新規事業を創る“道”
やりたいことがない人、
夢が見つからない人、
やりたいことはあるけど踏ん切れない人、
すでに突き進んでる人、
個性が違い、生まれも育ちも違い、
受けた教育も、家庭環境も、財産も、容姿も、
人の数だけ違うのだから、
生を選び、突き進むことに正解はない。
その人にしか選択肢も、意思決定もできないんだから、基本僕らから何か言えることもない。
ちなみに僕たちのような会社に入ってくる若い人たちは、
既存の事業の生産性を上げるとか改善することを生業にするのは想像できないとか、
常に新しい挑戦ができる環境に身を置いてみたいとか、
ここにある方法を吸収して誰でもできるように伝えていきたいとか、
いろんな考えがあって参画してくれる。
ミドルレイヤー以上の人の関わってくれる理由はもう少し異なるのだけど。
この10年間で約2,000人強の人と関わり、
現在もフリーランスで180人強の人たちに支援してもらいながら事業創りをしている。
正社員は10数人。
(この事業創りのために共創、協働してくれる人たちをパートナーと呼んでいる)
社員であっても、パートナーであっても、
個人の特性や経験、置かれた環境によって、アサインする役割を変えながら進めている。
つまり、多様な人たちと設定したテーマの事業創りに向けて協働できてはじめて成立する会社。
そんな中でも居続ける人と辞めていく人の違いも当たり前にある。
弊社にいると事業の創り方がわかるようになるので、
その後、大きな会社に入って、それを活かす人もいれば、
自分で事業を興す人もいるのだけど、
弊社を辞めていく人たちは、7割方大企業に転職していく。
起業する人は僅か。
それもある部分では理解できるから良しで、
それを選択することを決めた本人が、
その先の自分の生きる道を進む上で、
自分を知り、環境を踏まえ、見え、決めた世界なのだから、
むしろそれは応援すべきこと。
なんか、どこか学校みたいな感じで、
卒業してもほとんどの人とは連絡もせずどこかで活躍してる。
出先のイベントとかで偶然顔を合わせることもあれば、
なにかひょんなことで連絡してきたりする。
先生ってこういう気持ちなのかなとかも思う。
それで、話を戻すと、
やりたいことはあるけど踏ん切れない人の場合は、
コマの進め方の話なのでテクニカルなことを理解できれば進めるはず。
やりたいことがない人や夢が見つからない人、
そうした迷いがモヤモヤしている状態の人の場合は、一度目の前にあることをやり切るだけやり切ってみたらいいのではないかと思う。
なぜなら、本気でやってる人にしか見えてこない道があるから。
これでいいのかな、という漠然とした不安がある状態で、
目の前の仕事やタスクを120%やれてるとは思えないから。
つまり、中途半端な人のところにはないけど、
120%やり切ってる人のところにあるのは、
選択肢となる良いオファーが来ることが多い。
今そこにある目の前のことが自分のやりたいことでなかったとしても、
全力で創意工夫しながらやり切ろうとしている人のところには、
なんらかの機会が訪れて、
その時に選択肢が現れて、
自らが腹を決めて、
進められるようなることが、
結果的に自分の道を生きることに繋がるのではないかと思うから。
重要なのは自分で意思決定すること。
社会に出た時は、恩師の運転手 兼 議事録係からはじまり今に至るまで25年、
(いまだに安定とは程遠く、理想の状態には辿り着いてないけど)
そんな経験をしてきて今があるので、
おこがましいけど、何か思考の仕方の部分で力になれればと思いながら、
絶対に正解などない事業を創る“道”、新規事業道を仲間と共に進んでます。