(9)シャクナゲ
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このシリーズは散歩中に見た300種くらいの植物を紹介していくシリーズです。
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ツツジ科ツツジ属
久しぶりにシャクナゲを見た。私が住んでいる近辺では植えてある所が少ない。
派手で大きな花に特徴があり、花木の女王と言われる。花の色は白あるいは赤系統が多いが、黄色の場合もある。
シャクナゲは葉にロードトキシンことグラヤノトキシンなどの痙攣毒を含む有毒植物である。摂取すると吐き気や下痢、呼吸困難を引き起こすことがある。
遠野物語の中で天狗が人間と親しくして話し、短時間で六角牛山(ろっこうしさん)のシャクナゲを持ってきて見せたという話が残っている。