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キャリアに迷っている若者にいい話したから聞いてほしい/元西武ライオンズ牧田選手

若「やりたいことって特にないんです。でも、与えられた仕事は精一杯やってるんです。やっていく中で面白味を自分なりに見つけて楽しくやれてもいます。仕事も会社も好きです。辞める気もないんです。でも、やりたいことはないのかって周りに言われて不安なんです…。」


私「西武ライオンズに牧田という名投手がいた。ほとんど毎日のように投げては、しっかり結果を残したんだ。しかも、先発、中継、抑え。チーム事情に応じてどんな場面でも嫌な顔せずに投げ続けたんだ。それだけ活躍していた選手。もちろんファンにもとても愛されていた。

ただ連投につぐ連投。コロコロ変わる役割。ファンたちはあまりにも酷使されつづける牧田のことを心配した。そして、それはスポーツライターも同じだった。あるスポーツライターは本人にこんなことを聞いたんだ。

『あまりにコロコロ役割が変わりますがやりにくさとか球団に対して思うところはありませんか。』
すると、牧田はキッと前を向いてこういったんだ。
『与えられたところで結果を出し続けるだけです。』

漢気を感じるその眼差しに痺れたのをいまでも覚えている。

本題に戻るけどね。君のように愛社精神もあって柔軟に楽しんで仕事をできる会社員なんてそうそういないんだ。そこは胸を張ってほしい。でもね、やりたいことがない、というから舐められるんだ。みんなそこになぜか食いついて君の魅力を見過ごしているんだ。だから今度から何かやりたいことはないのかって言われたらこういってやるんだ。

『与えられたところで結果を出し続けるだけです。』

そう、君はモラトリアム野郎なんかじゃない。牧田だ。今日から君は牧田だ!!!」


一息に話終わりどうだと彼を見たら、なんかスマホいじってました。ところで、シーフードヌードル、沸かした出汁でつくるとおいしいんですって。

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