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8/2(ストレイテナーを聴いている 24年夏)

フジロックが終わり、あっという間に1週間が過ぎた。土曜日はテナマニのために大阪へ。


ずらし旅とかいうチケットを前日に買うと、特になにかアクティビティをやらなくてもシンプルに4000円くらい安くなってすごい。ただスマートexを操作しただけで、そんな、いいんですかね。

夜行バスを取ろうかもギリギリまで悩んだけれど、早く着いてもやりたいことといったらちょっと散歩したい、ぐらいだし、午前中6時間をどうにか耐えるには暑すぎるだろうから諦めてしまった。なんとなく理想の行程を見つけておきたい。


昼頃着いて地下鉄に乗り込み、梅田、なんばで電車を降りた。思いのほか地下道が便利で、夏でも歩き回りやすくて助かった。東京でも同じような動きはできそうだけど、新幹線から直に乗り換えられる地下鉄って少ないような。

当日は淀川の花火大会がある、と事前にTLで知ったので、交通規制とか調べながら移動した。土地勘があまりにも無いとどの方面の何線が混むとかも分からない。新大阪に近い宿でも取って日曜の朝帰ろうかな、というルートを取っていたら、ライブ帰りの時間帯とか激混みだったのかもしれないし、無理しなくて良かった。


HEP FIVEには昼から浴衣姿の若者たちが待ち合わせしていた。夜までその格好で頑張るのすごいな、イベントってこういうことだよな、とハッとさせられる。ハレの日に向けて準備をするみたいなこと、成人式の記憶が最新かもしれなくて、もっと自分のために手間をかけてもいいのか・・・・・・とか思う。

そんなこんなもあり、出店されていたらつい見てしまう店を巡り、EMODAでデニムを買った。いわゆるウェーブ向きみたいな形で、そんなに肌見せがなく、色味が若干夢っぽいのがよかった。結構ごつめの厚底じゃ無いと着こなせないようなボトムスが手持ちに増えているから、ちょうどいい靴も探す必要がある気がしている。分厚めのヒールのブーツ、でもいいのかも。春秋に履けるやつ、ほしい。

店員さんの雰囲気の楽しさがありがたく、まえ行ったことのある店舗の人たちと方向性が全然ちがうな、NMBのメンバーみたいだ、と思った。後日あかりんのYoutubeを見たらEMODAのデニムの話をしていて、EMODAの服を着ているひと、として自分がイメージしている像がまさにあかりんだったことが分かった。


昨年9月、今年6月の北海道公演に引き続きなにわ男子のツアーと日程が被っていて、コンサート前の人々も街にたくさんいた。
私は完全に部屋着で移動してライブ前にTシャツ着替えて、ぐらいの身だしなみだったから、(浴衣も含め)本気の装いをした人が多い空間にいるといつも以上にいたたまれない気持ちになった。なんとなく青っぽい出で立ちになっていたのでメンカラ身につけてるみたいにも見えたかもしれない、というか店員さんにライブですか?って聞かれた。

メンカラの文化ができてからというもの、ただその色が好きなんだろうな、よりも先に、誰かメンカラを持つ何者かのファンなのかも、が先に来るようになってきていて、色を色として着づらいことについて考える。色を背負うってそもそもなんなんだろう、とか。


HEPを出て、淀川と逆方向に数駅、なんばHatchに向かった。整番の問題もあるし、開場後に向かうだけのつもりだったのだけど、微妙に時間あるし、荷物も多いし……。で、一回荷物を置きに行くのを兼ねてグッズ列の様子を窺いに行ったのだった。

降りるのは3度目とかのなんば駅、地下からの出口が分からなくて右往左往したあと、たどり着いたはずの建物の前でも入り口がどこか分からず、思いのほか途方に暮れた。説明書を読まないで文句言うもんじゃないですよね。わたしも頑張って説明書を書くから、読む側もやっていこうと思った。

なんとか自動ドアを見つけて中に入っていくと、ライブ会場の見慣れた風景、シンプルなボトムスにバンTの人ばかりで安心した。
思い思いの年代のTシャツで溢れていて、Hatchのロゴ入りTシャツの人とか見ると、ここがホームで色々なバンドを見てきたんだろうな、と思わされた。

ホームのライブハウス、となりうる東京会場っていまどこなんだろう。適度なサイズ感の、イベントでも行くし思い出のワンマンもあったし、みたいな会場。スタジオコーストとか中野サンプラザとか、メモリアルな雰囲気のある会場が無くなっていったのは本当に寂しいこと。ここしか!と思える中規模会場が無くて、それでもライブハウスは入れ替わり立ち替わり、ツアーは続いていく。会場へのわくわく感が無いのも、都内でツアーを見る意欲が低い理由のひとつかもしれなかった。


思い思いのバンT、今回は22年夏の白地に水色・ピンクのロゴのを選んで着ていった。

パキッとした水色、私は着るけどみんなが着るわけでもないタイプの色味のひとつ。バンドの英字ロゴの服って、着続けてたらそういうブランド名なのかな、と周りに思い込ませることができるような気がしている。テナーとGRAPEVINEのTシャツがを増やしてしまうのにはそのあたりにも理由がある。

今夏のグッズのカラーリングは黒とオレンジで、両方とも着ない色だからやめておいた。グッズ列に早いうちから並ぶのを諦めていたら、着いた頃にはアクキーが売り切れてしまっていた。これは東京公演で買うしか、と思いつつ、気付いたら次の予約も売り切れていて、灼熱のお台場で並ぶかどうかを試されている。どうせ昼から行くなら、とお台場冒険王を調べてみるとお笑いステージはホリプロの回だった。午後じゅう夏のお台場にひとりで放り出されるのはしんどいものがある。有明ぐらいまで逃げて風呂でも入ってようかな。大江戸温泉物語さえあれば最高だったんですが。


グッズ列の脇、ティザー映像がループするモニターの横にドリンクメダル交換機があって、せっかくなのでそれだけ交換してから会場をあとにした。

地下鉄に戻り(今度は駅まで一瞬で着いて、迷ったのはなんだったんだろうと思った)、ほんのひと区間だけ乗って楽屋AでM-1の対策ライブを見た。
本番の1回戦を見たことも出たことも無いけど、感想を整理する余裕もないし、どんどん記憶が上書きされるしですごくエネルギーが要るというか、ここで記憶に残り続けたひとたちが上がってるってことだよなあ、と疑似体験することができた。

このときめちゃくちゃ面白かった組、芸会やM-1の本番でも実際に結果を残していて、どこにいても誰が見てもそうでしたよね、と答え合わせできたような気分になった。またどこかで見たい組がたくさん!
わたしも楽屋Aに出たり交流できたりするように頑張ろ〜と思った。


楽屋Aを出るとちょうどライブの開場時間ぐらいだった。人の流れに乗って駅から駅へ、下見した甲斐もあり、Hatchの入り口までスムーズにたどり着けた。

番号を呼び出されるのを少しだけ待って入場。エスカレーターでさらに上っていくのが、劇場みたいでちょっとわくわくする。

楽屋Aでのワンドリンクがまだ余っていたから、ドリンクの交換は終演後に回して会場下手から入った。そういえば構内の様子を意識して写真やなんかを見たこととか無くて、Zeppとは質感のだいぶ違うことに驚く。どちらかといえばコーストみたいな、中央の謎の円盤状の構造が印象に残る。ていうか、薄々気付いていたけど、結構広い。

上手方向に進んでいくと、柵で仕切られたエリアごとになんとなくスペースがありそうなことが分かった。一番前のブロックの一番後ろ、柵前ぐらいに立ち、視界を確認する。圧縮後どうなるかは分からないけれど、そう見づらくもなさそうで安心した。


いつも通り、おそらくホリエセレクトなのだろうな、と思われる客入れSEが流れるのを聴きながら、開演を待つ。時折シャザムしては、Passion Pit好きだねえとか、羊文学は曲だけ聴いてるのかタイアップ先のアニメも見てたんだろうか、とか考えたりする。
まわりの人たちはどんな会話をしていたっけ、関西弁の会話が弾むのがサラウンドで聞こえることってそういえばなかなか無いな、と思った記憶がある。


定時、STNRが流れて開演!

いつからか着始めているネクタイ衣装にこちらの気も引き締まる。


久々に味わうようなあの緊張感。
ここから、書き始めたら止まらなくなったので久々に全曲感想を連ねます。

1.プロローグ

一音目から高まった期待、それどころじゃないイントロで一斉に叫び声が上がる。と同時に人も押し寄せる。

プロローグ、今回いちばん聴きたかった曲、なんとトップに大抜擢されていた。


セルフタイトルアルバムはらしさ前回の曲が揃っていて、シングルカットされた羊の群れ~を含めて全曲テナマニ曲っぽさがある。ここ数年をかけて消化してしまった元々のテナマニセトリ曲、というのはこのアルバム収録曲たちだったのでは・・・?と思ってやまない。A Long Way To No Where、Cry、Silly Parade、どれもツアーで聴いたときに「今!?それを!?引っ張り出してきて???!?」と衝撃を受けた。プレアデスなんてDVDにもなったしベスト盤にも入った。笑


今日しか聴けないかもしれない曲、こんなに一瞬で終わっちゃうんだ。こんなの、目が離せないじゃん・・・・・・(最初からその予定)となる。

2.DON'T FOLLOW THE LIGHT

で2曲目に早速分からない曲がくるという。曲名も覚えていないのがたくさんある、うちのひとつだったために、あからさまに曲名を歌っていたらしかったサビが来てもいつの曲なんだか全然わからなかった。

歌詞全体もあまり聴き取れなくて、でも完全に知ってるコード進行で、安心できる味の知らない名前のメニューを食べてるみたいな気分に。私って全然雰囲気だけで音楽聴いて好きでいることあるんだよなあ、と思う。


ひなっちのMCによるとこの頃も3人時代と認識しているようだった。たしかにクレジットがサポートとなってるだけで本人がもう弾いて収録してライブ出てたなら3人時代じゃんね、RUSHBALLのエピソードを思い出す。

収録アルバムLOST WORLD'S ANTHOLOGYを出したころの2人の年齢って今の自分と同じで、今年に入ってから2004年のロッキンの映像を何度も見ている。ものすごい気迫、オーディエンスもめちゃくちゃ盛り上がってて、暑そうで、実直さに心が洗われる。ライブ一発で何かが変わるかもしれない、ってちょっとだけ信じられるような映像。

3.Alibi

それで3曲目はミニアルバムImmortalからMVまで出てるこの曲!

聴きこんでない曲もあるけど、やってほしい曲も来ることを再認識できた。

Alibiはドラムの明るさとギターのクリアさと歌い方の重たさとのアンバランスな感じが好き。なんでこんなしんどそうなのか分からないけど、こういうシリアスさをずっと愛してしまうよ。

4.STILLLNESS IN TIME

これまた全然知らんけどいい曲、TITLEってREBIRTHとAGAINST THE WALLのあいだにこんな曲まで湛えてくれていたなんて、アルバムちゃんと通しで聴けてないことを思い知らされる。たった2コード、2フレーズだけでじゅうぶん推進力があってエモい。こうありたい、って思えるシンプルさ。

TITLEの再現ライブのアレンジについての話題があった。映像買ってそっちも見たい。し、今回聴いた感じもめちゃ良かったので、ツアーのどこかでもやってほしいな、と期待してしまう。。

5.Diamond Phillips

これは途中でDiamondと聞こえたから曲名と一致した!一致しただけで歌詞の中身は分からなくて、繰り返される単語的に痛み分け系の曲かな、と思っていたのだけど、いま歌詞を読み返すと別に分けてはいなさそうだった。分けないこともあるんだ・・・・・・。

特に思い入れもないので、こうやって歌詞を読んでいると2曲目でDon't follow meて言って5曲目でI follow youて言ってるな、とかどうでもいいことを考えてしまった。

DiamondはIn Your Heartな曲のが好きかも。ひとによって捉え方は様々。

6.The Nowarist

12月になると聴く曲!を真夏に!!!リフが心地いいし、全体の構成がきれいで、盛り上がるべくして盛り上がる。イメージしていたライブの風景と違わなかったのが嬉しかった!

見るたびにNotwistみたいなタイトルだなーと思う。

7.Wonderfornia

13年のベストを聴いたあと、ライブ盤のBehind the Tokyoをサブスクで聴き始めたとき、Wonderforniaの明るさに驚いた記憶がある。モチーフとしての遊園地がかなり好きなので例に漏れずこの曲も好きです。
そして唐突に終わる、楽しい時間ーーー。

8.Rest(休符)

こっからはダークサイドなので、と始まったブロック、またしても知らない曲からスタート。
今回の本人たちがわざわざ引っ張り出してきた曲(と知らない曲たちのことを解釈している)、ぜんぶ結構ムードが似ていて、新譜にも暗重い曲たちが立ちこめているのでは・・・!?とか予想してしまう。空だとしたら一面薄暗い雲。どのアルバムも9割わかるのに残りの分からない曲がピンポイントで繰り出されるのがテナマニ。精進します。

9.Sad Code

知ってる暗さだ!とひと安心。聴きたかった曲なので沁みる。サビの譜割、歌詞の内容、曲のテイスト、これもまたストレイテナーらしさが詰まってる。あんまり覚えてないからはやく映像届けてほしい・・・。これって鍵盤弾いてた???記憶が・・・・・・。

10.Dark Blue Day

きた!!!!!ダークサイドって単語から最初に思い浮かべた曲が!ついに!!!

宇宙の夜~の映像選抜に入っていなかったとき、じゃあ一生見れないじゃんと思った記憶がある。ちなみに映像化されていたDark CityはDarkって入ってるけど物理的に暗いだけで、感情的にはそんなに暗い曲じゃなかったりする。歌詞がツアータイトルにもなってるぐらいだし、むしろ明るい。

近年の活動の傾向からはポジティブ&タフというイメージがつよいけど、ホリエアツシというひとにも本気で落ち込むことがあるんだろうな、と(勝手に)馳せてしまう曲。

救いはまだあったのかな、って、じゃあ今は救いが無いってことじゃん・・・・・・いつもは痛みを分けてほしいって言ってるのにその次元ですら無いなんて・・・・・・。

シロップやバインの暗い曲を聴いて、これがありなんだ・・・!と影響を受けた、みたいなエピソードを思い出す。ピアノとシンセの音色が重なる間奏がとても好きだし、それをボーカルが弾いてるのもいい。

アルバムCreaturesの印象ってほかのアルバムに比べてもジャケットの印象が強くて。夜の帳と暁、Dark Blue DayとSunny Suicideで暗さと明るさの両極を示しているようなイメージがある。インタビューとか一切読んでないから分からないけど、もしかして主語と述語だったりするんだろうか。どちらの暗さも明るさもストレイテナーらしさだと思える。

11.Curtain Falls

ずっと昔から知ってるメロディを新しく感じて、ライブの趣旨ににふさわしいフレーズすぎてグッときた。幕が下りてしまったあと、暗闇から晴れるときの曲だから、流れ的にも最高だった。青写真のアンサーじゃないけどLight Your Heart Upって感じ、思いやりのあたたかみが溢れすぎている。Dark Blue Dayの主人公にも日が差すといいね。

波打ち際に立って~あたりからラストまで、ストレイテナーの日だまりっぽい曲たちの中でも特別すきな部分。あと音源でこんな歌い方してる曲ってほかにない気がしていて、感情の乗り方、その声が素晴らしくて泣けてしまう。ライブの時の歌い方がどうだったかはもう忘れちゃったけど、でもやっぱりこのあたりで泣いてたと思う。


Sad CodeからAFTER THE CALMまで、後半6曲ずっと同じ強度で好きな曲が続いてやばかった。テナマニでしかこのセトリが存在しないなんて信じられないけど、映像化があって良かった。ストレイテナーって映像化がマメだから助かる。きっと今回の映像で助かる心が未来にもあるんだろうなと思うよ。

12.Alternative Dancer

オルタナティブダンサーは初めて行ったストレイテナーのライブ(何もひっさげてないやつ)でやっていて、完全に大好きになってしまった曲。ロマンチックでダンサブルで、クラブに通ってた頃の趣味の片鱗が見えて、ストレイテナーの曲の中でいちばんときめく曲ってこれかも。秋に行ったGETTiNG BETTERで流れてたの嬉しかったな。あのとき流れるべき曲って感じがした。

13.Dive

残業に次ぐ残業で行けなかった因縁の広島公演で演奏されたDive、なんとテナマニにも召還していただいたので聴くことができました。これはもう大熱狂。
息をのむ一音目、曲調の変化ももちろん好き、カップリング曲?18年前?、曲の境遇なんて関係なさすぎる、それぐらい奇跡的な美しさが極まってる。

当時の歌い方でしか聴けないでいたこの曲を、今のホリエアツシの声で歌い方で、そしてOJの施したギターアレンジで聴けたこと、嬉しかったな・・・・・・。リズミカルな後半がみんな楽しそうで、楽しくて、幸せな時間だった。願わくば眠ってないで頻繁に演奏されていてほしい。

14.AFTER THE CALM

こちらはなんとかたどり着けた仙台公演で演奏されたAFTER THE CALM。仙台公演はちょっともみくちゃすぎて、ゆったりめに見れた福岡と比べたら内容ほとんど覚えてないんだよな・・・・・・。
いまセトリ見返したら両公演で全然セトリ違う、仙台は前半がめちゃくちゃ良かったような気もしてきた、あと多分ラストのバーサーカーが記憶のすべてをかっさらっていったんだと思う。この曲もアンコール1曲目で当時の熱っぽさが渦巻いてる時間だったはず、詳しく思い出せないのが悔しい!!!
Diveから鍵盤曲が連続して、みんなリクエストに鍵盤曲を選んでたんだなあ、と今更思ったり。ほかの投票曲はもう見(返せ)る機会が無いのかもしれないと思うと本当に寂しい。

正直聴きながらも仙台のこと全然思い出せないなって考えてた!悔しいまま次!

15.Force

ForceとOur LandとBreaking Groundsを同じフォルダに入れているので、最初どれだか分からなかった・・・・・・。強さの話をしてるから、たぶん、Force。と推測する時間がありました。
パーソナルなパートから急に壮大になったこともあり、そんなについて行けてなかったな。曲自体はこれも展開が楽しいイメージがあったから、ドラムを主に聴いてた。鍵盤パートも、ピアノって打楽器なんだな~って思うようなリズムの取り方でよかったな。音も綺麗だった。

16.星の夢

全員の大本命こと星の夢。星だし夢だし、これはもうストレイテナーでしょ。って曲!

ファンタジックでロマンチックでメランコリックで辛辣な、7拍子。こんなにノりやすくて情熱的な7拍子の曲って貴重じゃありませんか?脳内フォルダの話で言うと、この曲はGRAPEVINEの冥王星と同じところに入ってます。金星と月と木星だって言ってんのに。7拍子になっても息継ぎや言葉の丸め方なんか、節回しはホリエ節で独特。

17.Eternal

昨年度のテーマソングことEternal、再登板。これは私が意外と思ったとかじゃなく、もうなんか暦的に(?)意外な選択だった。ここまでみんなで走ってきたよねえ、的なこと?Silver Liningの後夜祭?とか思いながら聴いていた。そりゃあ何度聴いてもエモくてシリアスで大切な曲なので・・・・・・。

ひとのブログを読んで、かつて開催されるはずだったテナマニでのリクエスト1位だったらしいことを知った。その頃のわたしはテナマニでなく、この曲も知らなかったけれど、今こうして足を運んで感動しているのって不思議な縁だな、と思う。私はコロナ禍のスペシャでTHINK OF MICHINOKUを見ていなかったら、いまの生活にもたどり着いていなかったわけで。なにがどう自分の人生に作用するかって分からなくて、なにかが変わってしまうかもしれなくても、それでも選択し続けていたい。

18.SING

勝手にどっかで見たことあった気がしてたけど、初だったっぽい。そんなことある???!?もっかいSINGやり直したい・・・・・・。DVD収録曲だったから見た気でいたのかな。その頃は複数公演行ってないこともあり、SINGのやってる公演、引いてないです。

最後の最後にぐっと圧縮がきてやばかった。もうそんな体力残ってなかったし、こないように柵の手前ぐらいにいたのに、周りの熱に文字どおり浮かされた。この勢いのままダイブとか起きるんじゃないかって思うぐらいと言うか、だから当時のテナーのライブってダイバーがいたんだろうなと想像できた。

19.AFTER SEASON

たしかにぜんっぜんFuture Soundtrackの曲やらないなあとは思ってた!これも初だったっぽい、そんな気がしなさすぎる・・・・・・。Future~とApplauseは聴きすぎててどれを聴いたことあるとか無いとかもうあんまり分からない。

前回のテナマニはこのアルバムの頃で、それ以降のライブのなかでぐるぐるどの曲もやっているからなのだろうけど。Superman Songとかも聴いたこと無いから見てみたいな。

20.COME and GO

旅路の曲、去年の246やSilver Liningから引き継いでいるような精神性を感じる。去年の曲たちからもうっすらダニーゴーの気配が漂っていて、この曲もちょっとだけそうだった。つぎの旅が待ち遠しくなる終わり方だった。


映像化がマメなストレイテナーには、2020年からの5年間だけでも
・TITLE再現ライブ(Applause特典)
・Applauseツアー
・Crank In スタジオライブ(Crank In 特典)
・Crank Up スタジオコースト公演
・Silver Lining 中野サンプラザ公演(25周年ベスト特典)
・25周年武道館
・メジャー20周年シェルターライブ(新譜特典A)
・今回のテナマニ東京公演(新譜特典B)
と8枚の映像作品が存在している。
見応えがありすぎるし、見比べ甲斐もばっちりでありがたい。

今回のライブ後、ライブの特性的にそうなるのはそうなんだけど、と前置いて、シェルターとテナマニとでセトリが一切被っていない、という話題があった。
あと、これからはどの曲が最後の演奏になるか分からない、という話も。

次のツアーは久々の引っ提げる系のツアーで、セトリのある程度は決まってしまうのだろうけれど、意外なセトリに出会えることを期待してしまっている。

新曲のSkeletonize!は、この夏Diveに圧倒された者にとってもかなり待望の質感で嬉しかった。
まだこの歌い方をしてくれるなんて、最早感激に近い。

道、という言葉がキーワードの新作、いろんな街で触れられるのが楽しみで仕方ない。
ジャケットが杉並区っぽくて、それも良い。Blank Mapは吉祥寺で、Crank Inは阿佐ヶ谷で、SilverLiningは中野サンプラザで、いろんな街を飛び回ってもやっぱり杉並は大事な街として存在しているらしかった。
11月から4ヶ月、真冬のツアー。健やかに過ごせますように。

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