「裸足で逃げる」を読んで ―女性たちの記憶のかけらをつなぐ夜
【初めに】
このnoteは、DVや性暴力の被害を生き延びた沖縄の女性たちの語りを集めた『裸足で逃げる』という本を読んだあと、自分の心がどういう風に動いたかを書いたものです。掲載している絵の中には著書の内容と直接関連するものもありますが、「裸足で逃げる」の本文に写真は出てこないため、あくまで著書を読んで筆者が想像した光景です。暴力から逃げたあとに(あるいは暴力を受け続ける中でも)居場所を見つけ、生きようとする女性たちの幸せのイメージのことを形に残したいと思い、絵を描きました