猫背の犬

22卒の社会人一年目。ゆるゆると綴ります。 なるべく毎日投稿。

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最近の記事

社会人とギターと時間の速度

ここ最近、Vaundy(さん)の「恋風邪にのせて」が狂おしいほどに好きで、そのイントロのギターフレーズがどうしても弾きたくて弾きたくて、プチプチに包まれたギターを、約2年ぶりに開封した。 私は社会人になった時に引っ越して、その際一緒にギターを持って行った。引っ越した先でも弾くかなとか、ギターを社会人になっても弾いていたいなとか、そういった気持ちはたぶん別に特になく、なんとなくで持っていったように思う。 そして社会人になったら、驚くほどギターを弾かなかった。ずっと眠らせてい

    • 【新卒社会人】私は仕事ができない

      新卒カードを使って、会社に入って早9か月。恐ろしいほどに時間は早く過ぎていった。 毎日目の前にある山積みの課題を終わらせるのに精いっぱいで、それ以外のことは何も考えられなかった。走って走って、歩きたくなってもずっと走って、道中にある様々なものをがしゃんがしゃんと壊しながら、自分も傷つきながら、でも走るしかなくて、ずっとずっと走ってきた。 自分は頑張っている。それくらいは流石に誰もが認めてくれるはず。胸を張ってそう言えるほど、私は頑張ったという自覚がある。 けれども、それと同

      • 【新卒社会人】なんか最近感情が薄れてきているように思う

         晴れて念願の社会人になった。4月には社会人になって初めてのお給料をもらい、狭い部屋で、一人つつましく生活を送っている。4月は研修で、なおかつ周りも優しい人ばかりだったというのもあり、ありがたいことにあまり心を悩ませずに四月を無事に終えた。けれど、そんな私が今、仕事以外で危機に感じていることがある。それは、「感情が薄れてきている」ということだ。  というか全体的に省エネになってきているなあと感じる。感情、衝動、情熱、興味そういった心の動きがあまりない。平穏という意味ではなく

        • 私の就活の軸は、見栄と憧れだったのか

          私はずっと第一志望の業界がマスコミ・メディア系だった。しかし、就職活動の際に、意気込んでそれらの企業にESを出したはいいものの、ほぼ書類選考で落とされた。そのため、現在泣く泣く志望業界を変更して就職活動を行っている。そして、私はそのようにたくさん落とされてから、自分がなぜマスコミ・メディア業界が散々だったのか、分かった気がした。 それはきっと、私はその業界に、見栄と憧れで入社したいと思ってしまっていたからだ。あなたの就職活動の軸は?と聞かれた際には、大義名分のように「人々を

          「ワレワレはUber配達員」ショートショート

          ああ情けない。映画会社のESの提出期限にギリギリ間に合わなかった。これはひとえに私の準備不足だ。次からはもう絶対しない。いつもギリギリだったから、きっと痛い目を見るべくして見たのだ。本当に自分が嫌になる。 しかし、手元には、ESために書き下ろした小説がある。(ESでショートストーリーを書かなければいけなかった)それを腐らせておくのはもったいないので、せめてここで成仏させようと思う。 問「ママはUber配達員」というタイトルでショートストーリーを作りなさい。なお、「ママ」に

          「ワレワレはUber配達員」ショートショート

          【就活】大学三年生の二月はこんな感じ

          更新しようしようと思っていたらこんなに時間が経ってしまっていた。文章を書くというのは気持ちを整理すること。大事なことなのにいつも後回しにしてしまう。でも今回は少し落ち着いたので(とはいえ背後には書かなければいけない大量のESの数々…)、現在の状況をまとめてみようと思う。 ①いつも何かの締め切り前私が志望している業界はマスコミ・エンタメ志望なので、他の業界よりも選考が早いのかもしれない。けれども続々と選考情報が解禁され、ESの締め切りが近づいてきている。常にあの会社の締め切り

          【就活】大学三年生の二月はこんな感じ

          久しぶりに雪が降って、何だかんだみんな楽しそうだった

          九州に雪が降った。久しぶりに雪が積もった。こんなに雪が降ったのは五年ぶりだとかなんとか。私も九州で生きてきて20数年になるけれど、雪が積もったのを見た記憶は三、四回くらいしかない。 そして、昨日、おととい。久しぶりに雪が積もっていた。私はその両日ともバイトだったので、外に出なければならなかった。移動手段に原付も使えないし最悪、と思っていたけれど、悪いことばかりではなかったし、何だかんだみんな楽しそうだった。そんな感じの久しぶりの雪の日の私の周辺と、街の様子を記録しておこうと

          久しぶりに雪が降って、何だかんだみんな楽しそうだった

          就職したくない

          こんなタイトルにしたら批判されそうで怖いので断っておくけれど、これはもう就活生の戯言、愚痴だと思って頂きたいです。 就職活動、インターンシップまではよかった。へえ、働いたらこんなことできるんだな、楽しそう、私が働いたらこんなことしたいな、なんて夢が膨らんでいった。そうした中で志望度の高さも割と明確になってきたし、ここで働きたいと感じる理由もだいぶ分析できるようになった。 しかし、最近じわじわとどこも本選考の波が来ている。怖い。書類で落ちたらどうしよう。志望度の高い企業なの

          就職したくない

          文章にするのはいつもネガティブなとき

          いつも、文章を書きたいという気持ちはあるけれど、実際に書き始めることは少なかったりする。心のなかで文章が生成されていっても、そのままほったらかしにして忘れていってしまう。すごくもったいないけれど。私のなかでは書きたいと思う気持ちと、実際に書き始めるまでには結構長い隔たりがある。比較的苦にならない「文章を書く」という行為でさえこうなのだから、他の行動に着手するまでの道のりといったらもうね...よく受験勉強出来ていたなと、自分の現在の激重フットワークと比べて感心することがよくある

          文章にするのはいつもネガティブなとき

          オンラインでは物足りない。

          大学が始まる。とはいえまだオンラインで、学校に登校することはほとんどない。私はその間ずっと本を読んだり、映画を観たり、バイトをしたり、オンラインインターンに参加したりと、まあそれなりに沢山のことをやってきたつもりではいる。けれども、自分ではどうも納得がいかない。結局バイト先と家の往復だった。少し違うところに出かけたりもしたけれど結局は一回きり。この半年間を振り返って、(冬休みから数えると8か月くらい)私は何をしたのか考えてみると、何もしてないなあと感じてしまう。何というか、物

          オンラインでは物足りない。

          人の大事な時に頑張ってしか言えなかった時、私はその人と他人であることを痛いほど感じた

          私はこの前、久しぶりに美容室へ行った。いつも指名していた美容師さんが長い休みを取っていたので、以前一度だけ担当してもらった美容師さんを指名して、髪を切ってもらった。明るくて、もしもクラスメイトだったら絶対に友達になっていなかっただろうな、というタイプの人。(まあでも美容師さんはそういうタイプの人がほとんどだ。でもみんなめちゃくちゃ優しい。無敵。)髪を切っている間、たわいもない話をした。最近どうしてる?大学はどうなっているの?などなど。私はあまり話をするのが得意ではないので、一

          人の大事な時に頑張ってしか言えなかった時、私はその人と他人であることを痛いほど感じた

          私の中で第n次小説ブームが起きている

          ここ最近、2,3日前から私の中で小説ブームが来ている。今までほとんど中学生くらいの頃から新しい作家さんの本に挑戦していなかったし、読書が趣味と言っている割に本をあまり読んでいなかった。しかし、ここ最近天気が大荒れで外に出られないというのも相まって、新しい作家さんを開拓したりしながら、久しぶりに小説を結構読んでいる。ここで改めて気づいた小説の良さを、ここで語っていきたいと思う。(この記事ではデジタルではなく、アナログの本の小説のことを言っています) 読みたいときに読めるこれは

          私の中で第n次小説ブームが起きている

          いつも気づいたらものがなくなっている

          色々なものを失くしてしまう。毎日失くしたものをどこ行ったっけ?と探しながら生きている。それは別に友情とか愛情とかそういったエモーショナルな話ではなく、本とかトートバックとか、物質的なものの話だ。色々なものを失くしてしまう理由はもっとも、部屋が汚いからだ。それ以外の理由などないというくらい。床には様々なものが散らばって、スプラッシュしている。それ故に、色々なものを失くす。絶対にこの部屋の中にあるはずなのに、どこを探してもない。不思議なくらい、どこにもない。失くしたものを探す過程

          いつも気づいたらものがなくなっている

          とっておきの文房具をただ自慢したい

          私は文房具が好きだ。文房具は毎日使うものなので、自分が気に入っているものであれば、日常のテンションが上がる。自分の機嫌は自分で取るしかない。だからこそ文房具にこだわるというのは、そういった日常を少し特別なものにするために必要なことだと思う。 今回は、そのように私が集めてきた文房具の中の精鋭たちを、購入した時系列で紹介したいと思う。(ちなみに前回はレターセットを紹介したので、気になった方はご覧ください。)シリーズ化出来たらいいな。 まずはこれ。これは何でしょう。 これは魔

          とっておきの文房具をただ自慢したい

          人と比較しないってどうしたらできるんでしょうか

          昨日の夜、バイトが終わって、駅に停めていた原付に向かって歩いていたら、私の原付のド真ん前でめちゃくちゃ高校生カップルがイチャイチャしていた。早く帰りたかったので、私は無言で申し訳なさそうに近づいて、そのままカップルの方は見ずに、原付に鍵をさして、そのまま走り去った。鍵をさしている間、女の子の方は恥ずかしかったのか声を押し殺して笑っていて、男の子の方は「事故!事故!」と言っていたのが聞こえてきた。エンジンをかけるとき、もうカップルは別の場所に移動して、イチャイチャしていた。

          人と比較しないってどうしたらできるんでしょうか

          日常の狭間にフィクションを

          私たちはいつも絶え間ない日常という現実を生き抜いている。生きていればいいことだけではなく、辛いこと、悲しいこと、負の感情に浸かってしまうことなんていくらでもある。そんなときに少しだけ現実から逃げ場を与えてくれるのが映画などの映像作品、音楽、お笑い、舞台、小説などのフィクションである。今回はそれら作品のことをフィクションと呼ぶことにする。これらはすべて実在しない。その話の中では存在しているけれど、日常の中でそのキャラクターたちが私たちと同じように動いて、笑って、泣いているわけで

          日常の狭間にフィクションを