見出し画像

壺中人事塾8期 第4回学びメモ 私にとって働くことは推し活である?~解釈と持論/対価と報酬の話も~

壺中人事塾の学習会第4回目のメモです。これは自分向けのメモ要素が強めです。

学習会のメモは1度でも出すこをやめると、どんどん溜まっていくので「絶対に次の学習会までには表に出すぞー!」と決めているのですが、今週はかなり厳しい戦いです。朝の出社前の時間にダッシュで録音を聞きながらふりかえって書いています。

学習会は、図解労務入門と図解人材マネジメント入門を1章ずつ進めていきます。今回は「労働の対価」と「働きがい(内的報酬)」でした。労務と人材マネジメントという、一見相いれ無さそうなテーマなんですが毎回リンクするテーマになっているので違いを味わいやすくなっています。

少し時間がないので個人的に印象に残った2つを残します。

ねこやなぎ的「はたらきがい(内的報酬)」は推し活である?

学習会で「働く喜び」をかんじていますか?という質問に答えるときに、「そういえば、いい意味で仕事と自己学習の境界が曖昧になっていること自体が私にとっての働き甲斐だと感じてる」という話をした時に、坪谷さんから「そういえば勉強会で『推し活です』って言ってましたよね。自分なりのよい勉強の仕方とか見つけたんですか?」と聞いてくださいました。

言われてみると、自分自身は学びに「人」の情報をが紐づくと急に面白さを感じてのめりこむ傾向があります。外部に意識的に目を向けてつながりが増える=推しがいつの間にか増えていたということのようです。
そもそも「働く喜び」を感じる要因の1位は「自己成長」だそうです。学びが面白いモードの自分が感じるのは自然なことだったんですね。

「そもそも働く喜びって必要?」という目線では、「必要と言いたいけど、押し付けるものというのもなんか違和感がある」という感覚もすごくよくわかります。この辺は、自社の社員に何を感じて働いてほしいか?という設計が大事なような気がします。

解釈と持論、立法趣旨に照らすという話

今回、労務学習会では「解釈」にフォーカスをあてつつ、対価のテーマを取り扱いました。

そもそも持論を持つことは大事だけど、労務の場合は基準(法律や社内規則)に照らして解釈をするということが重要だけれども、解釈is…という部分について「牛」と「同一労働同一賃金」を題材に理解を深めました。

(なお、労務は学べば学ぶほど解釈と共に持論も必要なので奥が深いです。「労務ってつまんないですよね」と言われると、以前は自分も思っていたことあるのに、カチンとくるくらいには面白い世界です。)

細かい話は少し割愛しますが、法律に書かれていることと現実社会で起きることはイコールではないので、解釈においてその法律の「立法趣旨」を把握していないと良い判断はできないということを理解しました。

そのわかりやすい題材だったのが、対価の中でも中々理解が難しい「同一労働同一賃金」でした。
日本の雇用における同一労働同一賃金と、グローバルにおける同一労働同一賃金は立法趣旨が異なりますよということをそもそも私も知りませんでした。

日本の雇用における同一労働同一賃金の趣旨を理解した上で、労働の対価に「不合理な待遇」になっていないかを、説明可能か?を考える必要があるのですね。

基本的に新しい法律発生したり、改正があったら、立法趣旨に照らしてまずは自分で解釈する、その上で社労士さんと相談するという流れを汲めるようになると、労務領域の法令改正対応が自社らしさを担保しつつも法令を遵守する秘訣だと解釈しました。

番外編:国が用意している資料はどんどん活用すべし

坪谷さん、岩田さんの勉強会に何度か参加する中でよく出てくるのが厚生労働省が出している資料のお話です。
「国がすごい。大体の資料は用意してくれている」という話をされていて、今回も同一労働同一賃金に関するフローチャートの資料を画面共有で見せてくださいましたが、厚生労働省の資料で、めちゃくちゃわかりやすいんです。

投影された資料:パートタイム・有期雇用労働法の概要

問題は、個人的に調べにいったときに、複数ある資料の中で狙った情報にいい形でたどり着けないのは私だけなのか…。今日の学習会で忘れなければ聞いてみたいと思います。


いいなと思ったら応援しよう!