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まだ「出世したくない」って言ってるの?

私は金融機関に勤務していますが、役席に必ず伝えていることが3つあります。

①部下の指導を絶対に諦めないこと
②部下の前で、自分の上司および会社を否定しないこと
③出世を目指すこと

これらについては過去にnoteで書いています。ぜひ読んでいただけるとありがたいです。

今回はその中の「出世を目指すこと」について深掘りをしたいと思います。



出世をしたくない若者が増えているようです。

この調査はちょっと古い気もしますが、依然として出世したくない若手が多いことは自分の周りでもはっきりと感じます。

「責任が重くなりすぎる」
「そのわりに給料が上がらない」
「ぜんぜんかっこいいと思わない」

理由はどれもこれも納得ですが、そこには若手らしい知識と経験の不足が見て取れます。

一方、中年以降はどうかというと、「出世したくない」と公言する人はほとんどいなくなります。


それは、なぜか?

答えは簡単です。


「出世したくない」ではなく、「出世できないに」土俵が変わってしまうのです。



「いや、中年になっても出世というものに対する価値は本人次第でしょうよ」

あなたは、そう言うかもしれない。

ですが、それは盛大に間違っています。


それがどれだけ間違っているかは、これからお話しする「出世の効用」を読んでもらえればわかるはずです。

果たして、あなたはこのnoteを読破した後でも、「出世したくない」と言えるでしょうか?


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出世の効用は、主に3つあります。

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