「人は、変えられるのは未来だけだと思い込んでいる。だけど、実際は、未来は常に過去を変えているんです。」by『マチネの終わりに』
先日、自己肯定感をテーマとした座談会に参加させていただきました。
そのなかで、改めて自己肯定感ってその人の歴史が強く反映されるもんなんだな、と改めて感じまして。
となると、過去って変えられないし、自己肯定感が低くて苦しんでいる人ってそれとうまく付き合うしかなくて、それがガラッと変わることなんでないんだろう…いや、変わることありそうな気がするぞ…?
とモヤモヤしていた時に出会った言葉がこちら↓。なんだかガツーンときまして。
自己肯定感の低さや過去に悩んでいる人のなにかヒントになる気がしたのでした。
“過去は変えられない。変えられるのは未来だけ。
多くの人はそう思っているだろう。
事実、起こった出来事は変えられないのだから。
しかし、事実は事実であっても、その事実に対する意味づけが変われば思い出は変わる。
辛い過去を背負った人が後に幸せを手にしたとき、過去は重要な飛躍のタネになっていることに気づく。
そのとき、自分の中の過去は変わる。
そして、もうひとつの過去の変化。
記憶にあるものの上に新しい出来事が加わって、それまでの思い出が違う色になる。
たとえば、大好きだった食べ物が、何かの拍子で吐き気に襲われたり発疹がでて食べられなくなってしまうように。
ひとつの記憶の上に新しい記憶がデコレーションされて、デコレーションされる前のようには思えなくなるのだ。
「過去は、それくらい繊細で、感じやすいものじゃないですか?」“
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