【TRPG日記】失敗から学ぶ初心者にTRPGを勧めるコツ
どうも猫柳娘々です。TRPGではよく「失敗したな……」と思うタイプです。
〇この記事は?
TRPGを一緒に遊んでくれる人を作るために「初心者を誘いたい!」という人はかなり多いと思います。私もその一人です。
しかし、TRPGを知らない人にとってTRPGは遊び方すら理解しづらいと思います。当然、勧める側はその点にしっかり気を配る必要があります。
この記事は私がTRPGを知り合いに勧めた時に失敗したと思い、反省したことをまとめた記事です。TRPGを勧める際、参考になれば幸いです。
〇反省点:システム選び
そもそもどのTRPGから入るかはかなり大きな問題だと思います。一番楽なケースは「~に興味がある」と相手から指定があったケースでしょう。
しかし、TRPGを良く分かっていない相手ではそれもできません。私の場合は、たまたま用意していたアリアンロッドを回して失敗しました。
まず考えるべき点は相手のゲーム適性と趣味です。ゲーム適性は相手のデジタル、アナログ両方のゲームへの適性のことです。
例えば、ファンタジーのRPGや重いボードゲームをやるなど、ゲーム適性が高い方なら、アリアンロッドでも楽しめる可能性が高いです。
逆にゲーム適性が低い方にはクトゥルフ神話TRPGやエモクロアなど、システムがシンプルなものが望ましいです。これらは以下に紹介があります。
また、同時に趣味にも気を配るべきです。第一にファンタジーが好きか、ホラーがいけるかは聞くべきです。SFや異能ものも聞いておきましょう。
第二に鬱や恋愛、キャラロストやバッドエンドなど、シナリオに関することも聞いておきます。多少ネタバレになってもこれは聞くべきです。
これを怠るとTRPGの性質上、苦手なセッションでも途中退出が難しいため、場合によってはこの世の地獄のような空気になります。
お互いに気持ちよくセッションをするために、相手のゲーム適性と趣味のリサーチはしっかりと行いましょう。
〇反省点:ルールの明確化
私が初心者相手にセッションをした時はルールミスや説明不足がかなり目立ち、今振り返るとあってはならないことだったと反省しています。
なぜなら、ルールミスがあると初心者は間違ったことに指摘されるまで気がつかず、言われても上手く伝わらないことがあるためです。
せっかくよい雰囲気でセッションをしていても、ルールでグダグダしていると台無しです。ルールミスを避けるためにルールを明確にしましょう。
また、説明不足もやりがちなミスだと思います。TRPGに慣れている人だけでセッションをしているとルールの説明などあまりしないためです。
初心者と経験者の間にはかなり大きな隔たりがあります。「2D6は六面体を2個振る」これだけでも初心者には理解づらいです。
これを避けるために、サマリー(ルールをまとめた紙)を用意したり、分からないことがないかを聞いたりといったことが必要になります。
ルールミスと説明不足に気をつけて、円滑なセッションを目指しましょう。初めてのセッションはかなり印象に残ると思うので大切です。
〇反省点:主体的に参加してもらう
TRPGに限らず、遊びは主体的に参加しないと楽しくありません。接待や付き合いで遊びをして純粋に楽しめる人は少ないでしょう。
TRPGをする際、初心者は決断や選択肢をどうすればいいのか分からず経験者に聞きがちで、経験者はそんな初心者に色々教えがちです。
しかし、これが行き過ぎるとPCを作る際にほとんどお任せになってしまったり、初心者が決断をできなくなってしまったりする恐れがあります。
こうなると、先の接待や付き合いと同じで主体性に欠けてしまいます。それでは初心者も誘った側も楽しくありません。
ゲームに参加する以上、キャラクターメイクや決断にはしっかり参加してもらい、主体的に参加できるようにGMは意識しましょう。
そのためには質問をたくさんすることがオススメです。「PCの趣味は?」「どう思った?」など、キャラメイクもシナリオ中も質問をします。
また、助言と口出しの線引きも重要です。例えば、キャラメイクの際に「これが強い」と言うのはよく考えた方がいいです。
初心者から聞かれたことには的確に応えるべきですが、聞かれてもいないことを話すのはやめたほうがいいと思います。
〇まとめ
いかがでしたか?TRPGを初心者に勧めるのはとても大変。でも上手く行けばとても嬉しいので、頑張って準備して、精一杯盛り上げましょう。
その時は「システム選び」「ルールの明確化」「主体的に参加してもらう」の三つを忘れずに!最後まで読んでくださりありがとうございます!
もしよろしければサポートをお願いします! モチベーションが回復したり、ルールブック購買意欲が上がったりします。