Ryosuke Nemoto

東大経済学部→広告会社 アート、言葉、建築、服、旅、人。

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マガジン

  • ねもい日常

    日常のとりとめもない出来事を、日記がわりにエッセイにします。 電車で周りの人を見て思ったこととか、まちを歩いてて気づいたこととか。

最近の記事

階段女子会

6月5日のねもい日常。日常で感じたとりとめもないことを、日記感覚でエッセイに書き留めています。 最近、階段に座っておしゃべりする人が増えた気がする。 表参道のジャイルなんかも段々に座る感じだし、公園を見ても、2.3段使って前後になりながらしゃべってるのをよく見かける。 この形だと、前の人が振り向かなきゃ、お互いの顔を見て話せない。 なんでこうするんだろう?と思って、四角や円を囲うように座るときのことを想像する。 あ、そうか。 ずっとお互いの顔が見えるのはなんかしんどい

    • コンビニチョコのジレンマ

      5月18日のねもい日常。日常で感じたとりとめもないことを、日記感覚でエッセイに書き留めています。 また今日もだ。今日もピンとくるものがなかった。 コンビニチョコの話だ。どうも毎回、絶対これだ!とぶっ刺さるものが見つからないのだ。 本音を言えば、マカダミアナッツのチョコが1番好きだ。適度な香ばしさと、コリコリした食感、そんでもって上品な口当たり。 でもこいつには問題がある。とにかく高いのだ。12個入りで200円くらいする。 たいてい僕は、アーモンドチョコで妥協する。 香

      • テレビの包容力

        5月17日のねもい日常。日常で感じたとりとめもないことを、日記感覚でエッセイに書き留めています。 父親がテレビで『愛の不時着』を見ている。 いくら「Netflixなんだからスマホで見ればいいのに」と言っても、やっぱりテレビで見ている。 かく言う僕も、一回見たことがあるのに、ついついテレビを見入ってしまう。 テレビでコンテンツが流れていると、画面の前にいる人は不思議と惹き込まれてしまう。 スマホだったらすぐにホームボタンを押したり画面を閉じるような時でも、テレビだったら一回

        • “おしゃれ”に侵略された、原宿の銀だこ

          5月7日のねもい日常。日常で感じたとりとめもないことを、日記感覚でエッセイに書き留めています。 原宿駅前の銀だこがなくなっていた。 代わりに出来たのは、いわゆる「おしゃれ」ハンバーガー店。 そんなに使っていたわけではないけど、なんだか残念だった。 裏路地に入る角という謎の位置取り。突然テイクアウト店がある謎の並び。 でもあそこに銀だこがあることは、不思議としっくりきていたのだ。 Googleマップを調べたら、潰れる直前の評価はなんと4.4。やっぱりあそこには銀だこが良か

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        • ねもい日常
          6本

        記事

          “運動神経”って言葉

          5月6日のねもい日常。日常で感じたとりとめもないことを、日記感覚でエッセイに書き留めています。 たぶん僕は運動神経が悪い。 といっても、スポーツそのものが苦手なわけではない。 走ったり飛んだりするのは得意だが、「腰を回して」「左足から右足に体重移動して」というように、頭で考えて体を動かすのがどうにも苦手なのだ。  絵を描くのも得意だが、人の動きだけどうにも上手く書けない。 まさに頭と体の「神経」がつながってない感じ。 運動「神経」ってよく出来た言葉だなぁとつくづく思う。

          “運動神経”って言葉

          UMA図鑑

          5月5日のねもい日常。日常で感じたとりとめもないことを、日記感覚でエッセイに書き留めています。 清澄白河のブックカフェで「UMA図鑑」なるものを読んだ。 2m超の巨人、ビッグフット。頭は人間、体はライオン、しっぽはサソリ、マンティコア。 着ぐるみとか合成に見えるような、シュールな白黒写真ばかりが並んだ図鑑だ。 でもよく考えたら、カモノハシとかアルマジロとかエイとか、現実の世界にも変なフォルムのやつはいっぱいいる。 虫なんてUMAみたいなやつばっかりだ。 「激撮!!群馬

          “目立ってる”の基準

          5月4日のねもい日常。日常で感じたとりとめもないことを、日記感覚でエッセイに書き留めています。 磯崎新建築の水戸芸術館に行った。 一番のシンボルは、正三角形が連続的に積み重なっているタワー。 調べてみると、建設のとき「目立たない」という理由で却下されかけたらしい。夜に飛行機がぶつかったりしたら危ないからと。 で、建てるためにどうしたかというと、目立っていると証明するための写真を撮りまくって押し切ったそうだ。 「目立つ」なんてひどく主観的な言葉だ。だけど、これだけ何でも

          “目立ってる”の基準

          クリエイティビティって、誰のもの?

          はじめにはじめまして、note編集アシスタントの根本です。 今年の4月からアルバイトとして編集業務に携わっています! この記事は、noteのみんな Advent Calendar 2020 の15日目の記事となります。 突然ですが皆さんは「クリエイティビティ」と聞いて何を思い浮かべますか? 発想力、独創性etc…。色んな言葉で表現されますが、「一部の天才が持つセンス」と捉えている人が多いのではないでしょうか? 自分自身、就活で広告会社やエンタメ系のベンチャー企業など「クリ

          クリエイティビティって、誰のもの?

          初心者でも美術館を楽しめる、アートの見方教えます!

          「アート好き」になるには昨今、世の中には「ビジネスマンはなぜアートを学ぶべきか」みたいな本とか記事が多い。実際それを見て、「自分もアートに詳しくなりたい!」とか言う人も増えてきている。だけど、アート思考とか発想法みたいなものを勉強しようと思って美術館に足を運んでも、十中八九つまらないだけだ。とりあえず絵画に触れてみて、「なんかこの絵好きだな」「この画家面白いな」、そんな小さな心の動きを感じるのが最初のステップである。「相手の心理が洞察出来るようになる」なんて思ってドラマを見始

          初心者でも美術館を楽しめる、アートの見方教えます!

          「コロナウイルス」と「100日後に死ぬワニ」から考える「身近である」ことの意義

          いつも通りに最も穏やかな季節の到来を告げる花の香りが、通行人を失った通りに立ち昇り、かえって現在の異常さを際立たせている。 地元をランニングしながらそんなことを考えてしまう現在の日本は、まさに「コロナ時代」とも言える様相だ。 そんな中、昨日からこんなツイートが話題になっている。 “毎年、餅で喉詰まらせて死ぬ人が1000人以上、交通事故で死ぬ人3000人以上、インフルエンザで死ぬ人1万人以上、新型コロナではまだ10人も死んでいません“ (引用:https://twitte

          「コロナウイルス」と「100日後に死ぬワニ」から考える「身近である」ことの意義

          現代人は、「ハーフフィクション」がお好き

          最近の取り組みnoteはじめます宣言をしてから、はや8ヶ月、当初の悪い予感があたり、全く投稿してませんでした笑 理由としては2つほどありまして、 ①考えてることが広がりすぎて文章が収斂しない ②怠惰 割合で言うと②が95%です笑 ザ・三日坊主です。 そんな三日坊主の僕なのですが、ここ数ヶ月なんとか続いていることがあります。 それは、「流行分析」と「広告分析」です。 共に、生活者目線(広告なら制作者目線も)からWhyを繰り返して具体化した後、抽象的要素に落とし込む、とい

          現代人は、「ハーフフィクション」がお好き

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          〇なぜはじめるのか昨年一年間で、自分は悩んで悩んで、自分が本当に好きなこと、やりたいことの本当に一欠片ぐらいのヒントを得て、大きく世界観が変わりました。 具体的にいうと、人を感動させ、楽しませるもの、とりわけそれが日常に密接に関っているものを見たり、感じるのが大好きなこと。例えば、生活を大きく変えてしまうようなサービス、アート、服、建物、映画、小説、行ったことのない土地を訪れることなどなど。 さらに、そういうものをなんらかの形で自らの手で生み出したいということ。(このなんら

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