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#39 階段を上がれなくなるほどの消耗の原因とは

僕はnoteで偉そうに書いているけど、そんなに副業歴は長くない。前からやっていると言っても、せいぜい5年くらい前からだ。

5年が長いかどうかはわからないけど、僕個人の感覚としては「10年一人前」というものがあって、何事も10年くらいやって初めて「だいたいのことは手のひらに乗ったな」と言えるのではないかと思っている。

その自己基準からしたら、いまの僕が副業について語るなんてへそ茶・・・なのだが、到達点へ至る道程をリアタイで発信していくことは、同じように歩む人、そしてこれから歩もうとしている人にとって有益なコンテンツになると思っている。


道半ばの副業新参者であるので、当然のように日々新しい発見に溢れている。

やることが日々変わるわけではないが、ちょっとした苦労やストレスを通じて「そうか、こんなところに障害ってあるのね」と気付かされることがある。

それらは、副業をしたからこそ襲われることになった厄災ではあるのだが、新たな気づきを得たことがあまりに嬉しすぎて、苦しみより喜びが勝つことになる。

「これは本業だけしかやっていない人には一生感じることのできない感覚なんだなあ。俺はいま、特別な人になっている」

もちろん副業をしている人なんて掃いて捨てるほどいるので、対して特別な存在というわけではない。でも、一つの事実ではある。


これまで本業で培ってきたものが、当たり前ではなかった。

本業の世界が、全てではなかった。


そんなことは、副業する前からわかっていた。でも、副業することで身体で理解することができた。

そして、その価値は、体験してみないと理解できないことも知った。

「猫山課長、めっちゃ若くみられますよね」

そう部下が言ってくるが、そんなの当たり前だ。

日々、新たな刺激に触れ続けている僕は、新入社員と変わりない。老けている暇などないのだ。


そんな素晴らしい副業ライフだが、ラクかと言えばそうでもない。

しっかりと、こってりと疲れが溜まってしまうのは確かだ。

そのために体調管理や運動などもしているが、心的疲労や脳の疲労は如何ともし難い時がある。

これは、副業をする前とは明らかに違う疲労だと感じる。

どこからきているのかと考えてきたが、やっと暫定的な答えを得た。


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