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犬猫大好きさんの日常②〜うちの猫に苦情が来た!編〜

これは去年の夏の出来事です、、、、、

ある晩、父から電話がかかってきた。

父「おう、あの、うちの猫に苦情きたわ」

え、、、、、?(頭真っ青)

私「ど、どういう、、、、こと?」 

祖父「だから、うちの前の谷川さん(仮名)の家の松の木や柱を引っ掻くんだって。それで通りかかった俺に言うんだよ。なんとかしろって」

、、、、、、、、、、、、うそやん

〜家に帰って〜

父「うちの猫に苦情が来て、もうあそこでは飼っていけそうにないぞ。だからいざってときに考え、、、」

私「わかってんの!だから考えてんの!」

うそ!!!!!それって手放すってことでしょ?絶対ヤダ。

〜次の日〜

父「おじいちゃんがネココナーズ持って謝りに行ってくれたみたい。でもいらないですの一点張りで結局持って戻って来らしい。でも苦情言われたときよりは優しい感じで、自分も網巻いたり対策するって言ってたから」

よ、よかった〜のか?

私はとりあえず原さん(仮名です。3匹の地域猫化を手伝ってくれた人。そのエピソードはまた今度)に相談した。相談の結果、爪とぎ器を置くと木でとぐことが減るらしいのと、やはり謝りに行ったほうがいいとのこと。

次の日早速買いに行った。

私「おぉ〜!色々売ってる!」

母「これなんかいいんじゃない?」

私は1mくらいある爪とぎ器を買った。

〜祖父の家にて〜

早速組み立てよー!!!!!!

案外簡単で説明書を見なくても作れました。はたして使ってくれるのか?!最初のターゲットはその場にいたブチ。はたして使ってくれるのか?!爪とぎにマタタビを練り込み、外においてみた。

私「おお!っと、、、、、、なんとマタタビ効果で爪はとがずに下のところでゴロンゴロンしてる、、、!!(かわいい)」

そこで爪とぎき上の方にちゅ〜るをつけてみる。

私「お!次は一応足をかけている、、、!とげぇ〜、とげぇ〜」

その時

ブチ「バリバリ」

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私「といだ〜〜!!!!!!あとはサビとフクだけ!」

〜次の日〜

今日は母と祖母と一緒にお菓子を持って谷川さんに謝りに行くことになっている。近くのショッピングモールでお菓子を買って祖父の家に向かう。

私「大丈夫かな、、、、、、」

〜谷川さんの家にて〜

祖母がインターフォンを押す。

だ、誰も出てこない、、、、!!!!

祖母「留守かねぇ?ごめんくださーい!」

ガラガラガラ

うわっ!!!!

中から出てきたのは祖父と同じくらいの身長のおじいさんだった。

祖母「この度はうちの猫が本当に申し訳ございません」

谷川さん「いえいえ、うちもできる限り柱に網を巻いたりとかして対策しますのでお気になさらず。」

祖母「あとこちら、つまらないものですが、孫が選んだものですので、受け取ってください」

谷川さん「いえいえ、いりません」

祖母「そういうわけにはいきません!孫がかわいがっていた猫ですので、、、、、」

谷川さん「あーもういいんでいいんで」

そういって今にも家の中に入ろうとする谷川さん。を、必死で引き止める母と祖母。

祖母「ほんとに気持ちなんで!もらってください!」

母「あと一応家で面倒を見ていますが、飼っているわけではなくて、、、その、、、地域猫なんです。避妊、去勢手術もしていますので、、、、」

谷川さん「ああ、そうらしいですね」

よ、よく知ってるな!

母「こちらでも爪とぎ器をおいたりと対策しますので、、、、、」

谷川さん「はい。あと君、猫はできるだけ敷地内で面倒を見て、幸せにしてあげてね」

私「はい!」

谷川さん「では私はこれで、、、、、」

祖母「待ってください。昨日うちの主人が来たかと思いますが、猫コナーズだけでも、、、、」

谷川さん「いや、いいんでいいんで」

バタン


よし、これでこれからもみんなと一緒にいることができる。やった!!!

〜数日後〜

私「な、なにあれ、、、?」

なんとそこには買った爪とぎき3本分の爪とぎき(めっちゃでかくて上に乗れるようになっている)があった!

いや確かにお店には売ってたけど!3本もいらないでしょ!

聞いてみると祖父が3匹もいるのに1本では足りないだろ!という感じで買ってきてくれたらしい。まあ、うえにちょっとした休憩スペースみたいなのも付いてるし、楽しく使ってくれているから、、、、ま、いっか!


こんな感じでした。今は3匹仲良く爪を研いだりよじ登ったりして遊んでいます。ブチは体が大きすぎて思い切り伸びると爪が研ぎづらそうなのでどうしたらいいかと最近は考えています。


ではまた~、バイバーイ👋




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