お家の一大事の時に覚えておくといいこと
新型コロナウイルスの影響で知り合いの会社や投資家がだいぶ影響を受けています。人材系界隈だと4月から大きく変わる派遣法に影響を受ける部門・企業は軒並み超ハードワークを強いられている状況。
さて、こんな先行き不透明×ネガな状況の時どうしたらよいのでしょうか。
過去のリーマンショックに起因する会社倒産寸前の経験や大災害時に遭遇した時に勉強したことまとめです。
・「原因はいい。橋を架けろ。」
直接、被災はしていませんが阪神淡路大震災の際の時のこと。
高速道路など高架橋が軒並み倒れる映像が衝撃的でした。
そのとき、なにかの番組で目にした言葉が「原因はいい。橋を架けろ。」
みんなネガな風潮の時は、あれがよくない・どうしてこうなった、と批判をしつつ原因究明をしたがり、烏合の評論家がたくさん生まれます。
緊急時ではそんなことどうでもよくって、とにかくことを前に進めろという教訓。
マスクがない、紙がない、市中感染発生、仕事もない、事業傾く…
「どうしてこうなった!だれがこうした!」つい言いたくなりますが
そんな原因究明は今はどうでもよくって、とにかく橋を架けることにコミットしましょう。
・囚人のジレンマ
リーマンの時と東日本大震災の時に痛感した話。
一人一人が自分のために最適と思われる行動(部分最適化)をとった結果、
全体としての最適解にはたどり着けない、というジレンマ。どうしても部分最適をとりがちな自分なので戒めとして。
・群盲象を評す
個別視野だけでみて会話しても空中戦&イミフになるよという示唆。
盲目の人たちが象のあちこちを触って、足を触った人は柱みたい、といい、
耳を触った人は羽見たい、といい、しっぽや鼻をさわったひとは…という寓話。
部分最適になると全体が見えないがゆえにみんな自分の視野の話しかしません。他の人の視野のことを想像をしようという発想も出てきません。
自分が見ているものは果たしてなんなのか?そしてそのどこの部分なのか。
全体像を忘れがちなのでこれも自分への戒めとして。
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