ミケビーチで考え中
夢うつつの中でブツッとブレーカーが落ちるような音は聴こえてて、次の記憶は部屋中ピッピピッという電子音とともにエアコンが稼働する様子だった。どうも寝ている間に停電してそして復活したらしい、確かな証拠は汗でベタベタの全身だ。それ以前に最近はシャワーを浴びずベッドに突っ伏してそのまま寝るクセがついていて、よくない。住み慣れるといつもこうなるんだ。
ダナンの天国、ミケビーチで再びタイムラプス(厳密には動かしているのでモーションプラス)を撮っている。前回は二週間くらい前だったか、俺には違いは分からんが、10年以上住んでいる人に言わせると「ずっと曇っていた」らしい。この乾季、曇るにしろ降るにしろすべてが一瞬一瞬の出来事だと思っていたので、おどれぇた。
南の方角に広がる雲が邪魔だが、雲ひとつないというのも味気がない。今日はほどほどに良いものが撮れるかもしれない。
さてこれを何に使うかというと、はじめる動画のオープニングだ。ゴールデン街でこのオズモポケットという撮影機材を教えてもらった瞬間に、前から薄々と考えていた計画を「やろう」と決めた。この手軽さなら、と。写真を撮るときもそうだけど、撮影時に気になるのはどうしても周りの目。一眼レフを抱えるのは、どれだけカメラ持ちが増えた今でもやはり目立つ。一瞬ならともかくどれだけ短くても数秒は維持する動画ならなおさら。気にしなけりゃいいと言われても、気になるものは気になるし(周りにとっての方がよっぽどか)、集中力にも影響する。それがこの手軽さならば、と。
あとは「いかに簡単に編集できて」「それっぽく見せられるフォーマットか」で、昨日はずっとそれをつくっていたんだけど、友人からも「いいじゃん」の言葉をもらったので今日は少しウキウキしてる。でも、だからというか、これ以上は人に聞かない。ひとりでも良いと思う人がいるなら誰かには届くってことだから。なんだかんだ言いながら人の言うことに左右される性質だから、狙って聞かないようにしよう。
と、書いてる間に空が白んできた。うーん、太陽の位置に雲がドンピシャでかかってるな…こりゃまた明日もかもしれない。
ぜんぶうまい棒につぎこみます