オープンイノベーションごっこの終焉
ここ最近見かけるようになったCVCの投資縮小の記事。
確かにbeforeコロナの時とは状況が変わったから、これまでのように大企業が投資を控えるのは間違いない。
そもそも、盤石だと思われてきた大企業ですら、これからはじまるwithコロナ、COVID-20、COVID-21の時代に生き残れるかすら怪しい。
そんな中で成果が出ないオープンイノベーションごっこは終焉を迎える。
しかし、オープンイノベーションそのものが無くなるのかといえばそんなことはないと思う。実際、これまでは目的が曖昧だった。
コロナショックを受け、全世界が共通の課題に直面し、自粛という同じ様な行動を取り、繋がることの大切や、支え合うことの意味を感じ過ごした外出規制。
こうした共体験を通じ、
全世界で同じPAINを持ち顕在化しているのだから、
今こそ目的を明確にし、
救うべき人の為に、
やるべきことを決め、
やるべきことの為に横の連携を取る環境が整いつつある。
これまでのように、合議的に決済される大企業の冠で開催されるオープンイノベーションではなく、
資金を出せる立場の人はお金を、技術を出せる人、リソースを出せる人、推進する人、それぞれ目的に向けてやるべきことのためにオープンイノベーションをするべき、転換点にする時だと思う。