仔猫との根比べ
市内の某所で保護依頼がありました。
母猫と仔猫3匹。
生後1か月を超えたくらいでしょうか。
初日はちび猫ブチ兄ちゃんと黒猫の母猫があっさり入りました。
なので、きっと残りの猫も、直ぐに入るだろうと思ったら、
そこから5日間の戦いとなってしまいました。
猫たちはマンションのベランダの下でいわゆるピケハリ状態。
母猫は避妊手術をして、仔猫が確保されるまでは我が家のケージで待機いただく。
戻してしまうと、仔猫を連れてどこかにいなくなってしまうから。
先月の現場では母猫を戻してしまったため、捕獲できていなかった仔猫2匹はそのまま母猫と一緒にどこかに消えてしまいました。
こうした猫たちとの駆け引きが悩ましく、仔猫の大きさと天候とで判断し、そして自分を信じるしかないのです。
また捕獲機を仕掛け続けられる環境。これも重要なのです。
そんな人間の苦しさをよそに、3日目の昼にようやく姿を現す慎重さ。
毎晩、21時頃に捕獲機の中の餌を変えて、深夜0時に再チェック。
朝は依頼主の息子さんが餌を変えてくれて、とにかく見張る。
そしてやっとこ4日目の夜に黒猫ちゃん確保!
最後、5日目に黒白ハチワレ弟を確保!その流れで母猫もリターンできました。
こうした根比べはじわじわと私の体を蝕みます。
ずっと体が重い。
保護された仔猫たちはシャーシャーいいながらもケージの中でぐっすり寝ております。うらやま。
そして、私は、4日目の夜に恐ろしいものを見てしまったのです。
それは、華麗に塀の上を歩く、母猫とは違う、耳カットなしのメスの黒猫の姿を!😭
ここで見過ごしたら、元の木阿弥。
来月に頑張ろうと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?