GGG第１回スイッチ製作会-特別支援学校教員がステキなおじたちとスイッチ製作会をしてみた-
GGGスイッチ製作会の様子（引っ張りスイッチ１）
GGG発進！！
今回は勤務校のPTAサークルICT活用サークルの「プレ」として、同日午前中に先生方を対象にスイッチ製作会を行いました。そう、何事もテストをしておかないと、本番はえらい目にあってしまうから、先生方には内緒で実験台になってもらっています。すみません。
ここでＧＧＧについて…の説明はありません。
ＧＧＧ構想は実は以前からありました。というのも、ＧＧＧメンバーには以前よりＩＣＴ活用サークルにご協力をいただいていました。しかも、完全ボランティアで！！いつもありがとうございます！！
作製した改造VOCAとスイッチについて
改造VOCA
引っ張りスイッチ
３Ｄプリンタ製押しスイッチ
３Ｄプリンタ製指スイッチ
今回は改造「VOCA＋スイッチ（のどれか）」でワンセットとして提供をしました。
製作スイッチの内訳は、
午前中のプレ
引っ張りスイッチx１
３Ｄプリンタ製指スイッチx２
午後のICTサークル
引っ張りスイッチx４
３Dプリンタ製丸形押しスイッチx7
３Dプリンタ製指押しスイッチx3
となりました。
先生方と保護者で微妙にニーズが違うんでしょうかねえ？それとも、使用を想定している児童生徒像によるもの、でしょうか？まあ、後者でしょう。
各機器の説明
改造VOCA
Amazonなどで売っているペット用のコミュニケーションボタンというやつが、VOCAとして流用できることは、Facebookなんかで色々な方が教えてくれていました。相談したところ、ここから外部スイッチ入力用のジャックを取り付けることができる、となりました。
これで、各自が使いやすいスイッチ（アクセシビリティスイッチ）を利用できることができます。
引っ張りスイッチ
ひもスイッチとかストリングスイッチとか呼ばれている物です。腕の引き寄せる動き、主に肘屈曲の動きを使ってひもを引っ張ることでスイッチオン、が可能になります。マイクロスイッチと100均プラスチック箱、スペーサー用の小さな木材とそれを留めるねじ類で完成します。
３Dプリンタ製丸形押しスイッチと指（軽）スイッチ
３Dプリンタで筐体を作製し、タクティカルスイッチを押せるような仕組みのスイッチです。それぞれの筐体については、無償で３Ｄプリンタ用のデータを提供してもらえるサイトがあり、そちらからデータをいただき、３Ｄプリンタで成形した物を使いました。
コードについて
JA先生からの提案で、JA先生が仕入れてくれた２ｍのモノラルケーブルのジャック部を改造VOCAに、プラグ部を各種スイッチにしようすることで、コードの用意は１本で済みました。
まとめ
大雑把に言ってしまえば、午前も午後も大成功でした。良かった良かった。でも、やっぱり午前中にテストしていて、正解でした。
それと、私の担当丸形押しスイッチがどうもクリック感が今一つでなかったので、JA先生が上手くゲタを履かせて少し浮くようにしてくれて、事なきを得ました。どうやら事前に私が試したタクティカルスイッチとモノが違ったため、起こらなかった不具合が起こっていたようです。
何にせよ、皆さんに満足をしていただき、参加者の皆さんからは後日嬉しい感想が沢山届きました！！
参考URLなど
JA教育研究会・北神戸スイッチルーム
ＪＡ教育研究会(JAERA,技術教育,技術科教育,特別支援,ヒダピオ,HIDaspx,学校,技術・家庭科,教材)
北神戸スイッチルーム
よくばりじいさんのごった煮
ストリングＳＷ（引っ張りＳＷ）レシピ｜よくばりじいさんのごった煮
FabLab Shinagawa
外部スイッチ 丸形 - The adaptable switch / Le contacteur adaptable | ファブラボ品川 - FabLab Shinagawa
Makers Making Change
Designs - Thingiverse
指押しスイッチ（軽スイッチ）Light Touch Assistive Switch
Light Touch Assistive Switch by makersmakingchange - Thingiverse
当日のチラシ
GGGスイッチ製作会のお知らせ｜ねもたか