3周年感謝祭を振り返る
びっくりだが、バトオペ2はもう3周年になるそうだ。
私も3年遊んでいることになり、4年目に突入した。
ハマっているという表現で間違いないと思う。
0.バトオペ2の異常性
このゲームは常軌を逸した点がいくつかあるのが特徴で、その筆頭となるのは毎週新プレイアブル機体が確定で1機増えるという点である。
場合によっては実装数が上振れする。冷静に考えておかしくね?
年末年始を除けば必ず1機毎週リリース。
+
季節の特別なフェアがあれば+1機。
(例:ジム・カスタムなどの"春季特別任務発令!"的なことの報酬)
しれっと低いレアリティの★1とかに新機体とか言い始めたら+1機だし。(例:ある日突然追加されたアクアジムやザク・マリンタイプなど)
3か月単位かな?クラン対抗戦における報酬も機体なので+1機である。
(例:ジムⅡセミストライカーなど。3か月後くらいに抽選配給の景品に)
通常のオンラインゲームはシーズン制だったりすると3か月とか4か月ごとに大幅なレギュレーションが変更、それに合わせて新プレイアブルというのが多い。それに対して週1。3か月単位4シーズン制換算なら4週1か月としても通常リリースだけでも(≒上振れなし)12[種類/season]ということになる。
いや頭おかしいでしょ(賛辞)
逆説的だが、毎週変動するのがゲーム環境である。
新機体が前に有利がつくこともあれば、半年以上前の機体が新機体の回答となり得ることもある。
前週を必ず超えようとするパワーゲームでないところが流石である。
先週ダメでも今週行けるような気がする、みたいなことは往々にしてある。
ガンダムというコンテンツ、そしてそのキャラゲーとしての立ち位置。
それらを加味しても異常ではあるが、ネタが尽きないというガンダムというコンテンツの底の深さ――深淵を感じ取れるともいえる。
1.『逆襲のシャア』という超人気時系列へ
バトオペ2は盛り上げ方が上手で、とある時代に入るにあたり、その量産機や外堀から埋めていくのである。今回であればそれを担ったのは『ジェガン』『ギラ・ドーガ』『リ・ガズィ』あたりだろうか。
これはサービス開始時からそうで、開始時にトークンと抱き合わせで販売されていた中に『ドム・トローペン』があったことからもわかる。1年目は一年戦争を題材にした機体を主としていたため、人気の時代である『0083』への布石をこのタイミングから打ち出しているのである。同様に『ドワッジ』の出展も『機動戦士ガンダムΖΖ』となっているなど、実は細かくちりばめられていることに気付く人も少なくない。
(さまざまな特殊仕様を引っ提げてついに登場した二大巨頭)
しかし既存のレアリティは★3までであったがそれをぶち抜いてまでも登場するというのは衝撃的であった。さらに上のレアリティが出るのか…というのは正直戦慄でもあったし、それこそガンダム的な言い方をすれば『可能性』を感じる話でもある。
バトオペ2は他のガンダムゲームと違い、コスト=ルールのような側面がある。必ず高コストをぶつけたらいいという兵法にならない。確かに一部ルールによってはコスト差によって蹂躙する/されるものもあるが、基本的にはコストの指定があったらそのコストに沿う機体を選択するようになっている。つまるところコストはルールであり、機体は入場券のようなものであるわけで。逆襲のシャアに先駆けてcost700というサービス開始当時から自分のスタッツ画面に存在を確認していた『正真正銘のホントのハイエンド』が見えた時に興奮が勝ったが同時に心配もあったのはある。
700で足りるのか?大丈夫か?と思ったのはいまだ実装されてない同時代の数機の性能がνガンダム/サザビーと同等かそれ以上であるからである。まぁそこを一般プレイヤー憂いていても仕方ないだろうが。開発側に回るしかないな私が。
2.ガンダムゲームの『顔となる機体に乗る』嬉しさ
結論から言うと、バトオペ2はこの部分はめちゃくちゃ上手である。
様々なゲームが『ガンダム』というブランドを持つ機体までの経路が長く設定されている中で、3周年記念の配布という限定的なタイミングとはいえ、容易に獲得できるというのはとても気持ちのいいものである。
これはバトオペ2はストーリーラインを追うものではなく、機体を手に入れて戦うことを目的としているからで、ガンダムを手に入れたから達成感を得て試合に出る前に燃え尽きて本末転倒であること知っているように感じる。
コンテンツ的な話だが、ガンダムという作品において、量産機や試作機に試験機に改修機といろいろな概念がある。
メタ的かつ乱暴な表現だがメインストリームの主人公は大体試作機かつハイエンドの機体に導かれるようになっている。(いつぞやのブライト艦長の受け売り)アムロ然り、カミーユ然り、ジュドーも経緯はどうあれ…である。
ライトな層はガンダムにどのように触れたかは定かではないが、一番メジャーどころであるアニメや、お祭りゲームに採用されるような主人公格を知ることが多いわけで、それらの機体にまず親近感がわくわけである。
この記事では最初だが、過去様々なところで言った記憶がある。
それにこれからも何度でもいうが、量産機に乗る自分を妄想するのはあくまでもガンダムコンテンツ上級者やマイノリティであって、総意ではないという事である。
ガンダムって聞いて「あー、アムロとシャアだっけ?のやつでしょ?ぶたれたことないのにー!みたいな」くらいなライト層に腹を立てたい気持ちもわかるが、普通は『入り口』なんてそんなもんだと思う。
ファーストは見てなくても『俺はガンダムで行く!』を知っている人は居るだろうし、あれがガンダムだなーと形を知ってるくらいのものである。
私はガンダムにすぐに乗れないガンダムのゲームを何個も知っている。
どうやら作り手側もガンダムは特別なものであり、ガンダムを与えられるに値するまで戦功をあげろと言わんばかりの話をよく展開としてみることはあるが、さっきも言ったくらいのライト層はストーリーよりもガンダムを触ってみたい気持ちもあると思う。そこに突然ジムを渡されて死んで来いってゲームストーリーを追いかけて、なりあがる追体験は悪くはないがライト層からしたらもっと気持ちよくなれるゲームはたくさんあると考えそうだ。
なので3周年で『Ζガンダム』を配布したのはかなり評価したい。
(Lv.1をもってない機体たくさんあったので、この配布は天恵だった)
もちろんこれには先述したコスト=ルールという側面であること、機体の所有はすなわちそのゲームへの実質的な参加権となることであるから、課金しないと手に入れにくいコスト帯の機体を配布されるという事は間口を広くする内容となる。毎年周年イベントで行っている内容だが、ここに『ガンダムMk.Ⅱ』(cost500)ではなく『Ζガンダム』(cost600)を選んできたことが偉いと思った。現状cost600の機体は課金するか、かなり上位の階級(腕前ではなくプレイ時間に依存する方)にならないと手に入らないのだから、とても意義のある内容である。
ガンダムMk.ⅡのLv.3以降を与えたらいいじゃんという意見もありそうだが、結局武器を集める必要を考えるとLv.1ベースであげた方がいいに決まっているわけで、初心者に武器集めについてを公式や周りの人が説き始めたり、ましてやシステム上で初心者に強要するようでは間口を開けた意味がなくなるので、Lv.1のみの配布というのはマジで賢いのである。
ガンダム関連の作品では何かとカミーユを知る人も多い。
Ζガンダム自体もその後まで使われた経緯もある。スパロボなんか触ってたりしたら知ってる人も多そうである。機体に象徴される人選もGoodかと。
3.初めての試みだった英断『長く遊んだ人向け報酬』
バトオペ2は新規や復帰者に対しては手厚く報酬が出る傾向にあったが、長いプレイヤーに対しては今まで補填がなかった。今回の3周年記念では累計ログイン日数に応じて+αの報酬が受け取れるという施策を取った。
(右下に注目)
バトオペ2は今までこういう施策を取らなかったのは、マイルドな言い方をすればある程度短いスパンを見越していたのだが、長期のプロジェクトとして何かしらの見立てが立ったという事だろうと邪推してしまう。
そういえば今年PS5版のバトオペ2もリリースされましたね
長くコンテンツが続くというのであれば、ありがたい限りである。
ただ難点もある。長く遊んでくれた人向けというのは、その、舌が肥えているというか、遊び方を間違えている人もいるためか『全員が絶対満足するとは限らない』世界である。例えば機体のレビュアーを主とするような配信者は毎週新機体のために機体を獲得しようとする。するとほぼ全種持っているようになる。そこに機体を配布されても『なんも美味くねぇ』と声高に喧伝するだけである。とても難しい裁量を求められる。
私がTGS2019docomoエキシビでVGを配布するにあたって悩んだ点である。
奇しくも私がチームリーダーみたいになったので、その際メンバーには『誰かが必ず持ってて悲しい思いをする。全員が幸せにはなれない。それならあまりない機体を選んだ方がいい』とプレゼンした記憶がある。
機体(第2週)とパーツ(第4週)の配布については『もう持っとるわい!』みたいな意見も散見されたが、その層に対してのケアは限りなく難しいという事をプレイヤーは知らなければならない。好きな機体引換券でいいじゃんみたいなことを言うかもしれないけど、そういう人は券の交換範囲(大体最新週と交換させろって言いそう)や次週に出てきた機体の性能でやいのやいの言う(せっかく交換した○○に明確に不利がつくのをリリースされて不服だとか)のだからケアをする方が難しいのである。
4.祝うイベントとしては成功だが不安な点もある
不安な点は大きく3つ。
┣❶今後リリースされる機体の方向性
めっちゃ難しいと思う。というのも『逆襲のシャア』という時系列はかなり後半よりである。いわゆる宇宙世紀物は厳密にはもーっと先まであるわけだが、ガンダムにおける一つの区切りである『アムロとシャアの確執』における決着が『逆襲のシャア』であり、その残響が『ガンダムUC』とするなら、かなり後半といえるだろう。
『ガンダムUC』自体は題字がすでにいくつかの機体の出展として記載がある。実装されたとして、果たしてそれはνガンダムと同じコストの700で出していいものなのだろうか?フルサイコフレームというνの後継機ともいえる性能を同じコスト帯にするのはバトオペらしさではないようにも思える。新しくコスト帯を作るにしても1年で+50してcost750を新設をするにしても、現時点のcost700の普及率を考えるとかなり厳しそうにも見える。ただcost700はまだ走り出して2か月のルールである。おとなしく見守る段階ではある。だが、盛り上げの一環でギラ・ズールが出るとかになったらかなり現実味を帯びてくるだろう。そもそも先祖たるギラ・ドーガをcost500で出しているので、ギラ・ズールは既存のコスト帯――たとえばcost600あたりでカバーできそうである。むしろ今後出しそうで怖い。だとしても1年でコスト上限を開放+50をしようというのなら少し勇み足のようにも思えるが、1年で700をカバーできるほど(既存機のレベル開放も含めて大体20-30機ほど)追加する予定が立っているとすればまぁ、あり得る話かと。しかし厳しくないか?と不安になる。そもそも逆襲のシャア付近の時系列の機体でハイエンドorガンダムUCにおける試作機や試験機になる(≒cost700になりそうな)機体がそんな数思いつかないなぁ、というのが雑感である。
ガンダムデルタカイとか、デルタプラスもまぁ…シルヴァ・バレトも行けるか…ぎりぎりローゼン・ズールもこのあたりになるのかもしれない。
というかそもそもない機体のことを散々悩んだってしょうがねぇのはわかってるけどガンダムUCよりももっと手前にでけぇピークというか人気の機体候補がいるわけで、cost700でHi-νガンダムはともかくとして、ナイチンゲールを実装できるのかっていう話だ!サザビーなんかとは比べ物にならないほどの機体サイズである。特に横幅。これを実装した際に圧倒的な火力でもない限りは「俺たちのあこがれたナイチンゲール(笑)」なんて言われてしまう。本当に難しい問題である。
宇宙世紀的な話のさらに先、例えばガンダムUCにはロトという機体がいる。さらに先を見据えてF91系列のサナリィ製14m~16m級MSというのはバトオペでは『機体性能が高いのに被弾面積が最小クラス』になるため、扱いが難しいと思う。とはいえサナリィ血筋は流石にすぐは実装はされないだろうし、されても1年で到達するとは思えない。
とはいえこのゲームはcost700だけがすべてではない。
既存のコスト帯に出す機体の目星もつけておかねばならない。
現実的で辛口な話をするとバトオペ2プレイヤーは現時点の最高コスト帯じゃない機体に対しての食指が極めて悪いといえる。
これは先のルール参加権みたいな話と連動している。このコスト帯持ってるから別に急いで獲得しなくてもいいやとなるからである。
すでに参戦予告として『ジェダ』(cost450汎用)が発表された。出典は機動戦士ムーンガンダムである。アニメではなく漫画だ。もっとはっきり言ってしまえば映像作品に関しては一通り走り切ってしまったのだ。
(この高密度なディティールの入り方はムーンガンダムの画風っぽい)
「いやいや、まだバウンドドッグ出てないじゃん」という声もあるが、頭長高27m級MAを実装したとしてそれをゲームとして成立させるレベルデザインの見立てがあるのか聞きたい。あたり判定とかにケチつけるところまで見えている。強くすればバウンド・ドックで戦場はあふれかえるだろう。実装したはいいが気持ちよく乗れないのでアッパー/ナーフしてくださいっていうtweetお気持ち表明を見たくはない。
「PMXシリーズでメッサーラだけはぶられてんな」と思ったが、メッサーラも実は結構でかかった。頭長高23m全高30mはなんと吃驚νガンダム頭長高22m全高23.0m(24.2mとも)よりでけぇことになる。そりゃ実装タイミングはジ・Oと同じにはならんわ。予想外にでかくて調べて驚いたのだ。
そりゃオーヴェロンが上に載って『騎兵』なんて比喩されるわけである。もうそれはいうなれば歩けるベースジャバーみたいなもんで。
メジャーどころの機体はだいぶ駆け抜けていったといって差し支えないだろう。となると今後この既存コストに出てくるのはアニメよりも少しニッチな漫画出典ゲーム出典が多くなるという事だろう。さらに掘り進めてMSV企画とどんどんストーリーラインが希薄でデザインのみが残る機体が出てくるといえるかもしれない。
(公式が出した超秀逸まとめ。だがこれはガンダムNT――CCAの後の話だ)
ライトな層は次に自分が知ってる数少ない機体が出るかな?までの間が大きくあくことになるだろう。待ってる間にガンダムを履修するくらいの熱量があればいいが、履修した人ですら「やっべ知らねぇ」みたいなのも以前あったのだから、このあたりはもう博打のようなものである。
私みたいに「うわ知らなかったけどバチクソかっけぇな」っていう変態はともかく、「知らないから愛着わかないし」みたいな人や「性能次第」みたいなことになると商売的な期待値は低めになってしまうため、果たしてこのかじ取りがどうなるかというのはすごい難しい時代に突入することは頭に入れておく必要があると思う。冒頭に言った通りバトオペ2はプレイアブルの実装ペースが常軌を逸したゲームであるから、そのあたりが心配である。
┣❷既存機体のアップデート及び個別調整
元よりバトオペ2は前作と異なり全機に格闘が実装されたりなど、武装幅も機体の個性となった。それを加速させたのはショートカットが8方向になったことでもある。武装枠8の機体も数機いるし、変形後の武装カウントをしたらもっと、なんてのも出てきた。
(リ・ガズィ・カスタムは通常時武装6種の変形時武装4種の合計10種)
武装枠が増えたことで個性を光らせているものもいれば、ショートカット8方向以前の機体で装備を省かれているものも数機存在する。機体の性能バランスが理由かもしれないが、体にくっついている武装をマニュアル寄りに使わせてくれるのが魅力のゲームであるため、この点の網羅はしてほしいなぁという印象がある。武装が増えて操作しにくいだぁ?それを体に叩き込んで覚えるんだよ!そういうガチャガチャが楽しいんじゃないかい?嫌なら武装OFFにしてもいいのだし。
例えば『ゲルググM(指揮官型)』『フルアーマー・ガンダム(タイプB)』なんかは、頭部バルカンのグラフィックがついているにもかかわらず使用できなかったりする。確かにこのゲームはバルカンの有無は上級者になればなるほど大きく性能として助かる点が多い武装なのだが、ぜひとも実装してほしい所である。以前公式のアンケートに書いて置いたが、また今度書いてみようと思う。
聞くところによれば『フルアーマー・スレイヴ・レイス』の脚部側面についている箱はミサイルポッドらしい。これも確か使えない。使わせてくれ…!
現在は主に使用率と勝率からデータが取れた機体を順次調整しているようである。一括で変えるにしてもすでに数百の機体(同一の機体でもLvが違うとステータスが違うので別と言って差し支えない)が出ているので、それは流石に無理だとは思っているが、突然使えるようになってほしいなと思う。たかがバルカン、されどバルカン。お待ちしてます。マジで。
余談だが、プレイヤー向けの話。
既存機体の★2Lv.4以上及び★3Lv.5以上の強化リストスキルパワーアップの部分はしれっとやっているがかなり重要なファクターというか、まぁエンドコンテンツ寄りではあるが注目した方がいい。
適正レベルの武器を集める必要がある&強化に時間がかかるなど確かにハードルは高いが、この部分の研究はかなりプレイヤー間では浅いイメージがある。化けそうな機体は何個か目星をつけているので、皆も探してみるといいかもしれない。
┗❸競技シーンへの展望
バトオペ2の1周年に当たるころ、GGGPというガンダムゲームにおけるe-sports大会の競技としてバトオペ2は採用されていた。ここ2年は採用されていないが、このあたりの活動には注視したいところ。
GGGP2019では今もなお語り草になってしまっているのは編成の一極化であった。強襲:BD2 汎用BD3 支援:ヒルドルブからなる編成は最終的にミラーマッチとなった。こういう競技シーンにおいて比較しやすい業界であるトレーディングカードゲームでも大会においては『環境』『トップメタ』などといったデッキビルド研究がされている。とはいえカードゲームにおける環境はもちろんデッキをコンセプト通りに回す技量は必要だが、あくまでもカードパワーやコンボによるシナジーに依存するため、走り出したら一定の結果が得られるといっていい。カードに書かれていることをなぞった結果、とんでもないことが起こるのである。
なんでこんなことを言うかというとバトオペ2はアクションゲームであり、その機体を採用したからと言ってその機体を使いこなせるかどうかはプレイヤー次第である。BD2に乗ったからと言って敵をEXAM発動中に3機絶対に倒せる確証はなく、先のTCG的に言われる『安定感』とは程遠い。運や自身の判断力や場数、経験に大きく依存するという点で何はともあれ練習というものを必要とする以上、机上の空論やカタログスペックで論じるにはブレが大きすぎる。その結果『環境』『トップメタ』などの研究は必然的に長い時間を要するのである。
GGGP2019当時はスクリムまがいに参加者同士が練習試合を組んで上記の編成で一方的な負けを喫したことから、その編成に勝つために採用するしかなく、結果ミラーマッチとなったという経緯があるらしい(伝聞)。
大会に当選からの練習期間が1か月弱しかなかったように思えたので、研究が難しかったのもある。勝つためには同じ編成でぶつけて個々の実力差で勝つ!みたいなのが場当たり的だが一番強かったのである。
そういう意味では残念だがGGGP2019はあまりいい印象をプレイヤーに残せなかったのであるかもしれない。賞金付きの大会で夢があるようにも見えるが、活躍するとその機体はナーフされてしまうのでは、という連想。競技シーンなんかどうでもいい人からしたら、自分が乗ってる機体とは別の練習をする煩雑さを忌避したいために強い言葉で怒りをあらわにするだろう。
e-sports的に舵を切るかどうか、それともキャラゲー動くMSV博物館として進むのかどうか、という点。このあたりも4年目どうなるか気になる。もちろんこれもどちらかを取ればどちらかが不服を漏らす。両方を満足させるにはかなりの難しさがある。勿論新型コロナウィルスのせいで大会のようなイベントごとが執り行えないことはあるが、Vtuberや配信者間における草大会が何度も企画されているこの熱量を踏まえて、公式は判断を迫られているようにも思える。
5.総括
共通している点は、どんな施策を施しても全員が絶対満足することはあり得ないという事である。誰かを満たせば、誰かは不服を申し立てるだろう。
4年目となるバトオペ2は挑戦になることがプレイヤーの私からも感じ取れる。意欲的な施策は失敗がつきものである。失敗だなと思ったことはキレ散らかすのではなく、冷静にお客様窓口にこれがあんまりよくないと投書する、これに限る。
公式のSNSアカウントにリプライを飛ばすような愚行だけは、止めておけ。
めっちゃダサい。
4年目の今年はガンダムデルタカイ、待ってます。
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