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(24)セイタカアワダチソウ
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このシリーズは散歩中に見た300種くらいの植物を紹介していくシリーズです。
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セイタカアワダチソウ
キク科アキノキリンソウ属
北米原産の植物は
明治末期、鑑賞用として持ち込まれた が、北米では蜜源(蜂蜜を取る)植物としても使われているそうだが、その蜂蜜は香りに癖があり、
日本では二級品になってしまうという。
それでも一時期、
日本では爆発的に増えた。
多くの空き地で
ススキなどの在来の植物が消え
セイタカアワダチソウ一色になったほどだった。
しかし、現在は
そのような勢いは衰え、
競合していたススキとも共存するようになった。
なぜ、どうしてそうなったのか?
それは
大繁殖の結果、
彼らセイタカアワダチソウが単独で繁殖するための土壌は栄養バランスを崩したことがおおきい。
そして、狭い範囲で繁殖するしかなくった彼らは
容易に想像できるのだが、土地を奪い合う同士討ちをするような状況になった。
これらが原因ではないかと言われている。
セイタカアワダチソウが、日本のススキを脅かしたが
今度は日本のススキが北米に進出した。
侵略的外来生物に指定されるほど繁殖していて
駆除対象になっているのだが
どうなっていくのか気になるところである。
ナレーション台本化協力 人外薙魔様
Special Thanks!
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