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リノベ銭湯とお台場の温浴施設(サウナレポ)
久しぶりのサウナレポ。最近、サウナイキタイの検索で新しくオープンしたのを探しては、ちょくちょく行っていたのだった。
要約
五色湯は、レトロかつモダンな雰囲気がよく、黒基調のデザインが素敵。サウナも良いが水風呂がキンキン、外気浴スペースもあるのでびっくり。これがリノベ銭湯のパワーか!
泉天空の湯は、ほしい施設がすべてあるハイスタンダードなスーパー銭湯。サウナ特化でないぶん水風呂とかは少し物足りないけど、ミストサウナから炭酸泉からなんでもありなので、間違いはない。イベントの帰りにおすすめ。
巣鴨湯は、サウナは狭めなものの、オートロウリュですごくアツくなるし、不感温浴の水風呂や外気浴スペースを兼ね備えておりすごい!松本湯を少しアップデートした感じ。ぜひ行ってほしい!
本編
五色湯
池袋とか目白のあたりに、最近リニューアルオープンした銭湯。
銭湯や温浴施設には珍しく、全体的に黒を基調としたデザインになっていてかっこいい。カウンターや脱衣所には、おそらくリノベ前のものであろう木の棚やガラスの広告などが並んでいて面白い。
浴室も全体的に黒タイルでかっこいい。ぬる湯とあつ湯があるのもかなり好き。子供のころから家の風呂がかなり熱めだったこともあり、あつ湯ぐらいの温度がないと、風呂としては正直物足りないところがある。ギョンギョンあっためてほしい。
サウナ室はうってかわって木のぬくもりのある白。石のストーブではなくガスか電熱式のストーブなのだが、これも町の銭湯らしくて良い。広さはそこそこあった記憶がある。(逆噴射とかスプラトゥーンで忙しくて、レポまでにけっこう期間があいてしまった)
そして水風呂が冷たい!すごく冷たい。ドライサウナで熱された体が一気に冷却されて良い。深さもそれなりにあって、完成度の高い水風呂だ。サウナ室からすぐのところにあって導線が完璧なのが助かる。
外気浴スペースがあるのが偉い。椅子の数自体は少ないが、うち一つはインフィニティチェアだし、室内にも内気浴用のスペースがあるので取り合いにはならないだろう。ここも黒を基調にしたゼンめいた空間で、かなり良い。
サウナ→水風呂→外気浴の3要素が高水準なのに加えて、自由に使えるサウナマットや、サウナハットをかける場所などもあるのが気遣いを感じる。地元の銭湯がこれだったら最高だろうな、という堅実なありがたみのある施設だった。
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泉天空の湯
ニンテンドーライブのあと、ビッグサイトの近くに温浴施設がオープンしていたことを思い出し、行くことにした。おそらくあのあたりにある唯一の施設だと思う。
ビルの中にあって明るい施設で、新しくて小ぎれいなスーパー銭湯、という感じがする。ご飯を食べられるところも中にある。時間制限が(ほぼ)ないかわりに2700円と少し高価だったので「ひとっぷろ浴びて帰るか」という今の状況にはちょっとな……とも思ったのだが、風呂に入ってみると相応の内容はあった。
大きな施設だけあって、「総て」があるのだ。およそ温浴施設に求めるもの……ぬる湯・あつ湯・変わり湯(入浴剤とか)・炭酸泉・ジェットバス・露天・寝湯・温泉(温泉にも熱いのとぬるいのがある)・ミストサウナ(塩あり)・ドライサウナ・水風呂・外気浴スペース。自分が苦手なので入らなかったが、電気風呂もあったと思う。単純にコンテンツの量が多いので、全部味わっているだけでもかなり長風呂できる。特に寝湯がいい。寝湯があるとワンランク上の施設だなという印象になる。その分値段は高くなるが。
サウナと水風呂の性能については、かなり標準的なものだった。ただ、けっこう「わかってる」感はあって、それは水風呂がちゃんとそこそこ冷たいところとか、露天エリアへの導線とか、サウナ室内のテレビの音量がミュートになっているところとかに表れている。前述のコンテンツ量の多さともあいまって、ここまでやってるなら2700円払ってもいいかな、と思えるぐらいだった。
かなり長湯をしてしまったので、出るころには飲食コーナーが閉まっていたのだが、つながっている商業施設にはけっこうレストランがあったので、そういう面でも、ライブやイベントのあとに寄るには良いかもしれない。追加料金を払えば宿泊することもできるらしいし。
巣鴨湯
ここもつい最近リニューアルオープンした銭湯。五色湯もそうだが、豊島区にはいまリノベ銭湯の波が来ているのかもしれない。
小ぎれいで新しい店のたたずまいから、浴室に入ってみてわかるのは、明らかに松本湯フォロワーであること。細かいバイブラのある不感温浴をはじめとして、それぞれは狭いものの種類がある浴槽、中がライトアップされていて冷たい水風呂、一部分が畳のようなマットになっていることなど、かなり共通点が多い。全体的な雰囲気もすごく似ている。帰りに確認したところ、開店祝いの花が松本湯から届いていたので、もしかしたら系列か、同じ人が手掛けているのかもしれない。
ただし、それは松本湯と同じであることを意味しない。むしろ、後発である巣鴨湯のほうが、松本湯にあった細かい不満(というか、ちょっと惜しいな、という点)を解消しているとも言える。
まず、外気浴スペースがある。これは外せない。巣鴨湯には、インフィニティチェアを含むそれなりの席数のある外気浴スペースがある。しかも静かで、雰囲気がいい。静謐な空間だ。これは明らかに良いアップデート。
不感温浴の浴槽が広いのも良い。松本湯のは少し狭いので、長湯するのに少し罪悪感があった。巣鴨湯の不感温浴はかなり広い(それこそ、普通の浴槽より広い)ので、遠慮なくのんびりできる。
浴室の外でも、スマホで待ちの順番がわかったり、ビールやアイスが売っていたりして、リラクゼーションの幅が広い。全体的にアップデートされた、松本湯ver1.2ぐらいの感じだ。
アップデートの犠牲になっているのは主にサウナの広さだ。松本湯はサウナをかなり広く作っていて、相当な人数が入る。巣鴨湯はかなり狭く、9人もいればギリギリといったところ。しかしストーブはしっかりしており、20分おきのオートロウリュの時にはめちゃくちゃ熱くなるので、狭いのは狭いなりに良さがあるとも言える。
総合して、とても満足度の高いサウナだった。でもグレーチングにロゴを入れるのはマジで後追いすぎだと思うよ!
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まとめ
最近オープンするのはよくわからんめちゃくちゃ高い個室サウナばっかりだったけど、こうした良い施設もできていてくれて助かる。こんどは富士見湯にいきたいし、12月には渋谷サウナスなる施設もオープン予定らしいし、楽しみにしたい。
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