旅ときのう/22日目/オランダ02/ Eindhoven01
昔すんでいたこの街に日本人の友人が旅行に行っているらしい。そういえば
別な日本の友人がオランダに旅行に行っているときも同じような事をしていたな、と思ったりもする。自分もそうだったのかな、と思ったりもする。
よく知っている街を、知り合いが旅行客として訪れているときの視点というのはなんだか変な感じで面白い。特に過去に住んでいた街だとなおさらだ。
ヨーロッパ圏の友人が見る視点と日本人の友人が見る視点というのはあきらかに別で、私たち日本人がどれだけヨーロッパから距離があるのか考えてしまう。
逆に欧米人の友人が日本を旅行している時の視点もあきらかに日本人のものとは全然ちがう。
インスタグラムのちいさな写真1つとっても、なんだかその差は明らかだ。
何をもって日常ととらえているか、何を非日常であると感じるか、の違いだろうか。
そしてその何かが日常化してしまった生活に、その存在を改めて切り取ってくれるのが、旅行者の新しい視点であったりすることもある。
旅はする側も、旅をしている人を迎える側も、楽しくて面白いものだ。