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【どう考えても異常な骨伝導イヤホンマニュアル】骨伝導イヤホンと通常イヤホンを同時に装備すると言う運用

骨伝導イヤホンって耳の穴が空く。
ということは、イヤホン差し込む穴があるね?

どーも、青山キリカです。

突然ですが、僕、骨伝導イヤホンの超ヘビーユーザー。みなさんは骨伝導イヤホンって使ったことあります?

骨伝導イヤホンは耳を塞がず、極めて大雑把に言うとメガネのように耳の上にかけることで音楽が聴けると言う代物だ。

音質は同じ金額帯のイヤホンと比べると明確に劣るが、耳を直接塞がないと言うことに強いメリットがあるので紹介する。

Shokz OpenRun Pro

骨伝導イヤホンは耳を塞がないため、

  • 料理中でも安全に使える

  • インターホンが鳴っても気づくことが可能

  • 周りの音を聞けると言う観点からランニングにも最適

  • 耳を塞がないため圧迫感がなく、聴き疲れしない

と言うメリットがある。
耳元で聞いていると言う感覚が少なく、部屋にスピーカーがある?と感じるような感覚なのでとにかく疲れにくい。

逆に弱点は

  • 音漏れする。電車などで使うのは正直おすすめしない

  • 耳を塞がないため、特に低音が抜けてしまうため音質が悪い

  • 格安モデルは本当に音が悪い

と言う点だろう。

僕が使っているのはSHOKZ OpenRun Proという、まぁぶっちゃけ「骨伝導イヤホンの中で最強」と言えるモデル。2万円程度するため、人によっては「メインのイヤホンより高額じゃん」となる方もいるかもしれない。OpenRun Proは、本来骨伝導イヤホンが苦手とする重低音にも長けているため、音楽のリスニングにも向いてる。

僕は一人暮らしかつ騒音が多い環境で暮らしているため、何かしら音を流しておかないとストレスが溜まる。音楽を聴くときはメインイヤホンを使うが、Youtubeで映像を垂れ流すこともある。人の声はあまり音質が良くなくても良いため、聴き疲れなく長時間ラジオとして聴くと言う用途には骨伝導ヘッドホンは非常に長けている。

さて、ここからがちょっと変な使い方の話。

みなさんはSplatoonをご存知だろうか?

知らない人はいないと思うが、Nintendo Switchのオンラインゲームだ。僕はこれを友達と一緒にプレイする場面が多い。

このとき、

  • Discordでの通話音声

  • Splatoonのゲーム音

の両方を聞く必要がある。

単純なPCゲームであれば、ゲームも通話もPCで実行することでイヤホン一つでそれができるのだが、Nintendo SwitchにはDiscord通話機能がない。

人によってはオーディオミキサーなどを用い、通話音とゲーム音声を混ぜ混ぜするのであろうが、それはお金もかかるし、そのためだけにその資材を購入する余裕もない。

前振りが長くなったが、ここで今回の本題に到達する。

  • 骨伝導イヤホンをスマホに繋ぎ、Discordの音声を流す

  • 有線イヤホンをNintendo Switchに繋ぎ、空いた耳の穴にイヤホンを突っ込む

と言う運用をすると、通話音もゲーム音も聞こえる。

片方だけスピーカーで流す方法ではマイクがその音声を拾ってしまうこともあるが、この方法であればそうもなりにくい。イヤホンを片耳ずつにする方法と異なり、ゲーム音を疎かにすることもない。

明確なデメリットもあり、骨伝導イヤホンの音は耳の穴を塞ぐと音質が激烈に落ちる。「耳の穴から抜けていく音がある」と言う前提で音のバランスが組まれているが、それがこもってしまう訳だから想定の音と異なってします。だが、この運用はあくまで骨伝導で聞くものは通話の声だけなので、音質は大体で構わない。

もう一個のデメリットは、見た目が致命的にダサい。人前でやるものではない。

この方法を使うと、「ピアノをイヤホンで聴きながら、Youtubeの参考動画を骨伝導イヤホンで流す」みたいなこともできちゃうので色々融通がきく。

お金に余裕があればミキサーを買えばいいが、骨伝導イヤホンだけ持っているニッチな人にはこう言うアプローチもあるよ、と言うネタとして展開しておく。

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