Kahlua

noteを「『王様の耳はロバの耳』の井戸」だと思っているふしがあります。え、原典だと葦だったの? 書きたいと思ったことを書き殴ったり書き捨てたりしていきます。 はげましのおたよりは https://tellm.in/nekosogi まで。

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最近の記事

アニソンの「嘘だからこそ寄せられる信頼」

歳を重ねるほど、アニメソングへの思い入れが増している。 加齢に伴い趣味を移り変わる時代は、趣味に「卒業」があった時代は日本では既に幕を閉じているように思える。成人しようがゴルフも車も興味を示さなかったし、公道マグナムトルネードをぶちかましていた子供達はRCカーに見向きもせず今もミニ四駆を愛している。「子供向け」、「大人向け」というラベルそのものすら時にはアホらしく感じることもある。 だからこそ、この感情のあり方には違和感がある。「変わらず愛している」ではなく「年々益々好き

    • 現実ってつよい

      「今の世の中で、VRに活路を見出している競合がいるなかで、リアルのハコのライブイベントにこだわるのはアホだね」(意訳)という言をふと目にした。出どころは伏す。 求められてないとは思うけど、僕のアンサーとしては「つっても現実問題として今のVR体験にリアイベを超えられるだけのクオリティないでしょ?」といったところで。 「こんな世情だから妥協して、5〜60%のパフォーマンスを割り切って堪能していろ」ってのならまだわかるのだけど、「VRならリアイベに比肩できる、あるいは現実を超え

      • VTuber同士のリプに割り込むな問題は、

        割り込みリプがTwitterのシステム上許されている行為という大前提があるので、VTuber側でできることは「Twitterのシステムとは無関係のローカルルールを作り、事前に明示し、ファンのみに対しそれの適用・受容を求める」か「Twitter社にシステム改修を要請する」か「Twitter以外の、そういう仕組みが作られている発信プラットフォームを選ぶ」の三択だと思っています。 同じ価値観を共有できるファン以外にルール遵守を要求するのはお門違いな上ファンか否かの境目を判断するの

        • 努力なんて認められなければいい

          初手から嘘です。努力は認められてほしい。少なくとも僕と僕の推しの分は。 ただ"世のあり方"として「個人の努力が正しく認められる世界」を望むひとって、往々にして「努力しないひとが生きるのが難しい世界」や「努力できていないひとが見下される世界」も併せて求めるよね、と常々感じていて。願った光には必定影が生まれるよね、という話。そんなん💩🖕☠️じゃん、って。二葉亭四迷。 第一さあ、個人がどれだけリソースを費して、ストイックにつきつめて、「よくぞここまで頑張ったね」と声をかけたくな

          いま現在のOculus Questは夢のマシンではないという話

          Oculus Questを買いました。3月のことです。 自宅でスマホ+ゴーグル以外の専用VRHMDを体験するのはこれが初めてなので、VRそのものへ新規参入でもありました。 世間(?)では、Questはバチクソ高く評価されている風です。でも実際に使ってみたら、「いや、まあ……そんなでもないな」という肌触りでした。なのでちょっと冷や水をぶっかけたくなりました。 映像プレイヤーとしてのQuest映画等を味わうにはちょっと画質がおつらいかな、という感想です。眼前大映しなのは楽し

          いま現在のOculus Questは夢のマシンではないという話

          京騒戯画を見よう

          (多少のネタバレとか、物語の展開を察せられるような文章になってはいるが許せ。あまり深堀りしないようにはしている) 永遠を否定するフィクション、ちょっと苦手なんですよね。 「いつか終わるからこそ刹那の輝きが美しい」という言葉は、もっともらしく共感を得やすい考えなのかもしれません。不死の命を持ったキャラクターは、ながい孤独と退屈と共にあり、厭世的で、死ねるものなら死にたいと思っている。そう描写されることが多いように感じています。 でもさあ、これさあ、すっぱいブドウじゃね?っ

          京騒戯画を見よう

          ソロでボードゲームをしてろ

          2020年春、世界は未曾有の脅威に襲われた。不要不急(とかいう便利な言葉にはちょっと思うところもあるが)の外出自粛を求められ、学校は休み、リモートワークの導入が促進され、大ひきこもり時代の幕が開けた。 誰も彼もが、自宅のみで完結する余暇の過ごし方を模索するようになった。なかでもインドア趣味代表として存在感を示しているのはテレビゲームだ。イタリア市長が放った「家でプレイステーションをしてろ!」という発言はまたたく間にインターネットの海を席巻した。 ここで別の提案をしたい。ボ

          ソロでボードゲームをしてろ

          えのぐ2周年ライブの話と、彼女たちと僕にとっての2019年

          去る2月16日、岩本町芸能社所属VRアイドル「えのぐ」の結成2周年ライブ「enogu 2nd Anniversary Live -Colors-」が有楽町のヒューリックホール東京にて行われました。昼と夜の二部公演でしたが、夜の部のほうはYouTube Liveでも無料生配信され、現在もアーカイブを閲覧することができます。 そう、無料で見れてしまうんですよ。2020年2月現在の最新のえのぐのライブパフォーマンスが。 でも気をつけてほしい。ぜんっぜん初見向けのライブじゃない。

          えのぐ2周年ライブの話と、彼女たちと僕にとっての2019年

          「日本アニメは世界の潮流から外れている 片渕須直監督が本気で心配する、その将来」を読んだよ

          おもったこと散発メモです。 ●日本アニメはジャパニメーションというジャンルのもと画一化されている、その具体的な点が語られないから「ジャンルという言葉を自論の都合のいい形にこねくり回してない?」と疑念を抱き、とはいえ「自分はオタク的視点を持つから細部で区別がついているだけで、ハタから見たら似たり寄ったり(人型ロボ全部ガンダム現象)」になっている可能性も否定はできないためハッキリ反論を持つこともできず、ただただモヤモヤが残る記事だった。 ●ただ、上記の"オタク的視点"に僕自身

          「日本アニメは世界の潮流から外れている 片渕須直監督が本気で心配する、その将来」を読んだよ

          Luppet Cafeにいってきたよ

          3月1日、日曜日。秋葉原にあたらしい形のカフェ&バーが開店しました。名はLuppet Cafe。 ざっくり説明すると、VTuber等の「バーチャルの肉体を持っている存在」がバーテンダーとして生身の人間を接客してくれるお店です。 VTuberとそのファンが、対面で、一対一でお話しするイベントは既に数多く開かれていますが、Luppet Cafeは常設の店舗運営がなされることが大きなポイントとなっています。その日限りの催しではないんですね。 もともと推しが関わっていることもあ

          Luppet Cafeにいってきたよ

          しんじょう君とちぃたん☆の"いま"

          今日、ふと、ちぃたん☆のことを思い出しました。 かつてインターネットを騒がせた話題。その後の経過についてはさっぱり耳に入ってこない、ってこと、よくあるじゃないですか。 上記記事に関しても、騒動が知られた当時の盛り上がりに比べるとなんともささやかな拡散具合で。そりゃあ今の今まで何も聞かずにいたわけだよ。 で、このnoteが一体なにかというと。これらの記事を発端にいろいろとインターネット・オーシャンを漁って回っていたらいつのまにか数時間が経過してしまっていて、ひとつのテキス

          しんじょう君とちぃたん☆の"いま"

          リアイベで直接お話できる機会が増えた昨今。VTuberではないがバーチャルの肉体を持っているリスナー側の人間、もっさいおっさん調のリアル肉体ではなくバーチャルの姿で対面したくない? したいよね? 模索すんべ、って記事を書きたい気持ちがある。(具体策浮かんでないので書ける予定ナシ)

          リアイベで直接お話できる機会が増えた昨今。VTuberではないがバーチャルの肉体を持っているリスナー側の人間、もっさいおっさん調のリアル肉体ではなくバーチャルの姿で対面したくない? したいよね? 模索すんべ、って記事を書きたい気持ちがある。(具体策浮かんでないので書ける予定ナシ)

          えのぐの「栞」MVがどれだけエモいかを書き残す回

          岩本町芸能社所属、VRアイドル「えのぐ」の新曲『栞』のMVが公式YouTubeチャンネルにて公開されました。 まあ、まずは見てくれ。 このMV、とにかくエモ(よくわからないまま使っている語)くて、ファンの身としてはあっさり泣かされるのですが、「"文脈"で感情を殴っている」要素が強いのかな、とも感じます。 文脈に重きを置くと、それを把握している既存ファンへはどこまでも強く強く響きます。反面、なにも知らない新規層・初見のひとびとは置いてけぼりをくらいます。 文脈がわからな

          えのぐの「栞」MVがどれだけエモいかを書き残す回

          ルサンチマンという言葉を正しく認識できているかわからない

          (別にゲーム業界にどうなってほしいとか物申したりしてるわけではないです。ただの日記です) トゥメリメリが好きです。 トゥメリメリが楽しそうにゲームしている姿を見るのが好きです。 今日、トゥメリメリがSEKIROの一週目をクリアしました。やったでおい。 彼女はゲームうまおである。以前にもCUPHEADや超魔界村、Getting over itといったいわゆる高難度ゲーのプレイ配信をおこなっている。 難しいゲームを攻略していく配信は楽しい。繰り返されるトライアンドエラー

          ルサンチマンという言葉を正しく認識できているかわからない

          VTuberを批判するということ

          最後にちゃぶ台返しがあります。ちゃぶ台を返すとわかっていて、でもちょっと時間をかけてまとめた文章なので誰かに読んでほしいという気持ちに従って公開します。もったいない精神です。 前フリ: 先日、TwitterのTLに流れてきたもの(1)

          VTuberを批判するということ

          【DAEMON X MACHINA】Twitterで見かけた有益情報

          みんなすごいね。ありがたく。 剥ぎ取り報酬グラフィティ

          【DAEMON X MACHINA】Twitterで見かけた有益情報