ネルマ

のらりくらりと生きのびて。

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チェイサーゲームWは誰のための物語か

前提として かっこいいアイドル、可愛い女優さん、というイメージだった2人の魅力をより深く知るきっかけとなったこのシリーズに心から感謝しています ゆっかーとゆりかちゃんが今後たくさん活躍してくれたらいいな〜という期待を胸にとても応援してます 当事者(仮)目前での疑問と、ガチ勢(仮)目線でこれが最善だったんですかという疑問を思うままに書きます 本題 シーズン2を2話まで見て気になったポイントは2つ このドラマは誰のためなのか? 誰がターゲットなのか? 勝手な感想で

    • こんな気持ち、自分には一生縁のないものだと思ってた

      おはよう。 おはよう。 今日はどうだった? 疲れた〜! おつかれ! 眠い? うん。 おやすみ。 おはよう。 最初からやり直し。 僕らの3ヶ月は、濃密で、淡白で、ありきたりで、運命的で、退廃的で、支え合って、励まし合って、傷を舐めあって。 つまり一言では言い表せない。いや、愚かな関係だって言葉なら表せないこともないのかもしれない。 好きとか嫌いとかを超えてた。と、僕は思っている。 好きを超えて憎しみ。 愛憎。 愛してた? そんな訳はない。 僕た

      • 過去の自分に慰められたくて。

        東京駅に初めて行ったのはいつだったか。多分記憶がないくらい昔。 記憶にあるのは、家族で祖母に会いに新幹線を使うためとおった中学生の時。 そのあとが中学校の修学旅行。 その後も何度もとおって来たけれども正面から見たのは大学生の時かもしれない。 好きだった先輩と2人で都内を歩いた日。 子どもの時はずっと不安に駆られていた。生きていることが不安で、死ぬことが不安だった。将来が、テストが、部活の大会が。 幸せを感じると同時にその幸せが壊れるのが怖くて不安に襲われる。それは

        • これは僕が何かをしない物語2

          「オマエはバカだ」 誰かに言われたのか、それとも誰かに言ったのか今では全く覚えていない だけどふとした瞬間に頭の、記憶の奥の方から響いてくる そうだ僕はバカだ。大バカものだ。 そんなことはわかっている。 だけどいちいちそう言ったことを気にして生きている人なんているのかい? いや、いないね。いないはずだ。少なくとも僕は違う、、。 だからこの声が聞こえるたびになんだか頭がひねくれて仕方がなくなる。 やめてくれー!っと叫びたくなるほどの時もある。 これは病気だ。病

        チェイサーゲームWは誰のための物語か

          これはボクが何かをしない物語1

          いつかやってしまうだろうか。 きっと。いや、そんなはずはない。 もしそうだとしても決して進んではならない。 人を傷つけるなんてどんな理由があろうとしてはいけないことだ。 物心ついた時から自分が何か違うのだということは気づいていた。それは、なぜがって、物心つく前からの周りの行動を覚えているからだ。 ボクは友達を作るのが下手であった。いや、下手であったと思うまい。 理由はどうあれ、うまくいってなかった。なんてことだ、この先数年間は確実に、これからはほとんど必ずうまくい

          これはボクが何かをしない物語1

          寒空の下のポカポカな関係

          あれは数年前、まだ高校生の時だった 同じクラスの子と話すようになった しだいに距離が近づいた 気づくとその距離は普通の距離ではなくなっていて、お互いが意識するようになっていた タマゴが先かニワトリが先か その気持ちがいつからだったのかはわからなかった まだまだ幼かったわたしたちはその感情がなんなのかわからないまま流されるように進展を遂げていた 毎朝のあいさつ、休み時間のおしゃべり、下校中は遠回りして、かけがえのない時間を過ごした いつのまにか平日だけでは満足で

          寒空の下のポカポカな関係

          カミングアウトなんて呼び方をしなければいいのかもしれない

          潜在的被害者意識? まだ何もされていないのに、勝手に被害者意識になっていないか? まだ何もされていないのに。 運がいいだけかもしれない。これから何かあるかもしれない。 でも、まだ何もされていない。 大学に進学してハッとさせられる出来事があった。 ある日その友人はさらりと言ってのけた。 私〇〇だから。 え、?言葉に詰まった。 どんな反応が正解だろうか? 考える間も無く次に言葉が続いた。 〇〇いるんだ。いいでしょ? って 自分の話をしよう。 私はセクシ

          カミングアウトなんて呼び方をしなければいいのかもしれない

          ひとときの安らぎをともに

           時計を確認すると、もうすぐ2時だった。遅めの朝食だったせいか小腹が空いている。何か食べようかと、戸棚や冷蔵庫の中を探った。しかし、めぼしいものはない。食べることに関心が強い訳ではないが、頭を使う仕事柄、空腹のまま集中し直す事は難しい。そういえば、食材もあまりない。コンビニに行こうか、それとも、、、  悩みながら簡単に身支度をしていると、スマホにメッセージが送られてきた。 『3時過ぎに着くからよろしくね〜』 一瞬時間が止まる。今日?いつもこうだ、こちらにも予定があるとい

          ひとときの安らぎをともに

          とても素敵で奇跡的な。あるいはありきたりで愚かな。

          はじまりは、とあるイベント。その時期は私の周りでは、くだらないが心を削ることばかり起きていた。あんまりにも続くものだから心身ともに疲れ気晴らしと癒しを求めていた。 そのイベントがあることは前々から知ってはいたが参加する気は無かった。なぜかって、忙しさに追われそれどころじゃなかったからだ。 前日になって突然予定があき、偶然参加者に空きが出たことを知った。まるで何かに導かれるように参加を申し込み、当日足を運んだ。 その日の天気は曇りで冬の静けさをまとっていた。イベント自体に

          とても素敵で奇跡的な。あるいはありきたりで愚かな。