無課金でもできる水風呂攻略(サウナ 立ち回り攻略記事①)
こんばんは。ライオンマスクです。
サウナ、やってますか?
おれは年間60回以上サウナに行っています。
サウナをやっていると、水風呂がぬるかったりして、イマイチな感じになることがあります。
この記事では、特別な道具や、高いサウナ施設を使ったりする追加課金なしにサウナ行為のランクを上げる、科学に基づいた立ち回りを紹介します。
サウナ行為初心者の方や、有名サウナ施設が近くにない地域の方など、参考になれば幸いです。
大事なのは、水風呂に入るときの、姿勢です。良い姿勢で水風呂に入ることで、ぬるい水風呂でもしっかり体を冷やす立ち回りができます。
水風呂に入る時、どんな姿勢で入っていますか?
水風呂の深さや広さ、同時に入っている人数にもよりますが、普通に入浴する時のように、足を曲げて体育座りで入っている方が多いのではないでしょうか。
しかし、何も考えずに体育座りで水風呂に入ると、水風呂の性能を100%活かしきれない場合があります。
↑体育座りの様子(一般語彙ですよね?)
我々が水風呂に入る時、体はどのように冷えていくでしょうか?
水に接している体の表面から、体温が奪われていき、だんだんと冷えていく、というのが一般的な体感かと思います。
しかし、これだけでは50点。
我々の体を隅々まで冷やしていくのは、冷却された血液なのです。なので、しばらく冷たい水風呂に入っていると、脳や肺までも冷たくなっていく感覚があります。
反対に温めるときのことを考えると想像しやすいかと思います。例えば、足湯をしていると、足だけしかあたためていないのに、全身がぽかぽかしてきますよね。それは、足で温められた血液が体内をめぐり、全身を温めているからです。
(体表で冷やされた血液が体を一巡するまでにかかる時間は、およそ1分と言われていますので、水風呂には1分以上入っていると良いということになります)
体の冷却が血液によっておこなわれるということは、効率よく冷却するためには、以下の二つが必須となります。
①水に触れる表面積を増やす
②体を冷やしやすい場所を水に触れさせる
①は、曲げている足を伸ばしたり、手をのばしたりすることで実現できます。
例えば足を曲げている時、ふとももとふくらはぎが接している状態になり、密着させていれば水に触れることはありません。しかし、足を伸ばした状態になると、ふとももとふくらはぎの密着していた部分にも水が触れ、表面の血管から体温を奪えるようになります。これは体感的にも理解できるかと思います。
②の「冷やしやすい場所」とは、どこでしょうか?
冷えやすい場所は、より多くの血液が通っている場所、つまり太い血管の通っている場所です。具体的には、首、脇、股(足のつけ根)です。これらの部位には太い血管が流れているので、重点的に冷やすことで体全体を冷却できます。
↑首、脇、股は熱中症になった人を冷やす時にも重要な部位です(引用元)
つまり、総合すると、
水風呂が物足りない場合には、首までつかって足と手を大きく広げましょう
ということになります。
それでは、良いサウナライフを。