ねまき
真っ当に生きられない日々。
【登場人物】 後輩:ハヤカワのセールは初めて。SFを買えばちょっとインテリぶれると思っている。 先輩:ハヤカワのセールは4度目。SFを買えばちょっとインテリぶれると思っている。 後「あっ!!ハヤカワ恒例の冬のセールが始まったらしいっす!私も先輩みたいにSFを読んで、知的な感じを醸し出したいっす!オススメ教えて欲しいっす!!」 先「まあ落ち着こうか、後輩くん。ハヤカワのセールは確かに魅力的だ。……だが、気をつけたまえ。気を抜くと、”持っていかれる”ぞ」 後「そ、そんなヤ
ツイートは一つ一つ、殺意を持ってするべきだとわかってはいるけど実行できない。 よろしくお願いします。 AがBに似ている、っていうの意外と人の感性が出ると思っており、僕はあまり共感を得難いほうにいると思う。タングラムっていうより旅館のおもちゃっていう方が伝わりよいよねっていう小癪な技術。 パワハラを乗り越えてアルハラまで。人生は苦難の連続だ。
古物商から奇妙な鏡を買った。 どうやら年代物らしい。鏡が特に欲しかったわけではないが、木枠に象られたガーゴイルの紋様がやけにいかめしく、部屋のアクセントになると思ったのだ。 しばらくは鏡の位置に迷ったが、寝室に設置することにした。おそらくそういう塗料が塗られているのであろう、月光に当たると薄紫にぼんやりと光り、それを見ていると深い眠りに入れそうな気がするのであった。 鏡の設置から一月ほど経ったある日、公園で1人の青年に呼び止められた。 「すみません、私、クイズ研究会の