすく書いていきたいと思うます。

「技能実習」とは

「技能実習」は、現状の制度です。「技能実習」の目的は、外国人に日本でいろいろな技能を習得していただいて、自国にそれを持って帰ってもらう(技術移転)こと、つまり、日本の技術を自分の国でも広げてくださいね!という「国際貢献」という目的が強いのです。

「育成就労」とは

これから始まる「育成就労制度」ですが、簡単にいうと外国人の「人材確保」「人材育成」が目的になります。少子高齢化で慢性的な人手不足を解消するため、外国人の人材を確保し、企業に就労しながら技術を習得、つまり人材育成をしていく、という目的のために新しい制度となるのです。

「相違点」は?

「技能実習」と「育成就労」の大きな相違点は、「目的が変わった」ことにつきます。国際貢献から、日本国内の人材確保と目的が変わったということになります。
そして、大きな変化が、「育成就労」(主に3年間)の間に「転職」出来るようになる点です。
これは、外国人を受け入れる日本の企業側としては、迎え入れた外国人に初期投資を下にもかかわらず、突然「転職」されてしまう・・・という痛手を受けることになります。

受入企業として必要なこと

「転職」するかもしれない・・・という外国人を受け入れるのは無理、じゃ、日本国内で探す・・・といっても少子高齢化!!なかなか良い人材は見つかりません。外国から来る方々に気持ちよく働いてもらおう・・・つまり、「魅力ある企業と変化」することが受け入れ企業にこれから求められていくと考えています。

外国人人材の登用をお考えの方は、ぜひ一度、お近くの行政書士(もちろん、当事務所でもOKです!)に相談してみてください!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?