9/24(🤟🍍)

25周年を迎えるV6の52枚目のシングルが発売された。
新品のV6の作品を買うのは3年ぶりで(その間に舞台は2回行っている)、つくづく自分は最大瞬間風速のタイミングでしかお金を使っていないなあ、と思う。なんか買いたいな、となった時に買いたくなるような作品が出たことが、かなり嬉しい。こういうのって一度逃してしまうと、そのまま何もせずに時が過ぎていくから。

これからこの曲の話をします

↑の映像、トニセンがシャツやジャケットの裾を揺らす様子を映したくて映しているようなシーンが見られて感動する･･････。

足の長さ、体の細さといったスタイル面、ターンがうかがわせる体幹の良さ、腕の角度、揺れる裾といった細かい振り付けまで、今のV6にはときめくポイントがたくさんある。
いつまで見ていられるかな、という不安が胸に過ることはあるけれど、カミセンの40代はまだ始まったばかりだし、森田剛さんの40代後半が見られるまでは止まってほしくないなあ。30周年を迎える時の坂本さんの年齢は今年度の東山さんの年齢と同じだから、きっと踊れるはず。絶対踊れる。続いていてよ。頼む･･････

少年隊の曲をバチバチに踊っていた自担がデビューしたらavexのユーロビートを歌うとは思わなかった人っていただろうし、48になっても自担が儚くあり続けることに驚いている人だっているんじゃないかと思う。
じわじわと神格化され続けることに対して本人がどう思っているかは分からないものの、それにしてもじわじわと神格化され続けすぎている。ずっと人間より格が上の 人ならざる存在 みたいな喩えを囁かれ続けているひとって、実は事務所の中でも多くはないと思うのだ。
その若さや容貌の可愛さに対して向けられる天使という呼び方だったり、犬っぽい/猫っぽいといった属性の分類と、長野博さんの衣装に対して思わず羽衣じゃんと言ってしまうのって全然ジャンルが違くないですか？年月により生み出される信仰と、それを受けてより存在としての輝きを増す循環について思いを馳せてしまう。

普段は わ～アップルパイ焼いてる～手間かかってるな～パイ生地作るのに何時間かかってるんだろう～大変そう～～～！ みたいなことを感想として抱くことも多いのに、今回の諸々の衣装や歌詞割りや演出を見て意識が変な方向に進んでいってしまった。
あの透明感や儚さは、ブルべとか肌が焼けないとかいった体質由来のものだけじゃないはずで。これが一番キマるな、と感じる魅せ方が美しくあり続けているのは長年のアイドル活動によって研ぎ澄まされていった結果なのだと考えると、より一層とうとさを感じずにはいられなくなってしまう。

「顔の系統が同じ」という理由で髙橋優斗さんが儚い雰囲気を纏い続けるようなアイドルになるか？と考えてみたのだけど、それはまた違うよなあという結論に達した。髙橋優斗さんは2シンメを従えてセンターに立つこともあれば、Jr.をまとめたMC役を果たすこともあって、燦燦とした雰囲気を放っているイメージが強い。顔が似ているふたりは経歴やそれによる世代内での存在感はまったく似ていなくて面白い。一方で私服選びが難しいという共通点に関しては顔や体格由来だろうから似るのも当然で、そこはなんか不憫可愛さがある。優斗くんも30代後半くらいから似合う服が増えてくると思うよ、頑張って･･････。

CDTVでの衣装というと岡田准一さんの衣装もよかった！襟のところに左右ひらひらが付いている衣装。ひらひら はその存在が目を引くから、つい ある＝良いと思ってしまいかけるのだけど、左右にひらひらがあるとマイクやジャケットの襟のギザギザの部分にひっかかって取りづらくなる可能性が上がって、見せ場のアップは良い画にならない時もある。かなりリスクの高い衣装だな～と思っていた。
のだけど！岡田さんの筋肉の制御技術は無駄に布を動かさないのか、適度に布を舞わせていて、ちょっと片側に寄りかけたらスッと直す仕草まで華麗だった。衣装の演出が見えるとこ～れが見たかったんだよ！！！と誰かに伝えたくなってしまう(のでこんなに長々と書いている)。

現代の音楽を掬って活動し続けられるアイドル/ダンスボーカルグループがどれだけいるのだろう、NegiccoがSpangle call Lilli lineに曲提供してもらっていたの本当に嬉しかったんだよなあ。そういう連続性や音楽性の移りかわりみたいな点でいえば、私はV6もNegiccoも東京女子流も同じように好きなのかもしれない。SCLLも20周年だったし、40代だし、なんかいい感じにV6との縁が生まれたりしないかなあ。今V6とやってる愛が一番近いのはSCLLとかクラムボンだと思ってるよ。ユニット曲でもいい。聴きたい･･････。

前にも貼ったことあるかもしれない。
実感したことはあったりなかったりだけど、SCLLの世界観て全部この世っぽくて良い。

It’s my lifeも本当にすごいタイトルだよ。人生とか円とか0とか1とか、概念全部やってくグループであることだ。

V6 - since1995(Playlist)

生きているっていいことだよなあ。しみじみしちゃうね。
そう思わせてくれるグループがいて、しかもなんとその人たちを好きでいるという、これってかなり幸せじゃない？存在に救われるみたいな思考回路を最近めっきり忘れていたけど、あったじゃんね。ありがたいよ。