水月suigetu

色々な場所で書き散らしている人です。 音楽とか猫とか宇宙とか善きかな。ショートショートや詩を週一回くらい、午後8時9時頃に更新中。 ノベルバやエブリスタにも時々出没します。 公募用ペンネームは水原月(みずはらつき)です。ややこしや。

水月suigetu

色々な場所で書き散らしている人です。 音楽とか猫とか宇宙とか善きかな。ショートショートや詩を週一回くらい、午後8時9時頃に更新中。 ノベルバやエブリスタにも時々出没します。 公募用ペンネームは水原月(みずはらつき)です。ややこしや。

マガジン

  • とらねこ村<トランスミッション>

    • 157,484本

    あなたと作る共同マガジン。総勢4000名が関わる大規模マガジンに成長中。グループ合計で参加者1,500名、フォロワ数2,500名、約18万記事が収録中。🥕コンテンツを広めたい方の参加をお待ちしています。🥕マナー:①連続投稿はしない②社会一般的に不適切な記事は投稿しない③トップ画面は変えない。参加希望の方は,マガジンの固定記事からコメントしてね。

  • オリジナル小話の詰め合わせ

    数分で読めるオリジナル小話をまとめました。 SFジャンルの小話が多めですが、コメディや温いホラーなどの様々なジャンルの小話が混ざっております。 主に平日午後8時、9時頃に更新している小話を日曜日にまとめてマガジンに投入しております。

  • 連作短編小説「行商人の鞄」

    ショートショートからシリーズ化した「行商人の鞄」の作品をまとめていきます。物々交換ができる不思議な鞄を持った行商人が旅をする物語です。少しSFっぽいかもしれません。不定期更新なのでゆっくり増えていく予定です。

  • 詩や140字小説の小部屋

    詩や100字程度の小説などをまとめた作品を収める小部屋です。不定期に増えていきます。

  • 朗読の小部屋

    ショートショートや詩などの朗読作品を集めたマガジンです。自分の朗読作品と他のクリエイター様に朗読していただいた宝物のような作品を収めております。不定期に増えていきます。

最近の記事

今週の小話や詩はお休みさせていただきます。軽い風邪を引いたり掃除機が壊れたり、必要な書類が行方不明になったりと、てんやわんやしてたらもう週末に…_(:3」∠)_ こたつでアイス食べたい…クレーンゲームで遊びたい…という今の心境にぴったりな画像があったので載せておきます。

    • 行商人の星の金貨探す秋

      止んでくれなさそうな雨にため息をついて、トランクケースからクラゲ日傘を取り出す。自動的に開いて、私の頭上にぷかりと浮かんだクラゲ日傘に周囲の人がぎょっとした。 苦笑いしながら、雨宿りさせてもらっていた駅から早足で歩きだす。私は物々交換で商売する行商人。トランクケースが大切な商売道具だ。この鞄は少々特殊で、物を入れて蓋を閉めると、次に開けた時には別の物に変わるのだ。 香り高い柚子を入れると、未来の世界にある物にランダムで変わる。この目立つクラゲ日傘も、柚子の香りが引き寄せた

      • 文鳥部長はカレンダーを変身させる

        本格的に寒くなってきまして、ほぼ毎日二度寝してしまっております。一度起きても土下座する体勢で寝てしまうので、毎朝油断できません…(=_=)→<(_ _)>ZZZ… 今回はオリジナルお題の詩を4編、言葉の添え木様のお題で作った詩を1編お送りいたします。 カレンダーを6月に変身させる その音は雷鳴のメロディ 上旬限定のサウンドで 下旬までまっ逆さまさ カレンダーを7月に変身させる そのメロディはどんな音だろ なんか気になる それだけで十分 12月まで潜っていけますとも 1

        • 連作短編小説「次元潜水士」第11話 サイコロ投げるランチタイム

          ★こちらの作品は一話完結型の連作短編小説「次元潜水士」の11話目となっております。 【次元潜水士シリーズのあらすじ】 「五次元世界まで、ちょっと潜ってみない?」 夢がないことに悩んでいるフリーターの境井さんは、バイトの帰り道で高校時代の同級生の西君と再会する。次元潜水という新技術を開発し、独りで異次元を研究しているという西君に誘われて、五次元へ潜水した境井さん。そこでは別の時間軸の自分が路上ライブをしていて……。 大学受験失敗で落ち込んでいた加納ちゃんや海士の藤野君も仲間

        • 今週の小話や詩はお休みさせていただきます。軽い風邪を引いたり掃除機が壊れたり、必要な書類が行方不明になったりと、てんやわんやしてたらもう週末に…_(:3」∠)_ こたつでアイス食べたい…クレーンゲームで遊びたい…という今の心境にぴったりな画像があったので載せておきます。

        • 行商人の星の金貨探す秋

        • 文鳥部長はカレンダーを変身させる

        • 連作短編小説「次元潜水士」第11話 サイコロ投げるランチタイム

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          67本
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          12本
        • 連作短編小説「次元潜水士」のまとめ
          11本

        記事

          水の食べもの持って言葉の遠足へ

          遠足といえばお菓子…!懐かしいお菓子が昔から好きでして、そばぼうろ、芋けんぴ、かんりとうなどなど常にストックしております。一時期よっちゃんの酢漬けイカにはまりまして、食べすぎて胃を壊しかけました\(^o^)/ 今回は言葉の添え木様のお題で作った詩を1編、Payao様が企画されている「#深夜の二時間作詩」に参加した詩を1編、オリジナルお題の詩を3編お送りいたします。 行き先(言葉の添え木様のお題) 上弦、下弦の月と目が合うたび あなたが指し示してくれた あたたかい光 あ

          水の食べもの持って言葉の遠足へ

          トリック・オア・ハニー!

          濃い砂糖水がたっぷり入ったバケツを巣箱のそばに置くと、すぐに蜜蜂が集まってきた。足場として砂糖水に浮かべた割りばしの上に降り、一生懸命に砂糖水を吸っている。大丈夫そうだ。厳しい冬に備えて栄養を取ってもらわなくては。 立ち上がり、20個はある巣箱を日当たりの良い場所に移動させる作業に移る。一気に移動させられれば簡単な作業なのだが、巣箱を急に大きく移動させると蜜蜂が迷子になってしまう。なので1日に30cmくらいしか動かせない。意外と神経を使う作業なのだ。 重い巣箱を慎重に抱え

          トリック・オア・ハニー!

          紙の神のまにまに

          江戸の長屋に住む男が一人、病床に伏していた。古い畳のカビ臭さが白檀のような良い香りに変わり、目を閉じているのに視界が白くなってきた男は「とうとうお迎えか」とぼんやり思っていた。 しばらくすると遠くから人影が近づいてきた。目が覚めるような美しい女であった。一目で上等なものと分かる白い着物と羽衣をまとい、背中に折り鶴の羽のようなものを生やしている。 男が見惚れている間に女は目の前に来ていた。女と目線の高さが同じであることに気付いた男は首をかしげた。もはや寝たきりの自分が何の苦

          紙の神のまにまに

          急に肌寒くなりましたね…皆様お風邪を召されませんように…私はもう鼻声です\(^o^)/ 最近防災用品を少しずつ揃えておりまして、昨日長期保存用のパンが届きました。チョコ味だけちょこっと食べたら美味しくて感動…! ネットで探すと本当に色々な防災食があって迷いますね~

          急に肌寒くなりましたね…皆様お風邪を召されませんように…私はもう鼻声です\(^o^)/ 最近防災用品を少しずつ揃えておりまして、昨日長期保存用のパンが届きました。チョコ味だけちょこっと食べたら美味しくて感動…! ネットで探すと本当に色々な防災食があって迷いますね~

          オーロラのうたかた時間

          夏休み明けの学校の帰り道、自分の影を見つめながら歩く。久しぶりに顔を合わせた友達と、はしゃぐ同級生たちが眩しかった。入学したらすぐに友達ができて、夏休み中も友達と遊び回っているはずだったのに。人見知りが激しく口下手な私は、結局1人も友達が作れないまま2学期に突入してしまった。 強烈な日光が首の後ろを焼いている。自分を変えるって、どうしたらいいのだろう。行動を変えればいいのだろうか。自分がやりそうにないことをやってみる、とか? ぐるぐると考えながら歩く。ふと顔を上げた時、可

          オーロラのうたかた時間

          今週の作品の更新はお休みさせていただきます。すみませぬ…m(;∇;)m 小説の公募、黒猫ミステリー賞に応募する準備でてんやわんやでありまして…SFミステリー小説に初めて挑戦しております。 いつかこちらで発表したいなぁと思っていたり。とりあえず締切に間に合わせねば…!

          今週の作品の更新はお休みさせていただきます。すみませぬ…m(;∇;)m 小説の公募、黒猫ミステリー賞に応募する準備でてんやわんやでありまして…SFミステリー小説に初めて挑戦しております。 いつかこちらで発表したいなぁと思っていたり。とりあえず締切に間に合わせねば…!

          舞う紙片と歌う

          気づいた時には遅かった。年季の入ったシュレッダーは、友人からの手紙を8割ほど食べ尽くしていた。すぐに中身を取り出して手紙の紙片を探すが、処分した書類の紙片と混ざり合ってしまっていて簡単には探し出せそうにない。 泣きたい気持ちを抑えて新聞紙を広げ、シュレッダーの紙くずをぶちまけた。ちまちまと手紙の紙片らしきものを摘まんでいく。 そそっかしい自分が嫌になる。大切な友人からの手紙だったのに。数年前までフリーのシンガーソングライターだった友人は、夏と冬に必ず手紙をくれた。その手紙

          舞う紙片と歌う

          桜の睡眠で一時停止

           夏なのにタイトルに桜を入れてしまいまして。台風の接近で近所の夏祭りが中止になりそうで残念であります…今年は水風船を思う存分ビヨンビヨンさせようと思っていたのに…! 今回は今回は言葉の添え木様のお題で作った詩4編と、Hoshiboshi様主催の140字小説コンテストに投稿した作品を1つお届けします。 一時停止 信号で一時停止する時間に たわいない会話を急いで溶かしてた あの数分間の一時停止を 繋げて人生全部にできたなら なんてね 一時停止が怖くなる時間に 不安の岩

          桜の睡眠で一時停止

          白い三日月を一錠

          夜空にカシューナッツを掲げて、三日月と重ねる。そっくりだ。口に放り込んで噛み砕く。ミルキーで甘い。三日月を丸ごと食べたらこんな味なのだろうか。 今夜も蒸し暑い。夏になるとクーラーが苦手な私は、寝る前にベランダに出て夜風に当たる。最近は妙に食欲旺盛で、冷たい飲み物とお菓子も必ず用意するようになった。お菓子の量と体重が比例して増え始めている。まずい、と思いながらも大好きなカシューナッツに伸びる手が止まらない。 仕事のストレスのせいだろうか。ため息をつく。火葬場の職員として数年

          白い三日月を一錠

          風の便りに陽だまりの開花

          麦茶の補充に追われる今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか? お盆休みの日、我が家のベランダが恐ろしいほど暑いので、卵を使った自由研究をしました。卵白をベランダに2時間ほど放置してみたところ、完璧に固まっておりました…(◎_◎;)本当に皆様、熱中症にはお気を付けを…! 今回は言葉の添え木様のお題で作った詩を4編、Payao様が企画されている「#深夜の二時間作詩」に参加した詩を1編ずつお送りいたします。 千の言葉が紡ぐ詩 心が空いてきたら 頭のキッチンで詩を紡ぎましょ

          風の便りに陽だまりの開花

          連作短編小説「次元潜水士」第10話「白鳥の歌」

          ★こちらの作品は一話完結型の連作短編小説「次元潜水士」の11話目となっております。 【次元潜水士シリーズのあらすじ】 「五次元世界まで、ちょっと潜ってみない?」 夢がないことに悩んでいるフリーターの境井さかいさんは、バイトの帰り道で高校時代の同級生の西君と再会する。次元潜水という新技術を開発し、独りで異次元を研究しているという西君に誘われて、五次元へ潜水した境井さん。そこでは別の時間軸の自分が路上ライブをしていて……。 大学受験失敗で落ち込んでいた加納ちゃんや海士あまの藤

          連作短編小説「次元潜水士」第10話「白鳥の歌」

          穂音様より「次元潜水士」の感想文をいただきました!

          なんと…!優しさに満ちたファンタジックな作品を発表されている穂音(ほのん)様からも感想文を頂戴しました!誠にありがとうございます!!ヽ(*´∀`*)ノ 30作品を一つ一つ丁寧かつ楽しく、情熱的にご紹介されております。これだけの数の作品を本当にしっかり読み込まれている穂音さん、尊敬します…!しかも「後半」も書かれている…!尊敬せずにはおれません…!

          穂音様より「次元潜水士」の感想文をいただきました!