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へいたさん『パンプキング ハロウィーンの夜の六つのおはなし』読了。オリジナリティがあって面白かった。ハロウィーンにまつわる一つ一つのエピソードが繋がっていて伏線を回収していてとても良い。ちょっと泣けて、とても暖かいストーリー。折本の口上チックな語りもいっしょに読んで楽しかった。
松永K三蔵さん『カメオ』読了!今回も一気に読みました。全部良かったけれど、カメオの成長とともに変化していく体の生々しい描写やその疾駆、またロードバイクのラストが素晴らしかったです。あっという間で、もっと松永さんの小説を読みたい、たくさん書いて欲しいです
雨琴さん『死にたくなくなる薬を飲んでまで』読了。当時の作家にとって、詩を書くことがリビドーだとわかる。表現力に羨ましさすら感じた。特に好きなのは、禁じられた実、花火、夜に叫んで、夜のひまわり、栗ご飯にカレー、と思っている、 読み進めると少しずつアンロックされていく感じが素晴らしい
ククトニアンさん『#140字小説 』読了。易しい言葉で綴るやや難解なショートストーリー。ホラーだったりファンタジーだったり青春だったりする。全てに一貫しているのはノスタルジックであること。私の頭の中には二階堂のCMのような心象風景が広がった。忘れかけていたあの頃が色づくように蘇る