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独立を2回経験した僕が考える、3年目の壁
僕が独立した10年前の頃も似たような境遇の方はいましたが、特にここ最近は、会社に属さずにフリーランスになる人や、個人会社を設立している人が増してきたように思います。
キュレーションズを設立し、この10年で業務委託で仕事を引き受けてくれた人数は延べ6,000人に上ります。業務委託の方々が居たからこそ、これまで辞めずに続けられていますが、これまで以上に業務委託のパートナーさんを増やしていきたいと思っています。
背景には、会社で新しいサービスをはじめるための準備をしていることがあります。この辺りはご案内できる時期になったら改めてご紹介させてもらいます。
話を戻して、独立について。
過去も、今も、業務委託のパートナーの方々とお話しする機会が日常的にあるわけですが、意外と独立してからの期待や良い点と同時に不安なこともよく耳にします。
こうした内容を聞いていると、僕自身も31歳、38歳の時の2度独立した経験を通じて直面したこととして、なるべく一人ひとりのスキル、経験、環境、境遇に応じて話せるように耳を傾けています。
やはり独立するということは、その人に稼げる力があり、ネットワークもあり、かつ時間の自由を得ているわけですから、最高な側面もあります。
中には、有名になったり、社員を雇用して数十人規模の組織になっていたり、そこから起業という形で資金調達するまでになってたり、と様々な場面を見てきました。
もちろん、起業したり、雇用したりする以外の選択をとる人たちもいて、子供や家族と過ごす時間を充実させたり、移住したり、趣味を軸に生活を成立させてたりと、本当に人の数だけ人生があるとはこのことだな、としみじみ考えます。
そんな中でも、やはり傾向として共通しているのが「3年目の壁」です。
独立して2年くらいは物凄くよいアウトプットをしていけます。
稼ぎも良く、仕事も多く、勢いが出せます。
しかし、3年目あたりになると、インプットとアウトプットがバランスしなくなり始めたり、アウトプットに「型」ができます。
その型が上手く作用している間は問題ありません。
しかし多くのひとがその型=癖という形で逆に作用し始めます。
社会や世の中の変化に追いつかなくなるんですね。
これは、外の情報を自ら拾いにいくとか、いろんな人に会うとか、質の高い情報に触れるとかで解決できる側面もありますが、それだけでは根本的に解決はできません。
仕事の仕方の癖はなかなか厄介です。一人で仕事をしていると変えにくいんです。
僕も初めて独立した時にこの癖から脱却することに戸惑いました。
なので、2回目の独立を迎えているんですけどね。
この仕事の仕方の癖については、また何かの機会に続きを書きたいと思います。