自己紹介と、noteを始めたきっかけ(その1)
『異空 -IZORA-』 再会
自己紹介
私がnoteで何かを書きたい、と思ったきっかけと、簡単な自己紹介を記しておきたい。みてくださる方がいたら幸いである。
千葉生まれの大阪在住、A型でほんの少し潔癖のどこにでもいる日本人。
33才の春、なんとなく海外に住んでみたくなり会社を辞めて台湾に留学、約1年半台北で暮らしていたので、小学生程度の中国語が出来る。ほぼ流しの事務員。
私は昔から情報に疎く、いろいろと知るのが遅い。
夫や友人にこれ良いよね、と言うと今更?と言われることが多い。
だから人生後半戦は出来るかぎり、好きなもの、愛するものを見ていたい。それに関することで多くの時間を費やそうと思うようになった。
これまでと、これからの愛するものをここに記録し、もしもうまく転がって同じものを好きな誰かと共有できれば、この上なくうれしい。
そう思ってnoteを始めた。
どなたかの目に留まれば、なおのこと幸せだ。
運命めいた再会
4月になると、世間一般では4月末~5月初旬にかけての「ゴールデンウイーク」というひとまとまりの休暇に向けて胸を躍らせ、旅の予定などを立てはじめる方も少なくないだろう。
まだ春とはいえ関西では汗ばむ日もある4月初旬のある日、自宅リビングでスマホと相談しながら、YouTubeを話し相手にせっせと折り紙で何か複雑なキャラクターを折る息子の背中を眺めていた。小学2年生になる息子はこのところ折紙にはまっており、YouTubeで折紙指南動画を見ることが多い。
熱中すると生活に支障が出るほどになる小2男子。YouTubeで変なものを観たりもしないように、と閲覧履歴やお勧め動画をちらりと確認していた。
その時。
お勧め動画に突如、懐かしい文字が。
「B-T」…?「BUCK-TICK」。って何だっけな。確か中学の時にヤンキーな友人が聴いていたような?
6つ上の兄が夢中になっていたような??
息子からリモコンを拝借して動画を再生してみる。
最初は「GO-GO B-T TRAIN」だった。
妖しい歌声、躍るギターフレーズと弾く人、ドラムの髪がまさかの、立っている。私が厨二病だったあの時から何年経ってる?嘘だろ、と思った。今もこんなぶっ飛んだ曲を出してる。
ボーカルはそう、櫻井敦司。躍るギタリストは頬にB-Tとある今井寿。もう一人、ヒデこと星野英彦。ドラムはアニィことヤガミトール。その弟はベースのユータこと樋口豊。メンバー全員の顔と名前を思い出した頃には、食い入る様に動画をみていた。
今年一番の衝撃だった。誰も欠けても代わってもいないのだ。35年も経っているのに。こんなことを言ってはあれだが、ロックバンドなのに。
続けざまに動画を再生する。音楽と映像に併せて、脳の裏の方へ追いやった記憶が呼び覚まされる。
そうして私は、4月も終わりのある日に、
ひとつの再開を果たした。
その2へ続く。