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真夏のトルコ旅行記~持ち物振り返りと鍵紛失事件について

前回に引き続きトルコ旅行の持ち物についてご紹介していきたいと思います。

今回は「必須ではないけど、あると便利だったもの」「もっていかなかったけど、あった方がよかったもの」「いらなかったもの、微妙だったもの」についてご紹介。

最後は「思いもよらないところで役にたったものたち」についてエピソードを交えてお伝えていきます。

※長々しいのでお急ぎの方は目次と太字にご注目ください。
 またかなり個人的な意見となりますことをご了承ください。あくまでも私の場合です。


■旅の概要

  • 8泊11日

  • 筆者は30代女

  • 夫と2人旅

  • 5000~10000円/人程度のホテルに宿泊

  • すべてのホテルにタオル・スリッパ(使い捨てではないものを含む)

  • シャンプー、ボディソープ類は不備が多かった

  • 仕事柄、清潔・不潔が気になる。やや不安症な性格。

■あってよかったもの

①手鏡

旅行中もメイクをされる女子の皆様へ。
海外では洗面所以外に鏡がないことも多く、相方がシャワーを使用している間準備がすすまない!なんてことありませんか?

小さくても良いので鏡を持っていくと便利です。

おすすめは無印良品の「スチロール折りたたみ手付きミラー・L」です。
これは手鏡にも置き鏡にも変身できる上、角度も調整できる優れものです。

軽いのでそこまで荷物にもならないかなと思うので、ぜひ参考になさってください。

ちなみに私は旅行2日目あたりから日焼け止めだけで、写真映えしない日々を過ごして少し残念な気持ちになりまして・・・

それに気が付いた最終日だけ、メイクをして過ごしましたとさ・・・。
写真映えってメモリー的に大事ですよね??

②タッチ式クレジットカード

日本でもじわじわ増えてきていますが、トルコではタッチ式のクレカの利用が主流のようです。

当初使う予定のクレカがタッチ式のものではなかったのですが、
最初のお店で無理やりタッチさせられて以来(当然できない)、旅行中はタッチ式を使っていました。

これがめちゃ便利でスマート
日本ではバーコード決済がどんどん増えていますが、家族カードを主に使いたい私たち夫婦にとっては、もっと広く普及してほしいと思うものでした。

③細身のパンツ


女子の皆さん、トイレの時どうしていますか?
ズボンが床に付いてしまう問題。

私はなんとなこんとか手繰り寄せて用を足していました。

今回はリネン素材のパンツ3枚を持参。そのうち2枚は太めの薄いものを。1枚は少し厚めの素材で細身のものでした。

太めのパンツで、風通しがよく、動きやすく心地よく過ごすことができました。ただやはり床にズボンがつきそうになってしまい、少しストレスな部分もありました。

連日日差しが強く、できれば薄い素材のパンツを履いていたかったのですが、お洗濯の関係で細身タイプを着ることとなったのですが・・・

床につかない!!ひざ下で止まってくれて落ちない!
!!!(考えたらわかること?)

旅行中は快適さを重視してできるだけルーズなパンツを選んでいたのですが、細身でも麻素材のであればそれほど暑くもなく、身体にフィットするので動きやすかった。試してみるもんだ。

同じお悩みをお持ちの女子たちに共有したいと思います。

■あった方がよかったもの

①アダプター

トルコはいたるところに電源があり、気軽に充電することができます。

大型バスの中はもちろん、10人程度が乗れる小型バスの中でもUSBポートがそれぞれ1つずつついていました。
いいか悪いか駅のホームで勝手に充電している人も頻繁にみかけました。

そのためスマホ用充電バッテリー10000Aを夫と2人それぞれ持参した上、予備で20000Aのものを持参したのですが、一度も使用することはありませんでした。

ただし空港は注意です。もちろん充電スポットはあるのですが、イスタンブール空港とイズミルのアドナン・メンデレス空港ではUSBポートだけ使うことができませんでした。

当たり前のように誰もUSBポートを使うことなく、皆さんアダプターを差し込んでいたので、使えないのが当たり前なんでしょうか。
セキュリティの点から使わないのが当然なのでしょうか。

私たちは手荷物にUSBケーブルしかなかったため充電ができませんでした。
トルコの空港や駅のホームで充電する可能性がある方々はアダプターを持参していくといいでしょう。

ちなみにトルコはバス移動が一般的なので、バスのシートは大層綺麗で心地がよく、全席モニター付きでした。
酔ってしまうような匂いもなく超快適!

■いらなかったもの、微妙だったもの

①日本食

海外旅行は好きだけど食事が合わなくて憂鬱。レトルトのカップラーメンやみそ汁なんかを持っていく方も多いのではないでしょうか。
私の友人もおやつのミニラーメン的なものがなぜか食べたくなるらしく、バリボリかじっていたのが印象的です。

私も過去に食事が合わない国に行った際には、中華街に毎日通ったり、高いお金を払って日本食を食べていたこともあります。

トルコ料理はもともと好きだったので、今回は非常食用に「カリカリ梅」「酢昆布」「黒糖ナッツ」「ハイチュウ」を持参しました。
結果、ひとつも開封されることはありませんでした。

安心してください。のちのちトルコ料理の魅力についても語っていきたいのですが、日本食が欲しくならないくらいにトルコ料理はとってもとっても美味しいのです!

下調べして色々なものを食べましたが、どれもこれも私たち夫婦は大満足でした。
ツアーで連れていかれたまずいと評判のお店さえも、全然いけます。
むしろ少しでもたくさんの種類のトルコグルメを味わいたいと毎日思っていたので、日本食が恋しくなることはありませんでした。

トルコ料理って思ったよりあっさりしてるんです。
最初は味薄くない??なんて言ってたのですが、塩コショウ、オレガノやタイム、チリペッパーで自分好みに味付けするのがトルコ流なようです。

そして野菜も大きくて肉厚で美味しい!
トマトなんかは日本のような水水しさがもなければ、酸味も甘味の少ないのですが、焼くとしっかりとした触感があったこれまた超うまいのです。

長々と書きすぎましたので、グルメについてはまた後々・・。
まとめると
日本食いりません!トルコ料理最高!

②ハンカチ

意外だったのですが、トルコのトイレは必ず手拭き用の紙タオルが置いてありました。

場所によっては少し濡れたキッチンペーパー的なものが雑に置かれていて使うのにためらう場合もありましたが。まあその辺は自然乾燥でOKです(私は)。

そもそも海外の人って手洗ったら拭く文化ある??
ちなみにどこぞの国では、用を足したて水でジャバジャバ洗った後、手も拭かなければあそこも拭かずに自然乾燥なんだとか・・oh・・(驚き)

③S字フック、輪ゴムなど

きっとどこかで何かの役に立つはず・・・
お守りのような気持ちで持参していったのですが、まったく使用しませんでした。
考えてみたら、ひっかけたいものはポーチくらいなんですけど、ポーチにフックついてた。

貧乏旅行をしなければ今後もいらないかもしれないな~と思いつつ、
性格的に多分毎回持っていくでしょう。

④アームカバー

日焼け止め代わりに、涼し気な素材のアームカバーを持参しました。
気温38℃、遮るものの何もないエフェソス遺跡の暑さは超凄まじく、岩盤浴のごとく、いや、それ以上の滝汗を流しました。初めてゆでだこ体験をしました。

直射日光って暑いよりも痛いですよね。
アームカバーのおかげで痛さを感じることはありませんでしたが、汗でびっしょりでちょっと不快でした。

またなんといっても実用的すぎてオシャレさに掛けるのだ。せっかくのロケーションなのに写真が映えない。
というわけでアームカバーをやめて結局日焼け止めを塗って過ごしました。

※思いのほか長さが短いものを買ってしまい、変に日焼けをしてしまったので、購入時は是非心地よさだけでなく、長さにも注意して買うことをおすすめします。

⑤温度調整としてのカーディガン

海外は冷房が強くて寒い印象が強く、カーディガンを持参しました。

飛行機の中は寒いので使いましたが、トルコ国内では体温調整というより日よけとして肩にかけていました。

トルコの飲食店はテラス席が多く、常に扉を開いているので、室内も冷房で冷えすぎているということがありませんでした。むしろ暑い。

なので観光に出かける時は羽織なしでOKだと思います。
荷物は少しでも軽く快適に!

⑥カトラリー類

海外でテイクアウトするとカトラリーを忘れられることが多いとの話をききつけ、
念念念のためにプラのスプーン・フォーク2組、割りばし1膳を持参。

トルコにはトウモロコシ、焼き栗、シミット(ゴマパン)などの出店がいたるところにあります。鯖サンドなど気軽に食べられるものも多く、持参したカトラリーを使うことはありませんでした。

・・・しかし旅の終盤に、意外な場面で「割りばし」が大活躍することになるのです・・!!

■番外編

眉切ばさみ、割りばしの中に入っている爪楊枝、ワイヤーロープ

~経緯~
帰国前々日、夫がキャリーケースのカギを紛失。

何度探してもない・・・黒い鍵だって??

トプカプ宮殿前で「きみ鍵落としてない?」という声が聞こえて後ろを振り向いた私・・・
あれは・・黒い・・大きな・・・鍵だった・・・。

責任を感じ何度も何度も夫の荷物をひっくり返して探す私。

見た感じ難しそうなタイプのカギではない。
スマホとにらめっこする夫。
3つのロックを外せば開くらしい。

彼は私が呑気にお風呂に入っている間に、
ワイヤーロープを分解して細工し、割りばしの袋の中に入っている爪楊枝と眉切ばさみを使いながら、開けてしまったのだった・・。

初手ピッキング、大成功。
こんなことありますか?老後は鍵屋さんでも開業する?

上記3点はまったく使わなかったものだが、意外なところで役に立ってしまった。
なんでもかんでも持って行ってしまう私が光り輝いたときでもありました・・・☆彡

こんなこともあるので、旅先ではヘアピン、安全ピン、小さなハサミなど、鋭利なものを持参することをおすすめします。

以上、持ち物編終了です。次回からついに・・旅の話??に入れるかしら?

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