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中年が「スキマバイト」をしているという衝撃
2024年7月26日、上場を果たした株式会社タイミーが衝撃的な資料を公開した。
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これは、上場に合わせた今後の事業計画等で、これまで非公開であった事業における具体的数値が記載されている。
それを見た瞬間、これまで私が訴えてきたものが間違いではないと、証明されたと感じた。
この国は、「詰み」状態の中年で溢れている。
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タイミーはバイトのマッチングサービスだ。ご存知の方も多いだろう。
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これまでのように事前にシフトを入れるのではなく、スキマ時間で自由にバイトができるサービスであり、その成長実績から見てニーズを見事に掴んでいると思われる。
スキマ時間で気軽にバイトができ、バイト代は即日入金となれば、ちょっとしたお金を稼ぎたいときはかなり助かるだろう。バイト先の人間関係に悩むこともなさそうだ。
お金を稼ぐ手法が増えるのは大歓迎だ。悪いことなど何一つない。
金融機関としても、延滞者に対し
「あと3万足りない? スキマバイトで稼いでくださいよ。それならすぐ現金調達できるでしょ?」
と言いやすくなる。とても助かる。
これはブラックジョークに聞こえるかもしれないが、半分は本気だ。
普通の会社員は、基本的に副業が禁止されているので月給以外で現金収入を得ることが極めて困難になっている。
また、こっそりバイトをするにしても、週3勤務などある程度の日数と期間で働いてくれる人でないと採用してもらえないだろう。そうなると、会社員のバイトのハードルは高くなる。
「お金は欲しいけど、週3はきつい…。それを続けるのも自信がない…。なんせ本業があるのだから…。」
そんな状況で、タイミーのようなスキマバイトは福音だ。
「今月のクレカの支払いが厳しいから、週末はちょっと頑張ってバイトするか」
といった感じで、不足分を気軽にクイックに稼ぐことができるのは大きい。
足りない資金を、超過労働で稼ぐ。
一見当たり前の話に聞こえるが、原則副業禁止の世界においては意外なほど困難なのだ。
その面で、多くの人が利用しているのも理解できる。
スキマバイトは、雇用契約で縛られて超過収入を制限されている会社員にとって、会社によらず収入を上げることができる希望なのだ。
しかし、その希望に縋っている年齢層が想像を超えていた。
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