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よみうりランド 丘の湯の思い出を語る(2024年1月8日 営業終了)

電車と徒歩で行ける範囲で東京西部の多摩・府中・調布周辺の日帰り温泉・スーパー銭湯に通い詰めたので独断と偏見でおすすめを語る。

2024年1月8日 営業終了してしまった、よみうりランド 丘の湯の思い出を語る。


よみうりランド 丘の湯について


よみうりランド 丘の湯の特徴

  • 人工温泉のためか料金はやや安め

  • 露天風呂が広い、種類が豊富である

  • 円形の露天風呂『絹の湯』は広くて見た目も美しい

  • お湯はオーバーフローさせている箇所が多く、循環は頑張っている方だと思う

  • 一人用の椅子、長椅子、寝転びができる竹ござなど外気浴の種類と数が豊富

  • 丘の湯という名前だが外壁に囲まれており眺めは良くない

  • 休憩スペースはあるが18席のリクライニングチェアしかないので土日祝は埋まっていることが多い、別途女性専用休憩スペースあり

  • 漫画は3棚程度と数は少ないが最新刊まで導入しており、最近アニメ化された話題作も多め

料金と支払い方法

入館料金 平日820円/土日祝920円

券売機式で現金のみ。

下駄箱とロッカーにそれぞれ100円が必要。返却されるので取り忘れに注意。

アクセス

京王線『よみうりランド駅』から徒歩20~25分。距離はあるが大通り1本で行けるのでわかりやすい。

その名の通り丘の上にあるので徒歩でのアクセスは軽い登山である。多摩動物公園の1番奥にいるコアラ館のあたりまで行くのと同じぐらいキツい。

よみうりV通りを遠回りする方法とゴンドラ乗り場横の巨人への道という283段の階段を登る方法がある。オススメはよみうりV通りを使う方法。多少時間は掛かるが傾斜が緩いので膝と太ももに優しい。

この後温泉が待っているのだから軽い運動は気持ち良くなるためのスパイスだろう、まさにマッチポンプである。

足腰に不安がある場合は有料のゴンドラ(片道300円、往復500円)もある。

施設の感想

よみうりランド 丘の湯

夕方以降は隣にある『よみうりランド(遊園地)』の利用者が流れてくるため非常に混雑する。

内風呂

  • 白湯あつ風呂

  • シェイプアップバス

  • スーパージェットバス

  • 座・マッサージ

  • ジェットバス

  • リラクゼーションバス

  • 腰掛湯

  • 歩行湯

  • 水風呂

ジェットバス系が充実しており、立ったまま入れる浴槽など珍しいものが多かった。

露天風呂

  • 岩風呂

  • 絹の湯

  • 寝湯

  • 寝ころび湯

  • 壺湯

  • 足湯

人工温泉ではあるが、季替わりで各地の有名温泉を再現していた。

円形の露天風呂『絹の湯』は広くて見た目も美しい。

『寝転び湯』(背中に湯があたる)だけでなく『寝湯』(寝たまま肩まで浸かれる)があり、ジェットバスのような気泡や噴流が無いのでリラックスして入浴できる。若干温度が高めなのでぬる湯だと最高だったのだが…。

お湯はオーバーフローさせている箇所が多く、循環は頑張っている方だと思う。

丘の湯という名前だが外壁に囲まれており眺めは良くない。しかし日当たりは良いので気をつけないと日焼けする。

サウナ

  • タワーサウナ

  • 漢薬蒸風呂

サウナはスーパー銭湯によくあるタイプの普通のサウナ。

漢薬蒸風呂は暑すぎないちょうどいい温度で長居できるので結構好きだった。通路が狭いため席によっては塩を取るのが大変だったが。

外気浴の一人用の椅子、長椅子、寝転びができる竹ござなど種類と数が豊富。

休憩所・食事処

休憩スペースはあるが18席のリクライニングチェアしかないので土日祝は埋まっていることが多い、別途女性専用休憩スペースあり。

漫画は3棚程度と数は少ないが最新刊まで導入しており、最近アニメ化された話題作も多めであった。

食事処は利用したことが無いが、券売機式なので現金のみだと思われる。

よみうりランド 丘の湯 閉館の理由

近所にあるHANA・BIYORI内に新しい入浴施設『花景の湯』ができるため、残念ながら2024年1月8日で閉店してしまった。

そちらは天然温泉で展望も良いらしく素晴らしい入浴体験が出来ると思われるが、HANA・BIYORIの入場料と新入浴施設の料金が必要になるため、おそらく料金は2000〜2500円くらいになるのではないだろうか。温泉のみが目的で通うには財布が痛い値段である。

まとめ

人工温泉が気にならないのであれば料金が安くて露天風呂は広く、休憩スペースや漫画もある素晴らしい施設でした。

富裕層向け高級路線の『花景の湯』とは客層が被らないので残して欲しかったが、2004年の営業開始から20年経っており設備の更新が必要なことを考えると経営的に仕方ないのかもしれない…。


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