“運動神経”って言葉
5月6日のねもい日常。日常で感じたとりとめもないことを、日記感覚でエッセイに書き留めています。
たぶん僕は運動神経が悪い。
といっても、スポーツそのものが苦手なわけではない。
走ったり飛んだりするのは得意だが、「腰を回して」「左足から右足に体重移動して」というように、頭で考えて体を動かすのがどうにも苦手なのだ。
絵を描くのも得意だが、人の動きだけどうにも上手く書けない。
まさに頭と体の「神経」がつながってない感じ。
運動「神経」ってよく出来た言葉だなぁとつくづく思う。
でもそう考えたら、芸術にだって「感覚」って言葉ばかりじゃなくて「神経」って言葉が使われてもいいはずだ。
芸術に理解がある人は視覚や聴覚で感じて、頭で考えている。
「君は芸術神経がいいね」なんて褒められたら、さぞ気持ちかろう。
芸術神経。字面だけ見たら宗教みたいだな。げいじゅつしんきょう。
まぁでも、美術館って教会っぽさあるしな。