季節の移り変わり
ねこっちです。春休みに入り、今日で1週間が経ちました。この1週間は、冬と春を味わい、季節の移り変わりを体感しました。心の平穏を取り戻し、外界に多くの関心を向けるようになって初めての春を迎えます。まだ春は本格的には始まっていませんが、私が感じた季節の変わり目を書いていこうと思います。
冬・東京での雪
まずは冬の体験から始めていきます。普段、私は雪をほとんど見ない静岡県に住んでいます。そのような私が雪を見たのが、東京に滞在していた2月5日でした。
雪を間近で見て、触ったこの日の感動は凄かったです。この日の体験は、以前の記事に書きましたので、よろしければご覧ください。
私はこの日、雪を見た興奮のあまり、多摩川台公園に行き、壮大な景色を楽しみました。この日の後も、東京には雪が積もっており、それを踏んでは感触を楽しんでいました。
春・アブラムシとナナホシテントウ
私は普段、母、父と暮らしております。そのような自宅では、楽しいことが毎日起こります。
母は大根や人参を調理した後、茎の部分をヨーグルトの空き容器に入れ、よく水につけています。すると、何日かして茎からは新しい若葉が生えてきます！私は、大根や人参が生きようとするその生命力にいつも感心していたのでした。その後、母は初挑戦で、これがどうなるか見てみたいと土に植えました。私もどうなるか楽しみです。
記事冒頭の画像は、母が育てている大根と人参の画像です。
最近はこうして大根や人参を育てているのですが、ある日突然、困ったことに、葉の部分からアブラムシが発生し、葉は勿論、大根や人参が置いてある付近のカーテンにもついていることがあります。母はアブラムシを殺そうとしましたが、私は小さいころから虫を殺すのがかわいそうに思う特性があり、もう少しアブラムシの命も無駄にならないような方法があればと思ったので、ふと思い立ち、テントウムシを連れてきて食べさせるということを思いつきました。
しかしまだ季節は2月、テントウムシはいるものだろうかと思いましたが、母にそれを言うと「あと30分以内にテントウムシを見つけてきたらあなたの提案に乗ってあげる」と言ってくれたので、私はテントウムシを探しに行きました。ダメもとで、見つかれば幸運だと思い、外に出ました。
目を凝らして、よく地面を見ました。まずは1月のある日にテントウムシを見つけた、家のわきのスペースを見てみます。しかし、そこにはテントウムシはいませんでした。その後、裏庭の畑で探すことにしました。
すると、きわめて幸運なことに、藁の隙間に、1匹のナナホシテントウを見つけました。思わず「いた！」と叫んでしまいました。そして、早速そのテントウムシを連れて帰り、アブラムシの近くに放してみました。この時、慌てて戻ったら母に「早っ！」と言われました。私はガッツポーズをして喜びました。
しかし、テントウムシはアブラムシを食べず、なぜかアブラムシを蹴飛ばしてカーテンの上のほうに歩いていきました。こうして私の作戦は失敗してしまい、私はテントウムシをもとの場所に戻し、また数十匹のアブラムシを捕まえて、遠くの場所に放ってきました。
アブラムシをテントウムシに食べてもらうことはできませんでしたが、テントウムシを見つけられたことは、春の到来を感じられた出来事の一つでした。
春・ベニシジミを発見
「ベニシジミ」という蝶をご存じでしょうか。オレンジとこげ茶色の模様の翅をもつ、小型のチョウです。
今日（2月10日）もいい天気で、祖母の家近くの公園に向けた道を歩いていると、道路の付近を飛んでいるベニシジミを見つけました。見つけたベニシジミは傷もなく、とてもきれいで、見てみると今日羽化したようでした。恐らく、今日は暖かかったため、どこかで羽化したものが飛んできたのだと思います。
とても弱々しく飛んでおり、さらに道路のほうへ向かって飛んでいたため、このままでは車にひかれてしまうかもしれない、と思い、私はベニシジミを手に乗せて保護しました。するとベニシジミは空腹だったのか、口吻を伸ばして私の手の汗を吸い始めました。恐らく羽化して何も食べていなかったのでしょう、私はベニシジミを手に乗せて公園に行き、花が咲いているところに行って放してやりました。するとベニシジミは花の蜜を吸い始め、その後元気に飛んでいきました。
ベニシジミは、私の好きな蝶の一つです。そのようなベニシジミとの出会いがあったことで、また一つ春の訪れを感じたのでした。
最後に
今日は、移り変わる季節を体感した出来事を書いてみました。明日は、母の漢検受験のために、家族で静岡市に出かけます。私もそこでやること（静岡にある電子部品の店で買い物をします）があるので、楽しみです。
この春休みは、この後、弟の住む山梨に行くことも考えています。そこは大変寒い日がまだ続いているらしく、一転して冬のようになりそうです。その日も楽しみにしつつ、昨日、今日出会った春も大事にしながら、今日の記事とさせていただければと思います。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
ねこっち