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岸田総理と… バーチャル美少女!? 国連IGF京都2023レポート【JPNIC公式】

岸田総理とバーチャル美少女が並んでるのヤバすぎない!?

JPNIC (日本ネットワークインフォメーションセンター) 公式の国連IGF京都2023レポートで、私とミラの登壇イベント「メタバース住人との対話」について紹介して頂きました!

IGF京都2023フォトレポート

出典:IGF京都2023フォトレポート – JPNIC Blog

岸田首相のご挨拶、日本発セッション

Day1の開会式では、歌舞伎「連獅子」を元としたプロジェクションマッピングによる未来的な映像作品による迫力のあるオープニングの後、岸田首相が挨拶なさいました。マルチステークホルダーアプローチによる対話の場としてのIGFの意義と重要性を強調し、IGF2023での議論の進展に期待する力強い挨拶でした。首相は開会式に引き続いて持たれたAIをテーマとしたものハイレベルセッションにも登壇なさり、2023年5月に開催されたG7広島サミットの成果である広島AIプロセスに触れ、日本政府の積極的な取り組みを示しました。

開会式により正式にIGF2023が始まったわけですが、Day0イベントを含めて全部で355セッションが、12に上る会議室で同時進行するため、すべてのご紹介をすることはできませんし、今後いろいろな団体やイベントで内容の紹介はされると思いますが、ここでは日本発のセッションを二つ紹介したいと思います。日本IGFタスクフォースがISOC-JPとの共催でセッション提案チュートリアルを開催するなど、日本からの提案が推進されたことによって、日本人がオーガナイザーや登壇者に入っているセッションは20以上と、過去最高を記録しました。

一つ目のセッションは、IGF 2023 Day 0 Event #134 Talk with Metaverse residents – a new identity and diversity(メタバース住民と話す – 新たなアイデンティティと多様性)です。これは日本インターネットガバナンスフォーラム2022でのバーチャル美少女ねむさんとのトークイベント「メタバース時代のインターネットガバナンス」を元に、IGF向けに作り変えて提案したところ、採択されたものです。日本IGF2022のセッションではねむさんから、体にギアを付けて動きを感知することでアバターの動きに反映されるといった道具立てや、今のメタバースの状況などの説明があって、それに対して議論するスタイルでしたが、IGF2023ではねむさんと共同研究を行う人類学者Liubmila Bredikhinaさんがセッションに参加し、ジェンダー論の観点からの議論もありました。メタバース上の人格をIGFに登壇させる、メタバースの世界をIGFコミュニティに見てもらう、そしてねむさんのファンのようなセグメントの方々にIGFに参加してもらうなど、いくつも意義深いことが実現したセッションとなりました。

出典:IGF京都2023フォトレポート – JPNIC Blog

参考:国連 IGF京都2023での登壇について

詳しくはこちら! 動画や登壇資料も公開しています。


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