アダム・ランバートについて(「Live Around The World」発売記念)

最近出たばかりのライブアルバム「Live Around The World」。クイーン+アダム・ランバート名義で行ってきたライブのベスト盤という感じです。嬉しいことに、CDだけでなくライブ映像を収録したブルーレイ(またはDVD)も付いています。

ライブ映像には、ロジャーとルーファス(ロジャーの息子さん)のドラムバトルや、ブライアンのギターソロが収録されているので、CDのみを買うよりもお得だと個人的には思います。

私はクイーンのオリジナルメンバー(フレディ、ブライアン、ロジャー、ジョン)によるライブも好きですが、クイーン+アダム・ランバートのライブも好きです。今日は、アダムについて思うことを書きたいと思います。


一度フレディの歌声を知ってしまうと、ほかの誰にもクイーンのボーカルなんて務まらないんじゃないかって思ってしまいますが、アダムは見事にやり遂げてます!!誇張してませんよ、私は本当にそう思っています。

アダムは、クイーンの曲ひとつひとつを丁寧に、楽しそうに、情熱的に歌っています。「フレディならこう歌ってくれるのになぁ〜」という、物足りなさや違和感でムズムズすることがないんです。どの歌も、とても気持ちよく聴くことができます。

アダムの歌声は本当に素晴らしいです。
彼の歌声は、まさに「涸れることのない泉」という感じ。いくらでも声が出るし、その声には常に潤いと迫力があります。
余裕を感じるんです。あんなにエネルギッシュなのに、8割くらいの力で歌っているように感じます(笑)。

アダムは単に声量で押しまくるタイプではなく、曲の雰囲気に合わせて歌声をコントロールできる歌手だと私は思います。クイーンの曲が彼の声に押し潰されていると感じたことはありません。彼の声は、ブライアンやロジャーの演奏と調和がとれているんです。彼がクイーンを敬愛していることは、歌声にあらわれていると思います。

アダム、本当にすごいです!彼の歌声でクイーンの曲を聴けることが、とても嬉しいです。


今日は以上です。
お読みくださり、ありがとうございました。